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フランス語(仏訳、前置詞+不定冠詞)とは?
- フランス語の翻訳の際に出てくる前置詞+不定冠詞について確認します。
- フランス語の文法では、通常前置詞の後には定冠詞が付くことが多いです。
- しかし、一部の場合において前置詞+不定冠詞が使用されることがあります。
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ご質問の文でaの後に不定冠詞が来ているのは、situations delicatesというのは全てではなく、一部だからです。つまり、このdesは quelquesの意味だからです。それで、auxとしてしまうと、a toutes lesの意味になってしまいます。 あと#1さんの補足で書かれたことですが、フランス人は一般に a+unのような母音衝突を嫌うのもあるんですが、aller au cafeとなるのは、 英語とフランス語の冠詞の大きな違いの一つです。英語なら この場合は go to a cafe でいいです。というのは英語の不定冠詞には無作為抽出の一つがそのもの全般を代表する働きがあるからです。結局 どれでもいいという感じでしょうか。そこで定冠詞を使うと、そのものが特定されてしまうわけです。 しかし、フランス語の不定冠詞にはそのような働きはなく、あくまで 「とあるひとつ」であり、他の物とは差別化しているんです。日本語で言えば「だれかさん」みたいな感覚に近いです。そして、フランス語の定冠詞は英語の定冠詞よりも指示性が弱く、一般性を表す時によく使われます。フランス人は それに cafeが大好きであり、aller au cafeというのは非常に日常的な行為です。ですから、「とあるカフェ」というように、一つを抽出する必要がないのです。まあそれでも、行きつけのカフェの場合は 特定のカフェになりますので、これも定冠詞を用いることになりますが。もっと分かりやすく言うと、フランス語で不定冠詞を使うと、聞き手の知らない何か初耳なものを表すことになります。これ以上はうまく説明できませんが、ご不明な点がありましたら、補足をください。出来る限り私の知っている範囲でお答えします。
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補足ありがとうございます。今日で今年も終わりですね。私の住んでいる地域では雪が積もりました。 >ヴァカンスで海や山に行くのは普通だから a la plage, a la montagne という。 それと、定冠詞を用いるのは決まった目的が暗示されている場合が多いです。a la plageなら pour se baigner, a la montagneなら pour faire une randonnee、そして au cafeなら pour boire du cafeという風にです。 > 初耳、つまり強調したい時に英語のa certain(フランス語にもありそうですが)に近い意味合いで不定冠詞を使う。 ということでしょうか? フランス語で不定冠詞を使うのは、「強調」というより「さりげなさ」ですね。そして、不定冠詞のunやuneを強調すると、それはもはや、不定冠詞というより、数詞として「一つの」という意味に取られます。英語なら確かに certainでもいいんでしょうけど、certainだと fixedやdefiniteの類義語として、特定のものを指す場合もあり、 何となくわざとらしい感じもするので、some+単数名詞で表した方がいいかもしれません。 >書き言葉と話言葉で、この辺り、変わってくることがあるのでしょうか? また、方言というか地域によって差があったりするのでしょうか? 冠詞の使い分けに関しては 書き言葉と話言葉の差は殆どないかと思います。しかし、どちらかと言えば、話し言葉の方が定冠詞を多く使うかもしれません。地域による差も確信はないんですが、フランスの南部の地域だと冠詞自体を省略することもたまにあるようです。
お礼
some + 単数名詞 は英語の場合ですね。 「さりげなさ」ならunやuneを何も考えずに多用してもよさそうですが、その辺フランス人気質を理解しないといけないところでしょうか。まだ私には理解できません。いずれにしても使用例毎に覚えていくのが無難みたいですね。
- BASKETMM
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tachihさん、 補足を拝見いたしました。最初のご質問を拝見いたしましたとき、何か最初に文法があって、杓子定規に当てはめておられるような気がしたので、素人の私が口を出したのです。私の誤解であったこと、私よりずっと分かっておられること理解いたしました。失礼いたしました。付け加えることはありません。 No.2 myrtille55さんの解説には感心いたしました。言葉を勉強する場合の方向が見えてくるようです。続編、またどなたかのコメントも待たれます。
補足
いや、まあ私の質問の仕方も悪かったです。
- BASKETMM
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>>> 三行目で a des とあります。フランス語の文法の勉強では、前置詞 a の後は定冠詞が付いて(auxなどの様に)、和訳的には不特定の物事である場合でも不定冠詞は来ないものだと思いこんでいましたし、手持ちの文法書には載っていません。 どういう場合に前置詞+不定冠詞になるのでしょうか? 1.前置詞により、後ろの言葉が規定されるのはおかしいと思いませんか。変な思いこみがあるように感じました。文法は「文字列の規則書」出はないのです。もう少し「意味を持った言葉」の規則として理解した方がよいように思います。どの冠詞が付くのかは前置詞によって決まるのではないでしょう。後ろの名詞をどう修飾するかで決まるのです。 2."a des situations delicates" あるいは "a des situations" をキーワードにして グーグルフランス www.google.fr で検索してご覧なさい。いくらでも例文は出てきますよ。「フランスのサイトのみ」にチェックを入れましょう。さもないとあなたの質問まで出てきてしまいます。
補足
>> 2. あ、例文は調査済みです。 質問のタイトルが間違ってました。それに質問の書き方がちょっとまずかったです。 本当に質問したい内容は、aの場合で、a un, a une, a des となる場合のun une des のニュアンスについてです。 フランス語学校でフランス人に習っていた時に「今日は何するの?」と聞かれて、Je ne sais pas encore, ・・・peut etre je vais a un cafe.などと答えたら、au cafe.と言う風にallerの後のa+不定冠詞をa+定冠詞に訂正されてました。夏は海岸に行く、秋は山に行く、とかいう場合も常にa+定冠詞でした。カフェ、レストラン、本屋やデパートなどは、街中にはたくさんあって、行く直前に決めたり、歩きながら決めたりすることが都会の日常生活では多いと思うのですが、あえていつもauに訂正されるのは、何か理由があると思ったのです。複数のフランス人と話してきましたが、aller+aの後に不定冠詞を言う先生はいませんでした。まだ不特定でも日常会話ではaller au cafeなどと言ってもいい習慣があるのでしょうか?まだ不確定でもスタバとかサンマルクとかいくつかイメージが浮かんでしまったらauと言っていいのでしょうか?それともフランス人は基本的にカフェや本屋などは行きつけが決まっていて、日本人みたいに行き当たりばったりという感覚を持ち合わせていないのでしょうか?
補足
丁寧な説明、ありがとうございます。 やはり使われる都度覚えていくしかなさそうですね。 >>もっと分かりやすく言うと、フランス語で不定冠詞を使うと、聞き手の知らない何か初耳なものを表すことになります。 この部分の意味は、 ・ヴァカンスで海や山に行くのは普通だから a la plague, a la montagne という。 ・初耳、つまり強調したい時に英語のa certain(フランス語にもありそうですが)に近い意味合いで不定冠詞を使う。 ということでしょうか? ところで、この、a+不定冠詞/定冠詞を使う状況に関して、 ・書き言葉と話言葉で、この辺り、変わってくることがあるのでしょうか? ・また、方言というか地域によって差があったりするのでしょうか?