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証明問題
g(x+y)=g(x)+g(y) (x,y≧0) を満たす関数について、g(x)の定積分を f(x)=∫[0→x]g(u)du としたときに、 f(x+y)-f(y)=f(x)+xg(y) を満たすことを証明したいのですが、色々考えてみても 分かりませんでした。最終的にg(x)を求めよ、という問題の形式なので g(x)が一次関数であると決め付けて解くのはいけないようですが、 どのような解法があるでしょうか?
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>g(x+y)=g(x)+g(y) (x,y≧0) を満たす関数について、g(x)の定積分を >f(x)=∫[0→x]g(u)du としたとき .... f(x+y)=∫<0→(x+y)> g(u)du = ∫<0→y> g(u)du + ∫<y→(y+x)> g(u)du と分割してみよう。 右辺の初項は f(y)。 後の項は w = u-y として、 ∫<y→(y+x)> g(u)du = ∫<0→x> g(w+y)dw 前提により、g(w+x) = g(w)+g(x) を満たすから、 ∫<0→x> g(w+x)dw = f(x) + xf(y)
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- kabaokaba
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gが微分可能なのはどうして? 質問文からは「積分可能」くらいしか読み取れません. #単に条件が落ちてるだけ? 具体例は忘れたけども,少なくともg(x+y)=g(x)+g(y)を満たしている 微分不可能な関数は存在したと思う
お礼
確かに、問題文では積分の存在を仮定する、とは述べていますが、 微分については何も触れられていません。 g(x+y)=g(x)+g(y)を満たしている微分不可能な関数 というのは興味深いですね。 ありがとうございました。
- take_5
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g(0)=0であるから、g(x+h)-g(x)=g(h)-g(0) において、h→0として両辺の極限値をとると、微分の定義( lim[h→0]{f(x+h)-(x)}/h=f'(x))を使って、g´(x)=g´(0)=aであるから、g(0)=0よりg(x)=ax (aは定数)。 以下は、出来るでしょう。
お礼
そのような考え方もあるのですね。 参考になりました。 ありがとうございました。
- take_5
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最初から最後まで、微分の定義に立ち返れば良い。 そうすれば、 >g(x)が一次関数であると決め付けて解くのはいけないようですが、 決め付けなくても、証明できる。
補足
微分の定義というのは lim[h→0]{f(x+h)-f(x)}/h=f'(x) というものでしょうか。それとも f(x)=∫[0→x]g(u)du のとき、 f'(x)=g(x) が成り立つというものでしょうか。 もう少しヒントを教えていただけると有難いです。
お礼
f(x+y)=∫<0→(x+y)> g(u)du = ∫<0→y> g(u)du + ∫<y→(y+x)> g(u)du この分割は試していたのですが、変数変換すれば良かったのですね。 よく理解できました。 ありがとうございました。