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haveについて

これって使役構文ですか。 単なるhave構文ですか。 訳し方がピンときません。 (1) He had his arm around her neck.   (彼女の首に手を回した)    例えば、He had his arm is around her neck.    なら理解出来るのですが、どの様に解釈すればよいか    イメージをアドバイス下さい。    又、この構文は文法的に存在しますか。    宜しくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.3

はじめまして。 ご質問1: <これって使役構文ですか。> いいえ。ご質問文のhaveは使役動詞ではありません。 ご質問2: <単なるhave構文ですか。> have構文という言い方はありません。 1.このhaveは使役ではなく、「状態の維持」を表す用法です。 2.他動詞なので目的語Oをとって、「Oを~の状態にしておく」「Oを~の状態にさせる」という意味になります。 3.目的語Oの後には、補語(形容詞・過去分詞など)、現在分詞、副詞などが後続します。 (1)「目的語+補語」: I have my room clean. (直訳)「部屋をきれいな状態にしておく」 →(意訳)「部屋をきれいにしておく」 (2)「目的語+現在分詞」: I have you smoking. (直訳)「煙草を吸っていてもらう」 →(意訳)「喫煙させておく」 これは「状態の維持」であって、「使役」とは異なります。 (3)「目的語+副詞」: I have it back to you. (直訳)「それがあなたに返る状態にする」 →(意訳)「それをあなたに返す」 4.(2)のhaveの使い方は「使役」の用法ではないので、区別して下さい。 例: 「使役」の用法は、現在分詞ではなく原形不定詞(動詞原形)がきて、意味も「主語が、目的語に~(意志を持って)させる」という使役の意味になります。 例: I have you smoke. 「煙草を吸わせる」 5.ご質問文は、上記の(3)の「have+目的語+副詞」の用法にあたります。文法的に分解すると以下のようになります。 he:主語「彼は」 had:他動詞「~の状態にした」 his arm:目的語「彼の腕を」 around her neck:場所を表す副詞「彼女の首のまわりに(回して)」 6.以上から、訳出は以下のような流れになります。 (直訳)「彼は、彼の腕を、彼女の首のまわりに回した、状態にした」 →(意訳)「彼は、彼女の首に腕を回した」 となります。 ご質問3: <He had his arm is around her neck.なら理解出来るのですが、> この英文はあり得ません。理由は以下の通りです。 1.isがあることから、その主語はhis arm、その修飾語はaround her neckとなり、この部分だけで「彼の腕は彼女の首の周りにある」という文になります。 2.ここで文が完成しているので、前置されたhe hadが浮いてしまうのです。 3.haveはここでは他動詞ですから、目的語がなくてはいけませんが、目的語と思われるhis armという名詞句は、isの主語になりますから、目的語の役割を兼ねることはできません。 4.従って、he hadが浮いてしまって、意味をなさない、という理由で、この英文は間違いになります。 以上ご参考までに。

ayutaku2006
質問者

お礼

的確で、分かりやすい説明ありがとうございます。 スッキリしました。

その他の回答 (2)

回答No.2

使役とは,主語になりかわって,目的語であるものに「させる」とか,「してもらう」ということですので,厳密には使役ではありません。 SVOC には近いもので,「~の状態で持っている」という感じでしょう。 with O C の感覚で,with him arm around her neck と言えます。 with は前置詞であり,「腕を彼女の首に回した状態で」という意味しかなく,別に動詞が必要になりますが, with の代わりに have という動詞にすれば, そのまま文ができあがります。 have の代わりに put にしてもほぼ同じ内容になりますが, have だと,あくまでも「腕」はそのひとの体の一部として存在しているという感じが強くなると思います。 He had his arm is around her neck. についてですが, his arm is around her neck の部分は正しい文です。 これを have の後にはもってこれません。 have (that) SV というのはあり得ません。 SVOC というのは,O と C の間に O = C の関係があり, O is C という関係が生じますが, 動詞によっては現実に that SV と続けることはできません。 I think him honest. I think (that) he is honest. のように think であれば OK です。

ayutaku2006
質問者

お礼

参考になりました。

ayutaku2006
質問者

補足

回答ありがとうございます。 >SVOC には近いもので,「~の状態で持っている」という感じでしょう。 これについて、もう少し研究したいのですが、 何か参考になるサイト等があれば教えて頂きたく思います。

  • petitchat
  • ベストアンサー率40% (313/767)
回答No.1

>この構文は文法的に存在しますか。 はい 存在します。 これは S have O (場所/方向の)副詞(句) の形で 「S が O を・・・に動かす / 持って行く」 の意味です。 分類としては「させる」なので使役構文の一種かもしれません。 (すみません。私は 喋りの方の専門家で文法解説は苦手なのです) 例えば I had a tree down. 「私は木を切り倒した」 I have my tooth out. 「歯を抜いてもらう」 というように 後ろの副詞が前の目的語の状態を示します。 つまり He had his arm around her neck. は around her neck が副詞句なので 「彼の腕が」「彼女の首の周り」にある状態を示しています。 故に 訳は 「彼は彼女の首に腕/手をまわした」 となります。 >例えば、He had his arm is around her neck. 因みにこちらは私には意味不明です。こういう文は存在しません。 ご参考までに。

ayutaku2006
質問者

お礼

参考になりました。

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