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教えてください。
母親から、男の子が欲しかったのに女の子でがっかりしたと言われ続けて育った女(私です)は、自分が生んだ男の子を無意識に憎んだり嫉妬したりするでしょうか? 息子(33才)と上手く行かず、真剣に悩んでいます。
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文面からだけでは何とも言えませんが、ご質問内容の範囲に限って言えば、息子さんとうまくいっていないことと、SOS-SOSさんが女の子でがっかりしたと言われ続けてきたことに直接的な関連性はないように思います。 むしろ、#2さんへのお礼で述べられている、 「>元夫によるDVで鬱になったり、イライラして子どもに当たったことあり、一度息子に「お前なんか死んでしまえ」と言ったことがあります。何度も謝ってきましたが、許してもらえません。」 ということのほうが関連性が深いのだと思われます。 「お前なんか死んでしまえ」とか、「どっか行ってしまえ」とかいう言葉はそう珍しくはありません。 ただ、通常は、その傷を補う手当てが後日なされるものですが、それが無かったか、あるいは不十分と息子さんはお感じになっている、ということでしょう。 食事や着替えや風呂などは最低限の義務ですが、精神的なネグレクト(放棄)があったと、息子さんは感じているのだと思います。 しかし、このようなことが判明したということは、むしろ喜ぶべきことです。 そのような非常に重い気持ちを一生秘めたまま、あなたに打ち明けることさえしなかったとしたら、そちらのほうがSOS-SOSさんにとって辛いことではありませんか ? >幼児の頃からの対応に思い当たることがあるような気もするし、 どこの家庭にもあることのような気もします。 :とおっしゃるのはそのとおりなんでしょうね。 ただ、キャパシティ(許容量)が個人個人で違うために、似たような状況であっても、その受け止め方は様々、ということになるでしょう。 「お前なんか死んでしまえ」という言葉は、お認めになっているように精神的な虐待であったと言えます。 無論、DVという異常な抑圧を受けたことが要因の大半を占めていると私は思いますし、SOS-SOSさんだけの責任に帰することは客観的に考えても無理があります。 また、長くなるので詳しくは述べませんが、ご両親から受けた精神的虐待(と言っていいでしょう)が遠因として作用したことも事実でしょう。 全てがあなた【だけ】の責任ではありません。 ですから、理不尽な不満をぶつけられている、と感じた部分に対してはきちんと反論することが大事です。 「私はあれで精一杯だった」「私だけが悪いんじゃない」 何でもいいでしょう。 禁句は「親なんだから」「息子なんだから」という建前論です。 あくまで一個の独立した人間として、論理的に対峙することです。 言いたいことはどんどん言っていいのです。 腫れ物扱いしてしまいがちですが、十分ご留意ください。 とはいえ、 (幼時の記憶に基づく)不満をSOS-SOSさんにぶちまけることは、彼が救われる第一歩を歩みだしたということです。 なぜかというと、当時の彼は、自らにもたらされる抑圧を防ぐ術を持たない全く無防備な存在であったし、それを救うも見捨てるも、あるいはさらに塩をすり込むも、全て最も身近なSOS-SOSさん以外に選択肢は無かったからです。 その時、こういうことがあって辛かったんだよ、とSOS-SOSさんに伝えることが彼にとっては非常に重要なことなのです。 単なる感情論ではなく、おそらくカウンセリングでもそのことは指摘されているのではないかと推測します。 SOS-SOSさんという当事者にそのことを伝えることによって、彼は当時、SOS-SOSさんから受けた抑圧の『お返し』をしているのです。 このお返しができないと、受けた抑圧は彼の内面深く停滞したままになり、いつか全く他の人、たとえば彼の奥さんになる人、あるいは彼の子供さんなどに対して噴出すことになります。 人間の心理というのは物理的現象と類似しており、その本質は非常に単純なものです。 抑えつけられた風船は破裂しないように内部のガスを抜く必要があります。 吐き出し口は、ガスを注入した人に向けられますし、それが最も正当な方法です。 正面から受け止めてあげてください。 いつかはガスも抜け切るでしょう。 では、正面から受け止める、とは何か。 言いなりになることではありませんよ。 聞くところは聞く。 そして、その時ご自分が気づかなかったことを知る。 それに対しての素直な気持ちを伝える。 喧嘩腰になることを怖れてはいけません。 一個の人間として本音で対峙してあげること。 これが最も肝要な点です。
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- ruehas
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こんにちは。 質問者さんがご自分の過去に拘っている限りこの問題は解決されないと思います。 我々が成すべきことは、それは現在が過去の間違った結果であるという評価を下すことではなく、過去の体験を基に自分の未来を選択するということです。このためには、まず現在の自分をきちんと受け入れる必要があります。 その問題の原因が過去にあるとしましても、今から自分の人生を変更することは絶対にできません。従いまして、それを過去のせいだと考えている限り質問者さんはご自分の人生を受け入れることができません。そして、このままの状態では未来に現れる結果の全てが自分の過去の失敗作ということになってしまいます。これでは堂々巡りです。 では、まず質問者さんが拘っているのはご自分の過去でありますから、無意識の内に息子さんを憎んでいたということは絶対にあり得ないわけです。 これと全く同様に、息子さんはその原因を過去のせいにして自分の人生を受け入れることができません。