質問者さんも、ANo.1さんも、こんにちは。
私の実家のお寺の墓地の中に、ご質問のような墓石をみかけたことがあります。
たしかに奥都城オクツキそっくりです。
その家の先祖代々の墓石の隣に「故陸軍上等兵○○○○之墓」となって立っていたように思います。表には戒名などは入っていなかったと思います。
普通、仏教の個人墓の場合は正面に院号や戒名などが書いてあって、俗名は入っていないものです。
私は兵隊さんだから武器(槍)のように、先を尖らせているのかと思っていました。
同じ墓地に陸軍大尉の墓もあります。こちらの方が先ほどの上等兵よりも小さいです。下克上気味ですが、上等兵の方の遺族は、国からの一時金を全部つぎ込んで(またはさらにお金をつぎ込んで)立派なのを作ったのでははないか、と想像しています。
結局のところ、よくわかりません。
お寺の墓地の先祖代々墓に隣接してオクツキそっくりのが立っているわけです。天皇陛下(神道の大元締め)からの下賜金で立てるのだから、お寺の墓地でも神道形式にせざるを得なかったのかも知れません。
ということで、NO.1さんの神道説に傾いてしまいました(笑)。
補足
そういえば正面に戒名や院号はないですね。我が家の近く(700m)のところに大きな墓地があり、そこにはキリスト教関係の墓もあります。一般のほとんどの墓は最上部が正面からは長方形です。しかし、戦没兵士のものはピラミッドのように先がとがっています。神道で祭られた墓がそうであるなら、兵士以外の墓も先がとんがっていなければ理屈が合わないですよね。困っちゃたなあ。