• 締切済み

なぜ? ハ調は黒鍵を使わないの??

なぜ、C調が、すべての基本になるような、音の高さなのでしょうか?  とくにAの音と、対比してみると、A音から、の、オクターブを基本と、する、理由も、あってもいいような、気がします。  歴史的に、Cの音が、すべての基本の音になるという、理由があるのでしょうか?

みんなの回答

  • cyba
  • ベストアンサー率84% (27/32)
回答No.4

回答の補足を読むと、この質問はなぜ幹音は7音なのか?という部分があるので、それに対しては 音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか (ブルーバックス) 小方 厚 (2007/9) が参考になると思います。どうやって音階が作られるかが書いてあります。ついでに、ドミソが心地よい物理的説明も書いてあります。どっちも割と知られた話なんですが、核物理学者がまじめに計算しているところが面白いです(残念ながら数式が出てくる訳ではなかった)。 このご質問は 1.全音階の成り立ち(紀元前) 2.教会旋法の時代(Cが主役じゃなかった時代、16世紀まで) 3.第二の作法(旋律と伴奏)という調性の始まり(17世紀から) 4.イオニア、エオリア旋法が生き残った経緯 と話が細かい。ANo.1,2の答えはほんとにごもっともな感じです。歴史的に見ればCが中心に見えるのはほんの300年ほどの話になります。 回答の補足にあるとおり、12音から7つの幹音を拾う必要はないと考えた人もいて独自の旋法を編み出して作曲した人もいます。一番簡単な例は全音音階で、ドレミファ♯ソ♯ラ♯(どう移調しても2種類)ですね。民族音楽まで言い始めると中東やインドの音階はドレミでは言えなくなってしまいます(そもそも西洋音楽でもないし)。 ハ長調ができた後、ハ長調が中心の様に見えるのは「読みやすい」という理由も大きいと思います。読みやすいですが、ピアノでは最も演奏しにくい調です。弦楽器については開放弦を使いたくないと言う意味だと思いますので、演奏しにくい調は無いと思います。 チェンバロは白黒反転してますが、ピアノと同じパターンもあるそうです。なにやら「貴族の女性の手がより白く見えるように」と言う面白い説や「キー(ピアノとシステムが違いますが)の材質を変えることで均質に鳴らす」とか諸説があるようです。つまり、よく知りません。 どうしようもない蛇足ですが、バロック期のチューニングはA=415Hzだったと言われて、A=440Hzの現代から見ると半音下です。バッハから見れば現代は嬰ハ長調の世界かも知れません。

wordsmaker
質問者

お礼

 詳しく解説、ご教授ありがとうございます。  いろいろ面白いエピソードが音楽の歴史にもあふれているのですね。  楽しく読ませていただきました。このような疑問を持ったのは、  現代音楽とは、ほんの50年くらい、レコードの発明くらいから、  のものではないのか? その前は、楽譜の発明。それとて、  おっしゃるように、ほんの300年か、せいぜい400年  それじゃぁ、   長い間人間が歌ったり、泣いたり笑ったり、していた   音楽って、どんな姿なんだ? と、考えてしまったの、です。  さすがに、Webで検索してもなかなか、情報はないですね  ご教授していただいたキーワードでさらに、勉強させていただきます。   ありがとうごさいます!

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  • ADEMU
  • ベストアンサー率31% (726/2280)
回答No.3

あげあしをとるようですが、C調でも長調でなく、短調であれば黒鍵を使いますよ。チェンバロは逆ですし。 というか、そもそも鍵盤楽器があとからできたのであり、弦楽器であれば何調であろうと同じフィンガリングです。

wordsmaker
質問者

補足

>弦楽器であれば何調であろうと同じフィンガリングです。  何調でも同じですか?  何調の曲だったか覚えていないのですが、移調するとき、  バイオリンは、C#調が弾きやすいと、言う方がいらっしゃいましたが、同じ指使いなのにそういう、難易の違うことがあるんでしょうか?  確かに、マイナーは黒鍵を使いますが、(*^^;)  それとて8音階ですよね。  鍵盤楽器が、10本指の機能から、8音階を確定したのではないでしょうか?  ハープタイプの弦楽器を、撥でたたく、打弦楽器なら8音階は 確定しなかった、ように想像しますが、……いかがでしょうか?  それにしても、チェンバロはなぜ、色違いなんでしょう。   半音が白になっているんですか?   黒い半音のチェンバロは、ないのでしょうか?

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  • Sumi-chan
  • ベストアンサー率58% (18/31)
回答No.2

 ハ長調の音階の中には2つの半音程がはいっています。音階には主音がありますが、この半音程が主音から数えてどの位置あるかで、和声学的な条件がおおきくかわります。  バロック時代以前からいろいろと和声の試みが行われたのですが、最終的に、もっとも感覚的にしっくりくるのが現在の長音階と短音階になっています。古い時代の音楽には現代の感覚からみると違和感のあるものがたまにありますが、和声法自体が進化の途上にあったためです。音階もしかりです。  専門的な話しになりますが、導音ー主音の半音程と、シ・ファの増4度が大きな特徴で、ドミナント-トニックという基本原理ともっとも適合するのです。しかしこの考えを短調に適応するとやや無理があり、仕方なくファとソを#にしています・・・なので短音階には3種類あるのです。  詳細は専門書にゆずりますが、この話しは楽理的にも興味のある話題ですね。  

wordsmaker
質問者

お礼

 御礼が遅くなって申し訳ありません。ご教授のキーワードで 検索して勉強しておりました。  導音と言うのは、シ、7度音程のことのようですね。  4度の半音は、これから展開していく感情に訴える、  7度の半音は、終わる。展開の終了を予感させる。  ……と言う理解でよいのでしょうか?

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  • kjm66022
  • ベストアンサー率40% (2/5)
回答No.1

中世ヨーロッパでは、今とは少し違う音階(旋法)があったようです。 当時、音楽の理論を形作っていく上で最も低い音をAと定め、様々な音階が生み出されました。 後にその音階たちは統廃合され16~18世紀頃に長調と短調の2つになり、今の形になりました。 その際にAではなくCを基準とした方が音階を作るにあたって都合が良かったため、今のようなCを基準とする形になったと言われています。

wordsmaker
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。  さっそく、短調と長調、16世紀など、で、検索してみます。  もうすこし、  短調、長調の、成立過程について、教えていただけませんか?

wordsmaker
質問者

補足

>音階たちは統廃合され16~18世紀頃に >長調と短調の2つになり、今の形になりました。 >その際にAではなく >Cを基準とした方が音階を作るにあたって都合が良かったため、  どのような、理由で、「都合が良かった」のでしょうか?  なにか、ヒントはありますでしょうか? >今のようなCを基準とする形になったと言われています。

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