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並び替え問題
英語のプリントの並び替え問題に戸惑っています。 数字がつけられた語句(中には使わないものもある) を適切に並び替えるというものです。 日本文:私は彼女がピアノの伴奏で歌うのを聞いてみたいと思っています。 答え:I'd like to ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ). 1.the piano 2.to 3.a song 4.listen 5.to 6.her 7.accompaniment 8.sing 固定観念だったのかもしれませんが、とっさに知らなかった単語である accompanimentを使った問題だと思った私は、辞書で調べ、 sing to a piano accompaniment(ピアノの伴奏で歌う)という例文を見つけました。 そこで、 listen her to sing to the piano accompaniment と並び替えたのですが、答えは listen to her sing a song to the piano となる、と言われました。 こんな例文があるのに何故、と質問したのですが、この例文はa pianoだから… とよく意味の分からない説明をされました。 そこで質問なのですが、 1.ずばり、私の答えはどこがどう、間違っていたのでしょうか? 2.楽器はtheを必ず付ける、と習ったのですが、何故例文はa pianoとなっていたのでしょうか? 3.何故答えはlisten to herになるのでしょうか? 「彼女が」ピアノの伴奏で歌うのだから、listen her toではダメなのでしょうか? よろしくおねがいします。
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>1.ずばり、私の答えはどこがどう、間違っていたのでしょうか? > listen her to sing to the piano accompaniment ○ 考え方のポイントが2点ありそうです。 (1)「listen to+人+原形」という知覚動詞の語順に反している。 ○ これは明らかに英語の文法に反しているので言い訳のしようがありません。「知覚動詞」の語順や「listen to」という熟語をしっかり理解して下さい。お書きになった英文は、全くの誤文です。 ○ ひょっとしたら、「listen to her」とすべき部分をうっかり「listen her to」とタイプ・ミスされたのかもしれませんね。質問者の方のつくられたものを、上記の規則に当てはまるように変更してみます。 ※ 「listen to her sing to the piano accompaniment」 ○ これは問題の日本語を表わす正しい英文となります。私は、この答えであれば、この問題の「正解」にしてもよいのではないかと思います。(おそらく出題者は「sing to a piano accompaniment」という表現は考慮に入れてなかった、すなわち2通りの正解が出るとは考えていなかったのではないでしょうか。) ○ ただ、上記の答えが不可となる理由があるとすれば、次の問題点が考えられます。 (2)「the piano accompaniment」では冠詞に問題がある。 ○ 冠詞の「a」と「the」の違いを思い出してください。「a」は不特定のもの、「the」は特定のものを表します。 ○ 問題の日本語から判断して、この「ピアノ伴奏」は、特定の「ピアノ伴奏」ではなくてどれでも良い不特定の「ピアノ伴奏」であると考える人もいるかもしれません。そのような人は「ここでは『a』をつけるべきである」と主張することでしょう。このことは、次のご質問とも関連します。 >2.楽器はtheを必ず付ける、と習ったのですが、何故例文はa pianoとなっていたのでしょうか? ○ 「a」はピアノについているわけではなくて、「accompaniment」についているのです。本来なら「an accompaniment」ですが、「piano」という修飾語が途中に入ったので「a」になったわけです。「the」をつけると、「だれか特定の人が演奏する特定のピアノ伴奏」という意味になります。 ○ ただし、私はこの問題の日本語から判断する限り、この「ピアノ伴奏」が「特定」か「不特定」を判断することはできないと思います。前後に別の英文があって、特定の文文脈が与えられていれば別ですが、ここではそのような判断材料はありません。したがって「a」と「the」のどちらでもよいと思います。 >3.何故答えはlisten to herになるのでしょうか? ○ 上で説明した通りです。「lisetn to + 人 + 原形」という語順で「・・・が~するのを(しっかり)聴く」という意味を持っています。これと似た知覚動詞の用法としては、「hear + 人 + 原形」(・・・が~するのが聞こえる)」があります。 ○ 今回の問題の「正解」は下記の2通りのものがあると思います。 (A) 出題者が正解としているもの → 「listen to her sing a song to the piano」 ※「accompaniment」を使用しない。 (B) 質問者の方がお書きになったものを修正したもの → 「listen 【to】 her sing to 【the】 piano accompaniment」 ※ 「a song」を使用しない。 ○ 出題者が正解として(A)のみを挙げているのは、「sing to a/the piano accompaniment」という表現にまで考えが及ばなかっただけではないでしょうか。出題者に(B)を提示すれば、正解の一つとして認められるだろうと思います。
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- Parismadam
