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アーサー王物語について

私はトマス・ブルフィンチ著「中世騎士物語」を読んで疑問に思ったのですが、なぜアーサー王は、王妃ギネヴィアとランスロットの関係について、アグラヴェインから聞かされるまで知らなかったのでしょう? アーサー王の父違いの姉もかなり前から知っていたし、宮廷でもすいぶんと噂になっていたようなのに… ここで事件が起きます 最初、王はアグラヴェインの告発を信じませんでした そこでトラブルメーカー兄弟・アグラヴェインとモウドレッドは不倫の証拠を押さえようとしますが、罠に気付いたランスロットは逃げます 反逆罪で死刑になる王妃を救おうとして、ランスロットは王や多くの円卓の騎士と戦争する事になります その後モウドレッドが王権を狙ってアーサー王に対して戦を起こした時、↑の様な戦争状態だったため、王の軍は押され、ついに王は殺されてしまいます もちろん不倫はいけない事です でも、多くの無関係な人を巻き込んだ大戦争に発展する前に、また王はモウドレッドに殺される程疲弊する前に、当事者の3人で話しあって和解もしくは2人を処刑して早々に事件が解決出来たのでは?と不思議に思うワケです そのためにはやはり、第三者から告げ口される前に王が不倫の事実を知っておく事が重要です 周りの人があんだけ気付いて噂しているのに、浮気とか不倫とかって普通気付くモンじゃないのでしょうか? てゆーか、伝説の名作をこんな現代チックな方向にもってきたらダメですかね笑 よろしければ回答お願いします

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  • izumi044
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回答No.2

こんにちは。 No.1さんのような時代考証は出来ませんが。一つの考えとして書かせていただきますね。 アーサー王物語は、以前、児童書で読みました。そのあとがきには、この時代の騎士の間では道々ならぬ恋が流行っていたのだとありました。相手の身分が高い人であればあるほど、プラトニックであればなおさら、苦しい恋に身をやつしている姿がカッコいいとされていたようです。苦しい恋心を秘めながら、ただ黙って見守るという恋をかなりの方がしていたようです。 同類あい憐れむの精神で、公然の秘密としてアーサー王の耳には入らないようにしていたのかもしれませんね。 微力な情報でしかありませんが、何かのヒントになれば幸いです。

noname#84742
質問者

お礼

回答ありがとうございました なるほど…武士の情けもとい、騎士の情けというヤツですか笑 とても参考になりました

その他の回答 (1)

  • harepanda
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回答No.1

アーサー王伝説は、一応、現実に存在した可能性のある人物を描いたものでありますが、限りなく架空性が高いので、物語作者によっては、アーサーが王妃の不倫に気がつかないというストーリーを考えても、おかしくは無いでしょう。 マジレスしますと、アーサー王伝説はローマによりイギリスが支配されていた時代を背景としております。ローマ時代には、暗黒時代とまで言われる中世より、よほど女性の社会進出とセックスの自由化が進んでおります。しかも、当時の王は軍人ですから、王妃を城に残したまま、そこらじゅうを移動していた傾向があります。中世ともなると、今度は国王が国中を移動して周り、裁判を開いたり、民に向かってその権威を誇示したりするという状況が生まれてきます。 この状況を考慮するかぎり、王が妃の不倫に気がつかない程度のことなど、まったくおかしなことではないと思います。 ちなみにローマはギリシャより多くの習慣を取り入れていますが、ギリシャで人々に一番人気があったのは、バッカス祭です。バッカスとは酒の神様ですが、バッカス祭とは、ようは全員で酒に酔いフリーセックスをくりひろげるという、はちゃめちゃな祭りです。

noname#84742
質問者

お礼

回答ありがとうございました とてもお詳しいんですね せっくすがふりーだむなんですか…////笑 知らなかったです…

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