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海運会社が高給な理由について
現在将来の職種について考えていて、海外と関係のもてる仕事をしたいと思っているのですが、その中のうちに海運業の選択肢が頭の中にあります。ですが、正直海運業といっても、あまり親しみもなく、イメージもいまいちわきません。 調べると、商船三井や川崎汽船、日本郵船などのお給料はかなりの高額だということがわかりました。そこで単純な質問なのですが、なぜ海運業の仕事はこんなにいいお給料がもらえるのでしょうか。それだけ儲かってるからと言われてしまえばそれまでなのですが・・・運輸の仕事でそれだけ利益のあがるものなのでしょうか?トラックや鉄道などの陸運業をイメージするとそんなに儲かってるようには思えないのですが、どうなのでしょう? よろしくお願いします。
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こんにちは! たまに新聞に「バルチック指数」という指数が載るのはご存知でしょうか。 新興国の経済発展のため船舶が供給量よりも需要の方が多いので、船の運賃が急騰しています。このため、海運会社の業績はよく、賞与の多く出ているので年収で見ると他の業種より収入が多くなっています。 株価を見ると、これが一目で分かりますよ。 それまでは、斜陽の業種と呼ばれ、リストラを重ねて、船員のほとんどが賃金の安い外国人になっています。体を精一杯細くしたところに、この海運好景気ということです。 問題は今後の予測です。新日鉄は鉄の生産が上るとして設備投資を拡大しています。船舶業界は新船の建造に力を入れています。船の数が増えると、儲かるかな?いや、バルチック指数が下がるから運賃が下がるので、1株当たりの利益では下がるかな。 結論として、中国の景気次第です。北京オリンピックと上海万博が終わったあとの中国の景気次第ですね。
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陸運に比べ海運は好景気なようですね。 ひとえに、東アジアのめざましい経済発展と無縁ではありません。 しかし一昔前は造船業と運命を共にするんじゃないかと かなり落ち目だったのです。それに船舶労働の実情は、、、、 いずれにせよ、どんな業界でも時代により 波があるように、10年後もしかりとは誰にも言えません。 社会人として何をやりたいか腰をすえて かしこい選択をなさってください。
お礼
船舶労働の実情、ちょっと気になります。 景気によって左右されるお給料を当てにして業界を選ぶよりも、回答者さまがおっしゃるように、自分が社会に出てやりたいことをもっとしぼって業界選択をした方が賢いですね。的確なアドバイス、どうもありがとうございました。
海運業すべてで高級なわけではありません。 国際航路で、軍隊で言うところの士官であればかなりの高級ですが。 航海士や機関士など海技資格が無ければ高給な職種にはなれないでしょう。 それらの資格を取るには、商船高専や商船大学へ行かなければなりません。 内航の甲板員とかだと、そんな高給ではないですよ。
お礼
なるほど、海技資格がないと昇級はなかなか難しいということですね。自分は商船の学校とはまったく無縁ですし、今からその資格の勉強をできる余裕もなさそうです。 それよりは違う仕事で海外と関係の持てる仕事を探した方がずっと利口に思えてきました。将来の選択を絞る上で、役に立つアドバイスをどうもありがとうございました。
お礼
「バルチック指数」は知らなかったです。勉強になりました、ありがとうございます。昔は海運業界も低迷の時があったのですで。それで今は中国の景気によって海運業界が支えられていると。仕事はこれから何十年も続くわけだから、その時のことまで考えなくてはダメですね。自分はまったくその先までの予想はつきませんが。 海運業界の仕事を将来の仕事として考える上で、とても参考になりました。ありがとうございました。