筋を通せ！と言う理屈について

質問

AさんはBさんの紹介でCさんと友達になりました。
当時お金に困っていたCさんは、A・Bさんにも相談をしましたが、
「頑張れ！」のみのアドバイスでした。
そこでA・Bさんの友人でもあるDさんと顔見知りになり、
DさんがCさんに為替で儲ける指南をしましたところ、持ち金２０万円が
１２０万円に増えたので、CさんはDさんに感激して５０万円の謝礼を渡しました。
それを聞きつけたAさんは「事前にDさんとつき合う報告をするべきが筋だ！」と主張しています。
はっきり口には出しませんが、利権が発生するのが筋道だと言う様な事も示唆します。
BさんはAさんのことを「ヤクザ的発想だ」と言っています。
ヤクザの世界では、まかり通る筋道論なのですか？
一般の社会通念上ではどうなのですか？

回答No.1

pixis · ベストアンサー

記事だけを頼りに判断しますと
別に筋を通す程のものではないし、だいたい筋なるものがわかりません。

ＤさんとＣさんがＡＢという友達を通じて知り合い（友達）になっただけの話です。
ＤさんＣさんが相談してなんらかの利益を得たからといって
Ａさん、Ｂさんに報告したりましてお礼を持っていく必要もありません。

そういうのを「筋違い」というのです。

もし、Ａさんが困っているＣさんのために
その道のスペシャリストであるＤさんを一席設けて
わざわざ紹介したのなら
Ａさんになにかお礼をする、
あるいは報告するということは社会通念上必要です。

しかし、単にその友達を通じて知り合いになっただけなら、
特にお礼としてお金を持っていく必要はありません。

まぁ、人間関係ですから、一言「いやーＡさん、いい友達持ってんだね。
俺も友達になったら助けてもらったよ」くらいは声かけてもいいとは思いますし、またそうやった方が人間関係においてスムースに動きます。
かといってそれが筋か？と問われれば
そうではありませんが、まぁそんなところで筋か筋じゃないかでこだわらなくてもいいんじゃないでしょうか。

お礼と、そのお礼としての金品を持っていくことは
筋ではありません。

さてヤッチャンの筋ですが、
その業界の「筋」といったらいかにも義理に厚く
自分を押し殺して義理に生きる！という感じがしますが
とんでもございません。

現実は力の上のものが筋だ！といえばそれが筋になります。
どんなに筋違いでも力関係でめちゃくちゃな筋でも筋になります。

この場合、Ａさんが親分でＣさんがヨソの組の子分でしたら
筋とおせ！といわれればＣさんはお礼を持っていかなければなりませんが、
Ｃさんの親分がＡさんの兄貴分で「ナーニそんなモン持っていくことはねぇ！筋違いもたいがいにしやがれ」と一蹴すればＣさんは持っていくこともないし、逆にＣさんの親分にＡさんは「とんだことを申しましてすいやせんでした」とわびを入れるハメになります。つまり筋違いということになっちゃいます。
また同等の立場なら喧嘩になり「仁義なき戦い」を繰り返すようになります。

てなワケでヤッチャンの筋というのはでッたらめです。
その時々で力の強い方の利益になること、あるいは気がおさまることは正義、不正義問わず全て筋です。

親分にテメーがぼやぼやしてるから俺が女に振られるんじゃねーか！
筋とおして落とし前付けろ！
といわれれば、
その親分がいかにもてない男であったとしても
女に振られた場合はそのいわれた子分のせいになっちゃいます。
落とし前を付けて小指おとした場合、子分は筋を通したことになります。
（ちょっと極端ですが、まぁそのように筋違いでも筋になってしまうということです）
そういった意味ででたらめの筋をＢさんは「ヤクザ的発想」といっているんだとおもいます。

何はともあれ、お金を要求するのはＡさんは行きすぎだと思います。
また、そういわれたからって、ヘタにお礼を言ったりすると
礼をいうなら形で示せ！とかいって金品を要求される恐れがありますから
お礼も言わない方がいいですよ。

回答No.2

ryusei2

私もBさんに同感です。「ヤクザ的発想だ」と思います。
しかし、田中角栄は「政治」はヤクザな世界だと言っていました。金と力で権力闘争をしているからです。また、ビジネスの世界でも、「紹介料」のようなものを要求する人は多くいます。
一般の社会通念上、このような発想はあるべきではないと思いますが、実際は少なからず存在します。また、人によっては肯定的な人もいるのだと思います。