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ドイツに詳しい方
ドイツの習慣についてしりたいのですが、詳しい方教えてくれないでしょうか?? 一つ目は、クリスマスツリーを飾る日です。 もう一つは、子供達はクリスマスのプレゼントを誰からもらうことになっているかです。 ドイツに詳しい方お願いします。
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- Mumin-mama
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クリスマスツリーは24日のカフェツァイト〈午後4~5時のお茶の時間)の前に部屋にツリーを入れ飾りはじめます。ツリーの先には星が飾られ、必ず真っ赤なリンゴと小鳥も他の飾りと飾られます。飾られるものはガラス細工の玉、ラメの糸、ローソク、藁で出来た天使、木の人形、ヴンダー・ケルッエン(線香花火のようなもの)などです。 また、下の方には食べられる御菓子で出来た飾りがつけられます。 そして、ツリーの下には家族からのプレゼントが置かれます。 ドイツではクリスマスマーケットが有名ですが、〈24日から数えて4週間前の1.アドヴェントの金曜日の午後~23日または24日の昼まで)そこで、クリスマスに必要なものが売られます。この頃から主婦はクリスマスのクッキー作りに忙しくなります。クッキーは日本で言えば御節料理みたいな感じです。 プレゼントは12月6日にニコラウス(サンタクロース)の日に小さなプレゼント(昔の習慣ではレープクーヘンや胡桃などのナッツ類やリンゴ、みかんなど)幼稚園でも配られます。 (ドイツの幼稚園は普通、家の宗教によって、カトリックかプロテスタントの幼稚園に分かれます。) クリスキンデスの大きなプレゼントは24日の夜、簡単な夕飯が済んで一段落してからテープルの上にはチョコレートやマジパンやレープクーヘンを盛ったお皿が置かれ、家族みんながクリスマスツリーを囲んで、ギターやアコーディオン等と共にクリスマスの歌を合唱します。この日のプレゼントはクリスキンデスといい、子供達はクリスキンデスに希望するプレゼントを書きます。それは天使が持ってくることになっています。 一通りクリスマスの歌を歌うと、年長者からプレゼントが皆に配られます。実際にプレゼントを買うのは親です。高い物は親や祖父母などがお金を出し合って買うことも珍しくありません。また、ほとんどのドイツの子供にPate=パーテという代父、代母がいてその人たちからも郵送などで本などのプレゼント普通もらいます。 夜9時くらいになると、自分の教会のミサに出かけます。 ドイツのクリスマス24日は普通家族だけで過ごします。ですから、家族の居ない人やその年に家族を亡くした人はたいへんさびしい思いをします。 日本のようにご馳走を食べるのは25日の昼食(一般的なのがガチョウの丸焼き等)でお母さん自慢のケーキやクッキー、シュトレンなどが出てくるのはカフェツァイトからです。 25日、26日は休暇でこの日は近所の友達の家に訪ねたり、友達が訪ねてきたり、朝の10時~クッキーを食べながら、フリューショッペン〈朝酒)、昼は家族で自宅で食べ、4時からカフェツァイト、夜は何種類ものパンとハム、ソーセージ、チーズと酒で達や家族でパーティーです。友達や家族とはクリスマスプレゼントやクリスマスツリーの飾りつけを見せ合ったり、散歩に出かけたり、男性達はスカートというカード遊びや女性達も簡単なボードゲームなどをして楽しくおしゃべりして過ごします。 クリスマスツリーは1月6日まで飾られます。 私がいつもクリスマスを過ごすドイツの村はこんな感じです。近くには「聖しこの夜」が作られたオーバルンドルフ〈オーストリア)があります。
- Sonamin
- ベストアンサー率60% (3/5)
ドイツでも子供にプレゼントを贈るのはサンタクロースですが、名前はサンタクロースではなく由来の聖人の名二コラウスで呼ばれています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9 (表示されない場合はウィキペディアでサンタクロースを読んでください。本文に二コラウスの話が出てきます。) ツリーは、ドイツ家庭ではたいてい本物のもみの木の小さめのものを買ってきて居間に飾ります。12月に予約を入れて、24日の晩に木を立て、子供がいれば一緒に、飾り付けを始めます。この木の下に、親が夜中に子供へのプレゼントをおくのですがもちろんニコラウスが運んできたことになっています。このプレゼントも、もし友人や同僚からプレゼントを早めにもらうことがあったとしても、25日になるまであけてはいけません。
- oska
- ベストアンサー率48% (4105/8467)
>一つ目は、クリスマスツリーを飾る日です。 どいつは、各州で文化・風習が異なります。 歴史的に、ドイツ統一まで各諸侯が統治していました。 (今でも、州単位の行政です) ご存知のように、クリスマスツリーはドイツが発祥です。 確か、1597年アルザスのテュルクハイム村が最初です。 11月最後の日曜日から準備を始め、各家庭ではアドヴェント待降節のためのアドヴェントクランツ(樅の木の枝をまるくしたリース)が飾られ、4本のローソクを立て、1本のローソクに火をともします。その日から日曜日が来るたびにまた1本と、最後の1本の4本目がともると、クリスマス目前。 24日のイヴは家族で大事な晩餐をし、25日は家庭で静かに時を過ごします。 >もう一つは、子供達はクリスマスのプレゼントを誰からもらうことになっているかです。 家族・両親が子供に贈るのは当然ですが、大人は近所の子供たちにも一緒にプレゼントを渡します。 孤児・生活保護世帯児童施設など弱者に対してもプレゼントを行ないます。 キリスト教で言う「富める者は、富めない者にほどこしを行なう」教えもあるようですね。 最近では、イギリスで始まった「世界の子供にプレゼント」という流れで、各団体が国境を越えてプレゼントを行なっています。
- buchi-dog
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そういった生活習慣が書いてありそうな本を一冊紹介します。著者はドイツ文化の研究で有名な方です。 ドイツのことばと文化事典 講談社学術文庫 1290 小塩節/〔著〕 講談社 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=19992641 なお、恐らく上記の本に書いてあるでしょうが、ご質問のようなことは家庭や地域でずいぶん違うでしょう。日本で、正月のお雑煮が各地方で全く違うようなものです。
お礼
ご回答としていただきありがとうございます。今日、ドイツの事が好きになりました。本当にありがとうございました。