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近似式の公式・なぜxでなく|x|なのか?
近似式の公式が |x|が十分に小さいとき f(x)≒f(0)+f´(0)x とありました。なぜ|x|が十分に小さいときでないといけないのでしょうか? 0.0000001も-0.0000001も同じくらい小さいのだから |x|でなく「xが十分に小さいとき」でもいいのではないでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
「 |x| が充分小さいとき」というのは」、「x = 0 の近傍において」という意味であって、「xが小さいとき」とは意味が全くことなります。 多分、質問者さんは、|x| が「小さい」という表現でちょっと混乱しちゃっただけでしょう。「|x|が充分小さい」は「xが0近傍」と同意ですが、単に「xが充分小さい」と言ってしまうと、xの値は-∞を考慮したものになってしまいますので、その絶対値|x|は逆に非常に大きな値の場合を想定することになります。暗黙の了解で・・・は少々乱暴に過ぎるでしょう。 ちなみに、近似式の公式は、 x = a の近傍において(即ち |x-a| が充分小さいとき) f(x)≒ f(a) + f '(a) (x - a) というように f(x) の値を線形近似できるということであって、微分可能であることは勿論のことですが、x = a の近傍でしか成立しないことが重要です。質問者さんの例では、a = 0 の場合の式を挙げられているわけで、単に「x が小さい」ではなくて、x が x = 0 の近傍において(x=0 との距離が充分小さい)という意味で |x-0| ( = |x| ) が充分小さい、ということが重要となりますね。そういう意味を重視すると言う点において、絶対値の記号を外そうとするのは、あまり良い試みではないと思います。
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- tono-todo
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あなたまじめに質問してます。 絶対値が小さいから・・であってそれ以上の説明はありません。 -100は0.01より小さいです。 -10000はもっと小さいです。 -1000000はもっともっと小さいです。 これが回答
お礼
ご回答ありがとうございます。 >絶対値が小さいから・・であってそれ以上の説明はありません。 それが難しく思われるのです。
- sanori
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こんにちは。 たとえば、 「xが1より十分小さいとき、(1+x)^n ≒ 1+nx」 とか (同じことですが) 「x≪1 のとき、(1+x)^n ≒ 1+nx」 というような書き方はします。 このようなとき、xが絶対値が非常に大きい負の数を指すものではない、という暗黙の了解があるわけです。 ですから、 「なぜ|x|が十分に小さいときでないといけないのでしょうか?」 という疑問を持つことは、もっともだと思います。 しかし、まー、 「|x|が十分小さい」と書いておけば紛れがないわけで、 この書き方がまずいと主張する意味はないとも思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >このようなとき、xが絶対値が非常に大きい負の数を指すものではない、という暗黙の了解があるわけです。 ここらへんは結構、数学らしくなくアバウトですよね。もともと「十分小さいとき」というのも人によって違いますからね。 >「|x|が十分小さい」と書いておけば紛れがないわけで、 たしかに教科書にもこう書いてあるので、これに従ったほうがよいですね。
- himajin100000
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-153 < -0.0000001 -153は-0.0000001よりも小さいです
お礼
ご回答ありがとうございます。 基準が違えば、小さい、大きいの言い方も変わるということでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 >「 |x| が充分小さいとき」というのは」、「x = 0 の近傍において」という意味であって、「xが小さいとき」とは意味が全くことなります。 |x|はx=0の傍らという意味ですか・・・。言われてみればそうですよね。xが小さいだったら、何に対してかわかりませんし負の数を想像してしまう人もいる(私は数の大きさが小さいほうだと思いましたが)。絶対値記号をつけることによってx=0を基準にしており、さらにx=0からの距離について小さい大きいと言っている、この公式はそれを暗示していたということですね。ようやく絶対値記号の理由がわかりました。ありがとうございます。