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クロマトグラフィー
クロマトグラフィーに関して二つ質問させていただきたいのですが、まずゲルろ過クロマトグラフィーは分子量が大きいものほど早く析出されるんとゆう理解であっていますか? 次にSDS-PAGEは分子量が大きいほど早くそして遠くへ移動するのですか?
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>ゲルろ過クロマトグラフィーは分子量が大きいものほど早く溶出される これは合っています。 >SDS-PAGEは分子量が大きいほど早くそして遠くへ移動 これは間違っています。分子量が大きいほど遅く、ゲルの中でそんなに移動しません。 このふたつの分離の原理は異なっています。 まず、SDS-PAGEですが、これは25メートルプールに「魚を捕まえるための網がたくさん並んでいる」ところを想像してください。 網の目には大きい物ほど捕まりやすく移動がしにくいはずです。 そういう風にしてタンパク質を分離します。大きいタンパク質には より多くの電荷がつくということの比ではなく、大きいタンパク質は移動しづらいものです。 次に、ゲル濾過ですが、大きい物ほど早く通り抜けるということを理解するのが難しいので、よく混乱します。 この場合は、25メートルプールに「小さい物しか入れない穴があいた玉」がたくさんあることを思い浮かべてください。 小さい物は玉の穴に入り込みながら進みます。しかし、大きい物は穴に入れらずに玉をよけて移動します。 その結果、大きい物ほど早く移動するのです。
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- しくみ(@Ndilo)
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ANo.1です。間違いを訂正させて下さい。 >SDS-PAGEは分子量が大きいほど早くそして遠くへ移動する これは間違いで、tatoさんのおっしゃるとおりです。 分子量の大きいものほど移動度が小さくなります。 勘違いしてました。ANo.1のSDS-PAGEの箇所をお詫びして訂正いたします。
- しくみ(@Ndilo)
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>ゲルろ過クロマトグラフィーは分子量が大きいものほど早く析出 そうです。あっていると思います。 細かいですが、「析出」よりかは「溶出」の方がより適切な表現だと思います。 >SDS-PAGEは分子量が大きいほど早くそして遠くへ移動する これもあっていると思います。 ・還元剤や熱によって立体構造をとらないよう(ひも状)にする。 ・そこの状態でタンパク質にSDS(マイナスの電荷)がくっつく。 ・電気をかけるとマイナス→プラスに移動する。 ・一般的に分子量の大きいタンパク質ほどSDS(マイナス電荷)がいっぱいくっつくからよりプラスへ移動しやすい。 みたいな流れではないでしょうか? 私が思うに、ゲルろ過もSDS-PAGEも理解は間違ってないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。参考URLも参考にさせていただきました。
お礼
分かり易い回答ありがとうございます。教科書ではあまりイメージが掴めなかったのでとても助かりました。