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permitの用法
文法のテキストに(結構由緒正しいテキストです)、permitは、動名詞だけを目的語とする動詞、としてのっていましたが、 英文の中に次のような用法がありました。 ○○○ permits you to use the software only in accordance with the terms of this agreement. 最近は動名詞のみ、不定詞のみの区別がないのでしょうか? それとも契約書にのみ限定の用法でしょうか?
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動名詞の意味上の主語を所有格で表すのは 日本語の「あなたの~すること」に通ずるもので, 結局,your book のような所有格+名詞と同じ感覚です。 目的格が意味上の主語になるのは,単に所有格の部分を目的格にするだけです。 He insisted on paying the bill. 「彼は(自分で)勘定を払うといってきかなかった」 に対して, He insisted on my paying the bill. 「彼は,私が勘定を払うようにといってきかなかった」 となりますが,この my を me にすることもできます。 一般的には「私」のような人称代名詞の場合は所有格の my がやや多く(表現次第で,場合によっては圧倒的に所有格), the man のような名詞の場合,所有格だと the man's となるので, 目的格の the man が圧倒的に多いと思ってください。 understand your doing ~「あなたが~するのを理解する」というのを understand you doing ~としてもいいのですが, 感覚的には目的格になると, find O ~ing とか,see O ~ing のような現在分詞に近づきます。 日本の学校文法では動名詞と現在分詞は明確に区別することになるのですが,同じ ing 形であって,ネイティブは区別しません。
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- wind-sky-wind
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permit 人 to 不定詞というのは allow 人 to 不定詞とほぼ同じで 「人に~するのを許す」という意味です。 ask 人 to tell 人 to want 人 to や let 人 原形(これも「人に~するのを許す」という意味合いで「~させる」という使役動詞です) などと同枠でとらえてください。 この「人」は間接目的語とは普通は考えません。 (個人的には賛成できませんが,一般的には SVOC の一種と考えられています) permit で一番よく用いられ,試験に出るのもこの用法です。 文脈によっては「人に~するのを可能にする」という意味合いにもなります。 試験には出るかもしれませんが,かための語で,一般的には同じ意味の allow, let を用います。 pemit が動名詞を目的語にするというのは They don't pemit smoking here. =Smoking isn't permittied here. 「ここでは喫煙が許されない」 のような場合で,特に「誰に許すのか」を明示したい場合は, 動名詞の意味上の主語として, 所有格あるいは目的格をもってきて My work doesn't permit my taking a vacation. 「仕事は私が休暇をとるのを許してくれない」となります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 動名詞の意味上の主語に所有格をもってくるのは わかります。 示して下さった例文がそうですすし、 Regarding your inquiring package, it has already been shipped. 「あなたのお問い合わせの荷物についてですが、すでに発送されました。」もそうですよね。 ただ、動名詞の意味上の主語に目的格が来る場合とは、 どのような場合でしょうか? また質問になってしまいましたが、よろしくお願いします。
- Parismadam
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こんにちは。 ご質問1: <○○○ permits you to use~> 1.この用法は正しい用法です。 2.意味は「あなたに~することを許可する」となり、youは間接目的語になります。 3.この用法では、「permit+人+to不定詞」を使う形になります。 ご質問2: <permitは、動名詞だけを目的語とする動詞、としてのっていましたが> 1.「動名詞だけが目的語」というのはあり得ません。上記の例があります。 2.動名詞を目的語にとる場合は、間接目的語は不要です。 3.動名詞の動詞の主体となる「人」は、所有格で表します。 例: My work did not permit my calling on you. =My work did not permit me to call on you. (直訳)「仕事が、私があなたを訪ねるのを、許さなかった」 →(意訳)「仕事であなたを訪ねられなかった」 ご質問3: <最近は動名詞のみ、不定詞のみの区別がないのでしょうか?それとも契約書にのみ限定の用法でしょうか?> 1.どちらも使用可能なので、使い手の主観で使い分けることができます。 2.不定詞の用法はやや堅く、動名詞の用法はやや口語的です。 3.従って、ご質問の契約書のような例は、やや堅めの不定詞の用法となっているのです。 以上ご参考までに。
お礼
ありがとうございました。 動名詞、不定詞の使い分けにいつも疑問を抱いていましたが、 このようなニュアンスの違いがあるのですね。 大変参考になりました。
- Hideto123
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直後に動作を目的語とするか、人を目的語とするかで 動名詞にするか不定詞にするかが違ってきます。 次の英文は・・・、 My work doesn't permit my calling on you. 仕事の都合でお伺いできません . 以下と書き換え可能です。 My work does not permit me to call on you. 普通の英和中辞典なら、のっているはずです。 丁寧に辞書を引いてみてください。
お礼
目的語がyouだから、テキストの定義にはあたらなかったわけですね。 ありがとうございました。納得できました。
お礼
なるほど。たびたびの回答をありがとうございました。よくわかりました。