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日本の不況脱出のための政策とは?(マクロ経済学)
大学のマクロ経済の授業で、「日本経済が完全に不況から脱出するための処方箋として、あなたの考えを2,000~2,500字程度で論じなさい」というレポートが課されたのですが、どのようなことを書けば良いでしょうか。簡単なアドバイスでもよいので宜しくお願い致します。また、おすすめのネット上のページなどがありましたら教えていただけないでしょうか。宜しくお願い致します。
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まず、”完全に”がクセモノですね。 処方箋自体はいくつか方向性があります。 マクロ経済学の講座でしたらば、基本的には、規制の緩和を行い、機会の 平等を保ちつつ、セーフティ・ネットを制度的に定着させる。 というのがオーソドックスでしょうか。 個人的には、これはサプライ・サイドは殆ど無視しているのですが, 数年前からの小野善康の消費(浪費?)理論が面白いと思いましたよ。 おそらくあなたの大学の図書館でもあるでしょう… 小野善康 『不況の経済学』日本経済新聞社、1994 ようは、現在の不況は、最終消費者の消費が冷え込んでいるのだから、 もっと消費を増やしましょう、そのためには、報酬の大小ではなくて、 安心してお金を使えるような、継続して雇用が持続するような 労働環境(制度)が必要ですよ、というような書き口だったと思います。 理論的には,ケインズ経済学の原典派、とでも言えばいいのでしょうか、 トンデモモノではなくて、しっかりした理論です。 URLは別な本の書評ですが、基本的に彼の要旨は似たようなものですのでご参考までに。 ※蛇足ですが、最近は、ネット上の文章とレポートの内容の重複があるか 否かのチェックソフトができていますので、文章は自分の頭で考えたこと を書いた方が無難ですね。(日本ではまだ導入例は聞きませんが)
お礼
ご丁寧にありがとうございます。しかもそんなチェックソフトがあるなんて知りませんでした。また何かあったら宜しくお願い致します。