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ケーデンスについて

音楽理論を独学しています。 下記の曲のケーデンスについて調べたかったので質問しました。 ----------------------------------------------- 調:Dメジャー 進行:D→A→Bm→F#→G→Gm→D→B7→Em→D→A ----------------------------------------------- D=トニック A=ドミナント Bm=トニックの平行調 F#=ドミナントの平行調の同主調 G=サブドミナント Gm=サブドミナントの同主調 D=トニック B7=??? Em=サブドミナントの平行調 D=トニック A=ドミナント 五度圏の表を見ながら調べていきました。 しかし、B7の所が全く分かりません。転調なのでしょうか? この部分を分かりやすく教えてください。 そして、B7以外の所も、上記の説明で良いのかどうかチェックしてくれませんか? よろしくお願いします。

みんなの回答

  • Sumi-chan
  • ベストアンサー率58% (18/31)
回答No.3

 わかりにくいところを少々クラシック的ですが、ご説明します。 F#は、直前のBmのドミナントとしていったん収まります。 しかし、和音に含まれるA#はニ長調の固有音ではありません。ここはロ短調にいったん転調し、そのドミナントでいったん終止したと、解釈します。  その後のF#->Gへの進行ですが、ここは半音上にずれる進行(上ずれor下ずれともいうらしいですが・・・)が発生してたまたま、ニ長調のサブドミナント(=G)に行きます。(※こういう半音上昇はブルックナーなどが多用します)その後のGmは「マイナス転旋」といって平行短調のサブドミナントの借用です。ただし、長調へは主和音または属和音経由でしかもどれないという規則があるので、ここではいったん主和音にもどります。  B7は、Emのドミナントとしての借用和音です。B7が登場した瞬間に強く、Emを指向します。  問題はEm->Dなのですが、中間にドミナントのAが省略されていると解釈されています。モーツァルトの作品でも、II->(瞬間にVがはいって)->Iにいく例がすでに作られています。  ちなみにケーデンスは英語なんですね。私が勉強したのはドイツ語の「カデンツ」でしたが。。。

回答No.2

 質問なのですが、 1、「ケーデンス」とは、コード進行という意味でしょうか? 2、11個のコードネームで、一回転する、4度進行の円形?ですか? 3、進行:D→A→Bm→F#→G→Gm→ ^ここで、G調に転調していると、考えると、   D→ B7→Em→D→A          その次の、B7は、G調の3度メジャー「オーバーザレインボー」なんかの感じになるのでしょうか?  これ、ジャイアントステップとかの、コード進行? ですか?  メロディがあるのでしょうか?

kilohgio84
質問者

補足

1:ケーデンスは、コード進行という意味で使いました。 2:ある音から5度上の音程を次々に見ていくと、12個の音を確かめることができ、それを円形にしたものです。 3:ここの進行に関しては、まだ私もよく理解しておりません。NO.1さんがくれた回答を参考にしながら現在リサーチ中です。 この曲はファイナルファンタジー1というゲーム中に出て来る「コーネリア城」という曲です。メロディーもあります。

  • cyba
  • ベストアンサー率84% (27/32)
回答No.1

B7だけを取り出して言えば、Emへ進行するためのドミナントで借用和音(内部転調)となります。トニックの平行調の同主調のセブンスですよね。 D-A、Bm-F#、(G-Gm)-D の部分は、最初のコードをトニックと置くと次にそのドミナントを接続して、そのユニットを3度ずつ下降しながら繰り返していることがわかります。この様にして一定のパターンで繰り返す和声進行を反復進行と言います。この3つの部分は、そう考えた方が把握しやすいと思いますが、いかがでしょう。 ここで、反復進行させて下属調に転調したと捉えると、G-Gm-D-B7-Em-Dまでが一連となり説明しやすくなります。 G=トニック Gmは経過音でGmになったのではないかと思います D=ドミナント B7=トニックの平行調の属調の同主調(平行調のドミナント) Em=トニックの平行調 D=ドミナント そしてこれが Dのトニックと同じ このDがDメジャーのトニックなので、AはそのドミナントとなってDメジャーに復帰。 最初にB7は、Emのドミナントでここだけ借用和音と書きましたが、そうするとEm-Dの進行がDメジャーでII-Iとなってしまい、ポピュラーでは割とよくある進行ですが、この曲がポピュラーかどうかがわかりません。古典的な和声ではII-Iの進行をしないことになっているので、下属調に転調と考えられる訳です。どちらにしても、B7の役割はEmを導くドミナントであることには変わりありません。

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