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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:祖死亡率と年齢調整死亡率の違い)
祖死亡率と年齢調整死亡率の違い
このQ&Aのポイント
- 祖死亡率は増加傾向にあり、年齢調整死亡率は減少傾向にある
- 年齢調整死亡率は年齢の影響を除いた死亡率であり、高齢化による死亡者増加を補正している
- 祖死亡率は高齢者の増加によって増加しているが、年齢調整すると減少する傾向にある
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質問者が選んだベストアンサー
粗死亡率は、単純に人口千人当たりです。同じ千人でも、若い集団と、高齢者の集団との粗死亡率を比較すると、高齢者の集団が高いのは当然です。日本だと、平均寿命が延びていて、亡くなりやすい高齢者の割合が増加しているので、粗死亡率が増加するのは、当然でしょう。 >なぜ減少傾向になるのかは分かりません 年齢調整死亡率は、このような年齢の影響を補正したものです。各年度を同じ年齢構成であった場合、と補正します。たしか、昭和60年の各年齢の人口割合をモデルにしていた、と記憶しています。 年齢構成は同じである、と仮定するわけですから、この場合の死亡率は、その他の健康に関する要因に依存します。その要因として、教科書的には、医療と栄養が重要として述べられています(私には、説明不足で不満ですが)。これらは、「人々は改善しようと努力する」ので、年数が経つに従って、良くなる一方です。すなわち、検査に使う医療機器や薬が悪くなることはありません。栄養は食糧不足だと致命傷で、米不足だと江戸自時代以前は飢饉になり、死亡者続出です。が、何年か前には、海外から米を買い付けて凌ぎました。すなわち、当面は、栄養の悪化は考えられません。 すなわち、年齢調整死亡率は、その年度の健康に関する要因が改善される一方なので、減少します。 このような矛盾があるので、衛生水準の比較には、平均寿命、乳児死亡率とともに年齢調整死亡率を用い、「粗死亡率は用いてはならない」というのが、国家試験には出題されます。
お礼
連絡が遅くなってしまってすいません。 なるほど!! 非常に分かりやすい説明でありがとうございます。 つまり、 年齢調整死亡率の増加→寿命に大きく依存 年齢調整死亡率の減少→健康に関する要因のみに依存 ということになるのですね。 そのようなことがあるため、衛生水準では年齢調整死亡率を 使用しなくてはならないのですね。 ほんとによく分かりました。ありがとうございます。 もしよろしければ別の質問で年齢階級別死亡率についての、 質問もしているので、よろしかったらアドバイスをいただきたいです。 →http://okwave.jp/qa3668007.html