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格助詞「~を」「から」の使い分け
格助詞「~を」「から」はどう使い分けるのでしょうか? 「家を出る」の「を」と「家からでる」の違いがわかりません。 詳しくわかる方お願いします。
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- Parismadam
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No.4です。補足があります。 「家を出る」は「外出する」のほかに、「家出する」、「出家する」、「独立する」の意味でも使われます。 ご参考までに。
- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
はじめまして。 ご質問1: <格助詞「~を」「から」はどう使い分けるのでしょうか?> 1.「~を」: ご質問文の「を」は、移動に関する動詞と用いられているので、「起点」を表す格助詞になります。 例: 「家を離れる」 「席を立つ」 2.「から」: (1)ここでの「から」は、動作に関し到達点との関係において、始めの位置を示すのに使われる格助詞です。そこから、「AからBまで」「AからBへ」のように、到着点や目的地を意識した使い方になります。 (2)また、動きを表す動詞と使われると、動作の「基点」を示す場合もあります。 ご質問2: <「家を出る」の「を」と「家からでる」の違いがわかりません。> 1.どちらも同じ意味です。 2.「家を出る」の場合は、主語が主に人になることが推測されますが、「家から出る」の場合は、必ずしも主語は「人」とは限りません。 例: 「煙が家から出る」(O) 「煙が家を出る」(X) 上の文の場合は、家を「動きの発する空間的な位置」として使われています。 3.「家を出る」の場合は、「出る」=「発つ」という意味で認識され、それ以外の意味はありませんが、「家から出る」の場合は、その意味だけとは限りません。 例: 「政治家が家から出る」(O) この場合は、政治家を到着点とみなし、家は「その作用の出発点」として使われています。勿論、政治家が外出する、の意味にもなります。 「政治家が家を出る」(O) この場合は、政治家が外出する、という意味のみになります。 以上ご参考までに。
- millennium-man
- ベストアンサー率30% (78/256)
格助詞「~を」は出発点、分離点を表します。 「学校を卒業する」のように元に帰らないという意味合いがありますね。「家を出る」というのは。、まるで出家でもするような感じがしませんか。次の例も分離を表します。 「うちのこどももやっと手をはなれてきました。」 これに反して「家からでる」の「から」は単なる起点を表すので、又帰ってくることがわかると思います。
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
>違いがわかりません。 「家を出る」は「家」という目的語にたいする行為を 表わします。この場合の「出る」は他動詞です。例えば、 英語で言うとleave New York(ニューヨークを発つ)と同じ です。 一方、 「家から出る」の方は、「から」という出発点があります。 この場合の「出る」は自動詞です。 そして、これが「家を出る」と決定的にちがうのは、 「家から外に出る」というように「外に」という目的の 対象を付け加えられる点です。「家を出る」という場合に 「家を外に出る」とは普通言いません。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
辞書を引くとわかるとおり、「を」と「から」には、様々な意味があります。 その、様々な意味の中の1つとして、両者とも、起点を表す用法(意味)があります。 つまり、起点を表す場合は、「を」でも「から」でもよいということです。 ご質問の件は、格助詞の前にくる名詞である「家」が起点ですから、「を」でも「から」でもよいということです。