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確率変数独立性
確率変数 {X_i}n=1,‥‥ は{s_i}(iは1からmの自然数、s_iは実数値)の値をとる。 そして各iに対してp(s_i)の値を定める。(p(s_i)の和は1で、0以上1以下) このとき、確率変数 {X_i}n=1,‥‥が独立であることが知りたいです。 すいません宜しくお願いします。
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再びNo1です。 「公平なコインを投げる」とかいた時点で、 n回目のコインが裏か表かについては、 独立であることを仮定しています。 なので、 P(∩{X_a=s_a})も(1/2)^nとなります。 1回目が表のときに、2回目の表裏の確率が変わる、 なんてことが起こっていたら、公平とはいえませんからね。 なので、補足に書かれてある質問は、 明らかに独立だと言えます。 (「公平」というところに独立性を仮定しているから) でも、あえて独立であることを式で書くなら、 No2で書いたことを示すのですが、 結局左辺の計算で独立性を使うので、 あまり議論をする意味がありません。 では、公平なコインの裏表に関する確率変数は 常に独立になるかといえば、そういうわけではありません。 たとえば、 1回目表⇒x1=1、1回目裏⇒x1=0、 1回目表2回目表または1回目表2回目裏⇒x2=1、 1回目裏2回目表または1回目裏2回目裏⇒x2=0、 という確率変数x1、x2を考えると、 P(x1=1,x2=1)=P(x1=1)=1/2、 P(x1=1)P(x2=1)=1/2×1/2 となり、独立ではありません。 この例は、x1もx2も1回目の裏表だけに依存して確率が決まるので 定義からも独立でないことはわかりますが、 このように、確率変数をどう作るかによって (もともとの事象には関係なく)独立性は変化します。 ちなみに、本質的なことではありませんが、 「P(∩{X_a=s_a})」と 「任意のaに対してP(X_1=s_1,X_2=s_2,…,X_a=s_a) 」 は違います。 たとえば、aが偶数の集合の中を走るとしたら、2つ目は、 「P(X_2=s_2,X_4=s_4,…) 」 となるからです。細かいですけど。。。
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No1です。 補足を見たので追記します。 捕捉に書かれているものであれば、 次をチェックすればOKです。 P(∩{X_a=s_a})=ΠP({X_a=s_a}) ここで、∩とΠはaについてはしるとし、 aはA(自然数全体の集合の、任意の部分集合)の中をはしり、 s_aは0か1をあらわすとします。 ただ、この式は、 両辺とも、(1/2)^n(nはAの要素数)なので成り立つから、 独立であることがいえます。 独立の定義を見て、それをチェックするだけです。 ウィキペディアの参考ページも見てください。
補足
返信ありがとうございます。 右辺は(1/2)^{n}は明らかなもですが。 左辺をどのように考えるのでしょうか? P(∩{X_a=s_a}) 書き換えると 任意のaに対して P(X_1=s_1,X_2=s_2,…,X_a=s_a) (s_aは0または1)となると思うんですが この値とはどう考えればいいでしょうか?
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結論からいうと、これだけではわかりません。 独立というのは、簡単にいうと、 変数の分布が他の変数の影響を受けないということです。 たとえば、 コインを投げて表が上だったら1、裏が上だったら2となる XとYという確率変数があって、 P(X=1)=P(X=2)=1/2 P(Y=1)=P(Y=2)=1/2 としましょう。 このとき普通であれば、XとYは独立ですが、 もしコインの表同士が糊で貼りつけられていたら、 P(X=1、Y=2)=P(X=2、Y=1)=1/2となり、 P(X=1)×P(Y=2)=1/4と等しくならず、 独立とはいえなくなります。 (コインがくっついていることからも 独立でないことは直感的にわかりますが) つまり、それぞれの確率変数の分布を与えるだけでは その確率変数の独立性は得られず、 複数の確率変数の分布が与えられないと、 独立性のチェックができないということです。
補足
返信ありがとうございます。 すいません、少し教えてほしいのですが。 公平なコインを無限回投げる試行を考えます。 表が出れば1裏が出れば0 P_0=1/2 P_1=1/2 標本空間Ω={0,1}^{N} (2点0,1の片側無限列) Ωの任意の要素ωに対して、ωの第n座標をX_n(ω)とします。 このとき確率変数列{X_n(ω)}n=1,2,…は独立であるか確かめたいのですが。どうすれば、よろしいでしょうか?
お礼
わざわざ返信ありがとうございます。 具体的な例を紹介してもらったおかげで、確率変数のとり方によって、独立性が変化することの理解が深まりました。 まだ、確率変数、分布に対する定義の理解が不十分なので、根本から見直していこうと思います。