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分かりません。
「いろいろな光源からは決まった波長の光しか放出されない」ということは、原子の構造と光の放出の機構によるのですが、そのことについて教えてください。
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原子核の回りに電子がぐるぐる回っているのですが、 その軌道には条件があり、電子は好き勝手な軌道で 原子核の周りを回れません。 電子はエネルギーを失って、原子核の方向に 落ちて行くことがあるのですが、軌道の条件 から、徐々にではなく、上の軌道からその下の 軌道にストーンと一気に落ちてしまいます。 このとき電子は電磁波の形でエネルギーを 放出するのですが、この電磁波が人間の 目に見える波長(つまり可視光線)だと、 光として目に見えるのです。 このように放出される光は、物質中の 電子の軌道によって決まり、その軌道は 元素、化合物によりそれぞれ違いますが、 軌道が同じなら(つまり同じ化合物とかなら) 条件さえ揃えてやれば決まった波長の 光しか出てきません。
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- First_Noel
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分光屋です. 元素原子や分子では,これこれの+電荷の周囲にこれこれの-電荷が分布していますが, この分布が物質毎に微妙に異なります.幸運なことに厳密に見れば全ての物質の どの状態も全て異なっています. これを逆手に取って,じゃあ物質が出す光を見ればその物質が何か?何で出来ているか?が分かります. 例えばひとつの原子からは沢山の波長の上記の光が出ます,そのそれぞれに強弱があって,その中に可視光範囲のものがあって特に明るいものもあります. ナトリウムD線や,水銀の435nmなど.カドミウムランプはとてもきれいな色で光りますので, 機会ありましたらぜひ見てみて下さい. 分光・原子物理のバイブルとして,ヘルツベルグ著「原子スペクトルと原子構造」をオススメします.
- what987
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「いろいろな光源」という意味が分かりかねます。