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今度の場合はどちらが正しいの?
前回おなじような質問をし、回答を得たのですが、(前回わかりましたと答えたのですが、同じ質問をするとは、わかっていなかった自分が恥ずかしいです、トホホです)次は2名(AとB)で、Aがアドバイス者、Bが私とします。時の流れに身を任せなさいという意味でA(アドバイス者)がB(私)に助言を与える場合は、AはBに対し、なるがままにしなさいというのが正しいのか、それともなすがままにしなさいというのが正しいのか、もう1度、教えてください。よろしくお願いいたします。
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はじめまして。 ご質問: <なるがままにしなさいというのが正しいのか、それともなすがままにしなさいというのが正しいのか> 1.正確にはどちらも正しくありません。「しなさい」に問題があります。 (1)「時の流れに身を任せなさい」の「身を任せる」とは、「その状態にいる」ということです。 (2)「しなさい」は動作を表す動詞「する」の命令形で、「する」の連用形「し」があることで、するという動作を暗示します。 2.「なるがまま」か「なすがまま」かという選択は、「なるがまま」になります。 (1)「時の流れ」とは「自然の状態」を意味します。 (2)「なる」は状態を表す動詞で、「為す」は動作を表す動詞です。 (3)自然の状態ですから、ここでは「状態」を暗示する「なる」が適切となります。 3.従って正しくは 「なるがままにいなさい」 が正しい表現となります。 また、「なる」「いる」を存在を表す動詞「ある」に置き換えることもできます。 例: 「あるがままにありなさい」 4.英語で言えばbe「なる」「いる」とdo「なす」「する」の違いになります。 例: Be as you are. 「なるがままにいなさい」=「あるがままにありなさい」 Do as you do. 「なすがままにしなさい」 5.一方、日本語の「する」「為す」には、「~の状態にならせる」という意味も併せ持ちます。 例: 「赤い顔をする」 この例文では、赤い顔に意志的に「する」のではなく、無意志的=自然に「なる」のです。 この場合「する」は状態を暗示する自動詞的な用法になります。 6.従って、この例文の「なす」「する」を、そのような無意志的、自動詞的な状態を暗示する用法ととることも可能です。 7.つまり、結論としては 「なるがままにいなさい」 「あるがままにありなさい」 「なるがままにしなさい」 「なすがままにしなさい」 どれも間違った語法ではない、ということです。 フィーリングに合う表現を選ばれるといいと思います。 以上ご参考までに。
その他の回答 (3)
前回書いたことの繰り返しになりますが、「なすがままにする」という表現は文法的には問題はないけれど不自然なので、使わない方がよいと私は思います。 「時の流れに身を任せる」を「なるがままにする」と表現することについてですが、これについても前回書いたように、「なるがまま‥」は物事の状態が変化するのを放置・看過することを意味します。 然るに「時の流れに身を‥」は、自分(相手)自身の身の処し方をどうするかという話です。したがって、その場合に「なるがままにする(しなさい)」という表現は相応しくないと思います。
お礼
前回と今回.2回も回答をいただき、本当にありがとうございます。tareteruさんには本当に感謝しております。ありがとうございました!!
- almalon
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「なるがままにしなさい」ではないでしょうか。 「なすがまま」だと、思うように行動しなさい、という意味だと思います。
お礼
なるほど、、、なすがままだと、意味あいが違ってくるのですね。ありがとうございます。
「なるがまま」です。 「なすがまま」は「誰か(何か)の~」というなんらかの主体が必要です。
お礼
早速のご回答、本当にありがとうございました^-^
お礼
すごい!!例文や自分のような素人にもすごくわかりやすく説明していただき、やっと理解できました。本当に感謝いたします。ありがとうございました!!