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「for」がある時とない時の違い。I feel like a ○○ (for) ing
- A群では「for」があり、B群にはないのはなぜですか。
- また、A群の例文からforをなくしてみたり、B群の例文にforをつけてみても、英文として成り立ちますか?また成り立つ場合、ニュアンスが変わりますか?
- ネイティブの英語感覚をよく知っている方からの回答を期待しています。
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まず、前置詞の意味を知る必要があります。すなわち、対象をより分けるというか、他とは違う、特殊な状況を示すのに、前置詞を付けて表すという用法です。たとえば、 >A:I feel like a fool for coming. この文を「for coming」抜きにしてみると、「自分がアホであるようにおもえる。」という文であることがわかるはずです。この文だけでは、いかなる時でも、「自分はアホである。」という(普遍的な)意味になりかねません。 そうでなく、誰もいない会場へ行ってみて、「間違った会場へ来てしまった」という特殊な状況での、「その時点での自分のばかさ」を述べるために、「for coming」という副詞文を付けて表しているわけです。これに対して、 >B':I feel like a looser talking to you. 「talking to you.」という文は、特殊な条件でなく、普通の状況であるのに気をつけてください。つまり、Aの文が「特殊な状況」であるのに対して、Bの文は「普遍的な、ありふれた事柄」である点です。 わかりにくいかな? Aの文では、その人だけ感じるような、失敗を指すのに対して、Bの文は、だれでもやるような行為(つまり、しゃべるという行為)である点に気をつけてください。ですから、最初に述べたように、前置詞は「対象をより分ける、こまかく説明したいとき」に使われると考えて欲しいのです。 このように、内容によって前置詞を付けるか、付けないで動名詞や現在分詞を使っているわけです。#1氏の例文を見ても、上の方の文は、「このような質問をわざわざしなければならない」という「特殊な、普通でない」という状況が感じられるはずです。つまり、「このような幼稚な質問をしているのではあるまいか」という気持ちがあるということです。 翻って、下の方の文を見ると、だれでもかならずやるような質問(普遍的な、ありふれた)をしているという行為であるという違いがあるのに気づくはずです。 ですから、まとめて言えば、前置詞は先にある名詞を、意味を狭くすると言うか、副詞的な、解説的な、条件付きという意味を持たせるために使うと思ってください。とにかく、多くの英文を読んで、前置詞の裏の意味をつかんでください。
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- ucok
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結果的にはA郡もB郡も同じ主張をしています。しかし、厳密には少しだけニュアンスが違います。 I feel like an idiot for asking this. =「asking this(こんな質問)」をすることにより「I feel like an idiot(自分がバカである気分になる)」 I feel like an idiot asking this. =「asking this(こんな質問)」をしている自分は「I feel like an idiot(自分がバカである気分になる)」 少なくともご質問の例文に限って言えば、A群の例文からforをなくしてみたり、B群の例文にforをつけてみても、英文として成り立ちます。ただし、ものによっては不自然な表現はあります。例えば「I feel like a fool for coming.」は自然ですが、ここから「for」を除く場合は「I feel like a fool coming here.」などと言うのが自然です。リズムの問題でしょうかね。
お礼
今回の質問とは別件かも知れませんが、「語調のリズム」について教えていただけて良かったと思います。参考にさせていただきます。ありがとうございました。
お礼
とってもよく理解できました。謎が解けてスッキリです。前置詞ってそんな役割も担っているのかぁ!そうなのかぁ!なるほどなぁ!、と感嘆がもれるばかりです。今回教えていただいたことに注意を払いながら今後の英文読解にあたってみたいと思います。どうもありがとうございました。