このため、自分の親である質問者さんを受け入れることができないわけです。従いまして、息子さんが悔やんでいるのは自分の過去であり、質問者さんを憎んでいるわけではありません。これで辻褄が合いますよね。 問題の解決手段はここにありますから、専門のカウンセラーがこのような状況で「ネグレクト」などという言葉を使うというのはちょっと考えられません。ですから、そこには恐らく何らかの誤解が発生していると思います。 女の子など欲しくなかったと言われて、質問者さんはどんなに辛い思いをなさったことでしょうか。では、質問者さんが息子さんに謝ったということは、それは、あなたは私の失敗作なのだと宣告しているようなものです。現在が過去の失敗作だということは、これは即ち質問さんは息子さんの人生を否定しているということです。この状態では、果たして現在の質問者さんには息子さんを受け入れてあげることはできません。従いまして、質問者さんがご自分の過去に対する拘りを捨て去らない限りこの問題を解決することはできないわけです。 息子さんの問題は息子さん自身が解決することです。では、質問者さんがおやりにならなければならないのは息子さんを心から信頼することです。 恐らく、先方のカウンセラーは息子さんに質問者さんを受け入れる努力をするよう指導すると思います。ですが、やがて事態が進展し始めたとしましても、質問者さんはそこで息子さんが立ち直ると考えてはいけません。それは息子さんが立ち直るのではなく、ここで質問者さんの人生は間違っていなかったと証明されるということです。 宜しいでしょうか、質問者さんの人生は決して間違ってはいませんから、息子さんは必ずやこの問題を自分の力で解決します。息子さんを信頼するということはこういうことです。 この問題はお互いがお互いを信頼することによって解決されます。では、これができなければ質問者さんは息子さんを受け入れたことにはなりません。謝るならば、これまで息子さんを信頼してあげなかったことにご自分の心の中で謝って下さい。息子さんのいる方向に向かって「ごめんなさい」と言ってもいいです。息子さんに謝る必要はありません。ただ心の底から信頼できれば良いのです。そして、「女の子でごめんなさい」、この際、質問者さんのご両親も許しちゃって下さい。 救われなければならないのは、それは長い間苦しみ続けた質問者さんの心です。まず過去の拘りを捨て、息子さんを心から信頼して下さい。未来は必ず好転します。 質問者さんの年齢になりますと、もはやアドバイスを差し上げられるほど人生経験の豊富なひとはそんなにはいません。この回答は、あるカウンセラーの事例を参考に書いたものです。そして、何処の家庭にもあると仰いますように、恐らくこの事例は日本全国の母親に少なからず当てはまります。自分の子供を心から信頼するというのは、母親にとってそれほど容易いことではないんです。 質問者さんご自身の整理にもそれなりの時間が掛かると思います。お辛いでしょうが、ここは心を強く持ってしっかりと踏ん張って下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 今の私には思ってもみない考え方でした。 >質問者さんの人生は決して間違ってはいませんから、息子さんは必ずやこの問題を自分の力で解決します。息子さんを信頼するということはこういうことです この言葉を信じてがんばります。 温かで、力強いアドヴァイスをありがとうございます。
- yuusyo
- ベストアンサー率73% (119/162)
No1ですが、電話にも滅多に出なくて(全く出ないわけではない) 寂しいのが悩みなのでしょうか? 遠くに離れていて心配であれば、 顔を見に行けば安心できるのではと思います。
お礼
説明不足ですみません。 いま、息子はカウンセリングに通っているのですが、 ネグレクトとだったと 先日電話が何年ぶりかにあって言われました。 食事を与えなかったり、着替えをさせなかったり、お風呂に入れなかったりしたことはありません。 元夫によるDVで鬱になったり、イライラして子どもに当たったことあり、一度息子に「お前なんか死んでしまえ」と言ったことがあります。何度も謝ってきましたが、許してもらえません。 憎まれても、恨まれても仕方ないことですが。
- yuusyo
- ベストアンサー率73% (119/162)
うまくいかないことを、こまかく一つ一つ分析し、 整理してみてはどうですか? その上で、トラウマのせいで、うまくいかないと思うなら、 心理カウンセリングを受けられたらいかがですか? 息子(33才)に子供のように干渉できないのが原因と思いますが。
お礼
回答ありがとうございます。 幼児の頃からの対応に思い当たることがあるような気もするし、 どこの家庭にもあることのような気もします。 18歳から息子は遠方で暮らしていて、 電話にも滅多に出ず。部屋を借りるときに保証人になってくれと頼むときだけ連絡してくるような関係で過干渉は考えられません。 ちなみにDV、元夫による暴力のある家庭でした。
お礼
親身な回答をありがとうございました。 >通常は、その傷を補う手当てが後日なされるものですが、それが無かったか、あるいは不十分と息子さんはお感じになっている、ということでしょう。 これはなかったと思います。その当時の私は(今も少し)異常な精神状態でした。 >SOS-SOSさんという当事者にそのことを伝えることによって、彼は当時、SOS-SOSさんから受けた抑圧の『お返し』をしているのです。 「こうやって自分に返ってくるんだ!」と息子も言っていました。 >正面から受け止めてあげてください。 いつかはガスも抜け切るでしょう。 はい。今度彼から何か言ってきたらそう心がけます。 >喧嘩腰になることを怖れてはいけません。 一個の人間として本音で対峙してあげること。 これが最も肝要な点です。 よく心に留めておきます。 言いなりになりがちですので。 ありがとうございました。