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はじめまして。 ご質問1: <1.ずばり、私の答えはどこがどう、間違っていたのでしょうか?> 1.listen her toの部分が間違っています。「~を聞く」は「~に注意して耳を傾ける」という原義がありますから、「~に」にあたる前置詞toを一緒に使います。 2.sing toだと、singの目的語がありません。選択肢にsongがあることから、Singは「~を歌う」という他動詞として使われていることがわかります。 従って、singとsongを選択肢に見つけたら、sing a songとするのが常識です。 ご質問2: <2.楽器はtheを必ず付ける、と習ったのですが、何故例文はa pianoとなっていたのでしょうか?> えっ?例文の選択肢はthe pianoになっていますよ。 ご質問3-(1): <3.何故答えはlisten to herになるのでしょうか?> 1.まずこの例文の構文が、see、hearなどと同じく、listen toという知覚動詞が使われていることに注目します。 2.知覚動詞は、動詞V+目的語O+補語C(原形不定詞/現在分詞)の語順で、SVOCの第5文型になります。 訳し方は、「OがCするのを見る・聞く」という意味になります。 3.ここでは、補語にsingという原形不定詞(原形の動詞のこと)がきています。従って、listen to+her+sing a songで「彼女が、歌を歌う、のを聞く」という意味になります。 ご質問3-(2): <「彼女が」ピアノの伴奏で歌うのだから、listen her toではダメなのでしょうか?> ダメです。 1.「ピアノの伴奏」という名詞句は、「の」にあたるofがないことから、the piano accompanimentと名詞を連続させて形容詞の働きを持たせます。 2.その前にあるtoは、「~に合わせて」という意味の前置詞になります。to the piano accompanimentで「ピアノ伴奏に合わせて」という直訳の意味になります。 3.つまり「ピアノの伴奏で」とは「ピアノの伴奏に合わせて」ということですから、「ピアノ伴奏」の前に前置詞toが必要になるのです。 ご質問4: <日本文:私は彼女がピアノの伴奏で歌うのを聞いてみたいと思っています。 答え:I'd like to ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ). 1.the piano 2.to 3.a song 4.listen 5.to 6.her 7.accompaniment 8.sing> この手の問題は、丁寧に解いていきます。 1.I'd like to「~したい」で始まっていますから、何したいのか、動詞を探します。日本文では、「聞いてみたい」となっていますから、決まり文句のlisten to「~を聞く」を選びます。 2.次に、選択肢からsingとa songがあることから、これもお決まり表現として、sing a song「歌を歌う」という動詞句を先に整理しておきます。 3.何を聞くかというと、「彼女が歌うのを」となっていますから、知覚動詞の第5文型の用法を思い出し、SVOCの語順で単語をならべます。 Oはher「彼女(の目的格)」、Cはsing「歌う」になりますから、これを動詞の後に続けると Listen to her sing a song 「彼女が、歌を歌うのを、聞く」 という並びになります。 4.最後は、前置詞toに「~に合わせて」という意味があることを汲み取り、「ピアノの伴奏で」を、「ピアノ伴奏に合わせて」と考えて修飾語を組み立てます。 5.すると、ご質問にある解答が導き出せるのです。 以上ご参考までに。
お礼
こんにちは。 listenって知覚動詞だったんですね…。 hearも知覚動詞なのに、知りませんでした。 toにも「~に合わせて」という意味があったことも初めて知りました。 もう一度よく考えてみると、なるほど、納得です。 詳しいご解説ありがとうございました!
補足
質問文中の例文は、辞書で見つけた「sing to a piano accompaniment」のことです。 説明不足で申し訳ありません…。
- petitchat
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1.ずばり、私の答えはどこがどう、間違っていたのでしょうか? listen は自動詞ですからそのままでは目的語をとることが出来ません。目的語をとるためには必ず to がつき listen to (目的語)の形になります。故にその段階ですでにご質問者さまのお答えは間違っています。 2.楽器はtheを必ず付ける、と習ったのですが、何故例文はa pianoとなっていたのでしょうか? この a は piano についているのではなく acoompaniment についています。この piano は名詞ではありますがいわば形容詞的役割をしているのです。勿論 piano がなければ an accompaniment になります。accompaniment は可算名詞です。 3.何故答えはlisten to herになるのでしょうか? 辞書をきちんとおひきになる方のようですので listen の項をご覧下さい。 S listen to O doing/do 「(人が)(人・物・事)が・・・している/するのを聞く」 という言い方が載っています。これはとても大切な言い方でテストなどによく出ます。それから会話でもよく使います。 I listened to the dog barking/bark. 「私はその犬が 吠えているのを/吠えるのを 聞いた」 いずれにしても listen to は目的語をとる時にはいつもくっついている運命共同体です。 look at も「見る」という意味で使うときはそうですね。look は他動詞もありますがその場合意味が違います。 文法用語でいう命令文に当たる Listen! 「聞いてよ/聞けよ」 Look! 「ほら 見て」 という使い方では目的語をとっていませんので独立して使いますが 目的語をとるときには前置詞がいります。 故に listen her to は駄目なのです。 これはちょっと意地悪な引っ掛け問題です。日本語の「伴奏」という言葉に惑わされてしまいます。で 惑わすようにaccompaniment「伴奏」という選択肢を入れたのですね。まあ 見方を変えればlisten toの使い方を知っているかどうかを問う問題ともいえますけど。基本中の基本ですからね。 ご参考までに。
お礼
こんにちは。 listenは自動詞でしたか… ずっとlisten 人 toで一つの連語だと思っていました。(辞書にも載っていました) accompanimentも、勝手に後置修飾の一つだと取っていました。 例文も、ありがとうございます。ちゃんと理解できました。 詳しいご解説ありがとうございました!
お礼
こんにちは。 別の回答をありがとうございます。 aとtheの使い方や知覚動詞の説明も、とても分かりやすかったです。 次に知覚動詞の問題が出た時はばっちり出来るように頑張ります! 詳しいご解説、ありがとうございました!