• ベストアンサー

大学入試の等電点について

アミノ酸の水溶液に電極を取り付けて直流電流を流す。→「リシン(等電点9.7)水溶液およびグルタミン酸(等電点3.2)水溶液がある。水溶液のpHが6.5のときの現象はどうなるか?」という問題なのですが、僕はpH6.5のときは真ん中だからリシンとグルタミン酸はともに移動しないと思うのですが、答えはリシンは陰極に、グルタミン酸は陽極に移動するです。これはなぜなんですか?回答おねがいします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

等電点は、直流電流を流す(=電気泳動)させたときに、動かないpHのこと です。ですから、pH6.5だと、リシン(等電点9.7)、グルタミン酸(等電点 3.2)は共に動きます。しかもpH6.5は、リシンにとっては等電点9.7より低い pHですし、グルタミン酸にとっては等電点3.2より高いpHですから、動いてい く方向が逆になります。 http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=Special%3ASearch&search=%E7%AD%89%E9%9B%BB%E7%82%B9&fulltext=%E6%A4%9C%E7%B4%A2 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%89%E9%9B%BB%E7%82%B9%E9%9B%BB%E6%B0%97%E6%B3%B3%E5%8B%95 を参考にして下さい。

parker09
質問者

お礼

すごくよくわかりました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

その他の回答 (1)

  • nious
  • ベストアンサー率60% (372/610)
回答No.2

グルタミン酸(G)の等電点が3.2という事は、このpH3.2においては全体として電気的に中性になっている訳です。 pH=6.5ではこの状態よりH^+が減少しているので、 3つの平衡が移動してグルタミン酸の陽イオン(G^+)が減少し、 陰イオン(G^-,G^2-)の濃度が増加すると考えられるからです。 G^+ → H^+ + G G → H^+ + G^- G^- → H^+ + G^2- リシンについても考え方は同じです。

parker09
質問者

お礼

すごくよくわかりました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

関連するQ&A