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複素解析(最大値の原理?)

複素解析 f(z)をn次多項式とするとき曲線 C={z;|f(z)|=k} の連結成分は高々n個であることを示せ。という問題がわかりません。多分最大値の原理とかの話だと思うのですが。お願いします。

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  • kabaokaba
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回答No.1

なかなか反応がつかないので。。。 >多分最大値の原理とかの話だと思うのですが。お願いします。 どうして最大値の原理だと思うのですか? そこがポイントだと思うのです. で・・・ あなたのうけてる講義とかで使ってる教科書とかに 何かでてませんか? 先生に聞いてみたりしました? あなたの予備知識が不明なのですが, これは代数学の基本定理とルーシェの定理(から導出される定理群)の 合わせ技じゃないかな. まじめに証明しようとするとしんどいかもしれません. アウトラインは書けるけど,素で厳密に書けといわれると かけません(^^;; 直観的にはこの事実は「当たり前」です. 正則関数fと複素数w0に対して f(z)-w0がz0をk位の零点として持つ場合, w0からちょっとでもずれた値w1をとると f(z)-w1はz0の近傍でk個の1位の零点をもつのです. つまり「k位の零点」が「ばらばら」になるのです. ということは,fがn次多項式の場合, 最大でもn個の解しかないわけで,仮に |f(z)|=k,つまり,f(z)=ke^{iθ}が重解をもってても, ちょっとでもずらす(この場合,θをずらす)と ばらばらに分かれるのです. どうあがいてもn個以上にはばらばらに分かれません. 幾何的にはn次多項式は,n重の分岐被覆を持つことという ように表現されます.「アールフォルスの教科書」とか 複素解析幾何の本,たとえば「グリフィス・ハリス」とか, 複素代数幾何の本, たとえば「堀川さんの本」とか「小平・スペンサー」とか 「岩波基礎数学の小平本シリーズ」とか そのあたりを物色するとヒントがあるかもしれません.

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