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汚泥引抜
下水処理場の沈殿池の汚泥引抜の方式について、どのような方式があってどのような違い(長所・短所)があるのでしょうか? 専門分野でないので、分かり易く教えていただければ有難いのですが。
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- sentakuya
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回答No.1
国内で一番普及している「標準活性汚泥法」の下水処理場でアドバイスします。 沈殿地には「最初沈殿地」「最終沈殿地」があります。 最初沈殿地には【生汚泥引抜】、最終沈殿地には【返送汚泥引抜】【余剰汚泥引抜】があります。 (1)生汚泥引抜:タイムスイッチとタイマーなど一定流量を汚泥処理設備へ送ります。 (2)返送汚泥引抜:汚水流入量の50±25%程度を連続でエアレーションタンクに戻します。 (3)余剰汚泥引抜:タイムスイッチとタイマーなど一定流量を汚泥処理設備へ送ります。 基本的には活性汚泥法ですがここ数年設備を「標準でない活性汚泥法」に更新している処理場が多く見られます。 また引抜制御も高度なものが登場していますが理論のみで実用化・運用は難しいようです。 長所・短所は多種多様で書き切れませんので割愛させていただきます。