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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:近世の村(ど田舎)で発生した殺人事件の処理について)
近世の村で起きた殺人事件の処理について
このQ&Aのポイント
- 18世紀の辺鄙な村で発生した殺人事件についての手続きや流れを知りたい。
- 疑問を箇条書きにしてまとめると、犯罪の場合の犯人の決定方法や役人の捜査、通報のルート、疑者の収監先、裁判の形式、村の自検断の有無について知りたい。
- 日本史や法制史に詳しい方にお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
当時の村と今と違うのは村の自治が発達していたのと、見ず知らずの人が加害者(山賊などを除いて)になることは余りありませんでした。おかしな人が村に入ってきますと、誰何しますと、監視します。後で事件があれば、責任を問われます。当時は藩主の下に郡奉行がおり、管轄村をある程度まとめて代官所があり代官がいます。各村には庄屋、組頭を含め数人の村役人がいます。殺人がありましたら、発見者は村役人に連絡して、代官の指示を受けます。代官は管轄の村役人に連絡して、犯人を捕縛します。よそに逃げれば、郡奉行に連絡して、国境、村境や橋で検問をします。軽罪ですと、代官の裁量で村預けにすることも可能ですが、殺人ですと、郡奉行の本庁のある役宅で代官、名主(庄屋)立合いのもと、裁判をします。極刑の場合は町奉行、藩主などの承認を得て、藩所定の処刑場で執行します。
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- shoyosi
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回答No.2
補足します。代官のことは郡代とも呼び、幕府の代官とは別です。郡(こうり)奉行の専管はあくまで、所管の農・工・商であり、被害者・加害者にほかの身分の人がいた場合には、担当奉行の間の評定で決定されます。また、他藩や幕府管轄の寺社奉行などが関わるときには、判決前に了解を得ておきます。現役であれば、名誉にかかわるので、ふつうは身分を召し上げます。そうすれば、支障がなくなります。
お礼
ご丁寧な回答、ありがとうございました。