Gです。 こんにちは!! また私なりに書いてみますね。
まず、このswimmingはto swimとswimmingとの違い、と言う文法学者さんたちが躍起になって説明するものとは違うと言うことなのです。 つまり、このlearn swimmingのswimmingは「れっきとした名詞」として使われているのですね。 forget to goとforget going、stop to readとstop readingとの違いがでるようなフィーリング表現のswimmingと言う現在分詞ではないのです。
この理解をちゃんと把握していれば、learn swimmingと言う表現に違和感を感じることはなくなると思います。
know swimming, take swimming (lessons), learn swimmingなどまったく同じフィーリングのswimmingだと言う事なのですね。
日本語の「泳ぎを習う」なのです。
では他の表現はどうなんでしょうか。
learn how to swimこれは一番具体的ですね。 泳ぎ方を習う、ですね。 習う・どうやって・泳げるようになる、と感じていくわけですね。
learn to swimは、泳げるように(なるために)習う、ですね。
この三つ、ほんのちょっとフィーリングが違いますね。 しかし結局は
learn to swimで泳ぎ方を習う、
learn swimmingで泳げるようになるために習う、
learn how to swim泳ぎを習う、
と「意訳」したって良いわけです。 実践英語学から見れば、これらはまったく同じ事を言っている、ちょっと表現の仕方が違うためにちょっとフィーリングが変わってくることは来るけど、となるのです。 これが基本であり、表現力、フィーリング理解力が向上してくればそれに伴うニュアンスの違いを「使いこなして」いけばいいわけです。
学校文法的に訳さなきゃいけないと言う理由は、実は存在しないのですね。 英語が出来る人にとってはまったく関係のないことです。
学校文法的に訳さなくちゃいけない、と言うのは、学校文法事項を理解しての上での訳なのかどうかを知るためのものでしかないのです。
数学の試験で、解答だけでなく、その解答がどのように導かれてきたのかを答案用紙に書くのと同じまったく同じ事なのです。
算数が出来れば、どうやって15X15が225なるのかは関係のないことですね。 15x15が15x10+15x5なのか15x30/2なのか30x30/4なのか計算方法はいくらでもあるわけですね。 要は、225が出てくればいい、とエンジニアや科学者は毎日数字を使っているのですね。
使われている社会文法を理解し英語を使ってコミュニケーションしている人たちにとっては、learn how to swim, learn to swim, learn swimming, take a swimming lesson, take swimming, など、結局は同じ事を言っている事で、(より上手に、今は泳げないけど)泳げるようになる、と言う実力を付けたいと言うコアのフィーリングを持っていると言うことなのですね。
文法学者さんたちはlearn EnglishではなくStudy Englishをしているのですね。 Study swimmingは水泳に関しての知識を得るように何かする、勉強する、と言うことであって、泳げるようになる、と言う事は念頭にないわけです。 言い換えれば、泳げなくても良い、でも能書きだけは十分できる、と言うことが、このstudy swimmingと言う表現には入っており、learn swimmingには、能書きは要らない、俺が泳げるようになれば良い・してくれれば良い、と言うフィーリングだとも言い換えることが出来るわけです。
そうすると、冒頭に戻って、このswimmingは普通の名詞でcookingと同じように、現在分詞的フィーリングと用法とはまったく違う代物であると言うことで、ここでのswimmingと言う表現は「泳ぐ事」ではなく「泳ぎ」と言う名詞だと言う事になるわけです。 learn tennis, learn English, learn karate, learn swimming, learn cookingと言う表現をまったく問題なく使うことになるわけです。
どうですか? 学校英語学的な説明ではなかったと思いますが、実践英語学的な説明にはなっていると思いますが。
参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
お礼
補足いただきありがとうございました。