中小企業の継承についてご質問
中小企業の継承についてご質問
40年間不動産業を行っている年商7,000万円の中小企業です。会社の経営は基本的に無借金経営で僅かな利益を出しています。 父親の社長が83歳で寝たきりいなっています。そこで、子供で60歳の私が定年退職を期に引き継ぐかを検討しています。現在、過去5年間の財務状況を精査してみました。つきましては、貸借対照表、損益計算書を添付いたしますので、以下の件について教えてください。
Q1)廃業と私が事業継承する場合のメリット/ディメリットを教えてください。
Q2)社長が万が一の場合、流動負債(短期借入金:社長自身が出資出)に対する対策を
教えてください。
Q3)中小企業の場合株価の10倍の評価をされると聞いています。現在の資本金は、社長
790万円、母50万円、子供160万円となっており、社長以外の持ち分(21%)が低い。
そこで、生前に社長以外の比率を高めること、および増資等による対処の方法はあ
るのでしょうか。
Q4)貸借対照表の資産の部[利益余剰金12,700万円、短期借入金12,300万円(社長)]、
資産の部[固定資産(土地21,604万円・・・自社賃貸物件/営業事務所分]でバランス
しています。この高額な3科目でバランスさせている理由は何なのでしょう。専門
的見地で教えて下さい。
貸借対照表
流動資産6,145 流動負債17,012
現金預金4,588 短期貸付金(経営者)12,300
短期貸付600 未払金168
商品923 未払法人税55
前払費用34 未払消費税140
預り金4,349
固定資産 26,020 固定負債2,500
建物3,084 受取保証金2,500
車両187 純資産13,700
土地21,604 資本金1,000
什器、備品26 利益繰越金12,700
保険済立金1,119
損益計算書
売上高7,325
販売費・一般管理費7,202