世の中、中小企業・零細企業が全国の事業所数の大半を占めています。
しかし、信用も低く、信用を上げることも簡単ではありません。
法律上の雇用者の義務など法律で従業員などは守られますが、中小零細企業は守られません。
逆に大会社などは公的資金の投入などで守られることはありますがね。
中小零細の場合に大きな取引などをしようと思うと、代表者などの役員の連帯保証を求められてしまいます。結果、事業を失敗すると、会社が倒産するばかりでなく、個人資産を失い、最悪自己破産です。
誰にも守られず、すべてを失い、破産者としてのレッテルをはりつけられてしまうのです。
その割に、従業員などは経営者のリスクや精神的負担、過去の労働負担などをわからずに、少々の成功で従業員より多く給与をとることを、否定的な意見で見ます。
経営者は労働者ではなく、経営を考えリスクを背負う立場なので、会社で遊んでいるように見えても、ゴルフなどの接待をしていても、24時間経営者なのです。それ相応の報酬を取れなければ、経営者として成功ではないのです。
世の中、経営者に対して否定的な意見や考えが多く、疲れますね。
従業員に経営を教えるつもりはありませんが、経営者の考えを組もうという従業員が少なく、官公庁の職員も公共事業などを小さい会社などに流すつもりもない、世の中理解されにくいのが辛いですね。
一般的な法律もそうですが、税法で定められている制度も会社に負担を強いるものです。
本来、所得税は自己申告制度です。それを税収を安定させ、回収しやすくするのが給与天引きの源泉徴収制度です。事務負担を強いるのであれば、手数料がほしいところですね。
私は小さい会社の経営者として、専門家も利用せずに、会社で必要な法務(許認可・登記)・人事法務(社会保険制度・労働保険制度・雇用保険制度・労働関係法令に即した雇用)・税務(法人税・所得税・法人住民税・事業税・その他)・許認可法務(労働者派遣に関する法令事務・古物商に関する法令事務など)・会計事務などあらゆる事務全般を行いつつ、営業から経営まで行います。法令は難しくいろいろな法令にまたがります。さらに法改正も頻繁にあり、簡単ではありません。
常にいろいろなことを学びながらの経営が辛いですね。
お礼
回答ありがとうございます! 経営者。と一言で言えばカッコいいですが、その裏でされている悩みや苦労がたくさんあるのですね。こんなにも多くの事をやらなければならないのに、リスクや精神的な負担がある。そんな経営者の方々を突き動かす原動力はやはり責任感なのでしょうか。だとしたら、学生の責任感はどれだけ甘いか、教えて頂けた気がします。 ありがとうございました!