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等電点について
ある本に ●酸性アミノ酸であるアスパラギン酸の等電点PIを求める…(1) ただし、この時PK1=2.1,PK2=3.9,PK3=9.8 (回答)PI=(PK1+PK2)/2 ●塩基性アミノ酸であるリジンの等電点PIを求める…(2) ただし、この時PK1=2.2,PK2=8.9,PK3=10.3 (回答)PI=(PK2+PK3)/2 とあったのですが、なぜ(1)の場合は(PK1+PK2)/2で、(2)の場合は(PK2+PK3)/2の違いがでるのですか?これはなぜか分かる方は回答をください。
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- Kemi33
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こちらの類似質問を御覧下さい。 ・http://oshiete.eibi.co.jp/kotaeru.php3?q=2388168 QNo.2388168 酸性又は塩基性アミノ酸がプロトン化・脱プロトン化した時の構造 定義から, K1 = [II][H+]/[I] (1) K2 = [III][H+]/[II] (2) pK1 = -logK1 (3) pK2 = -logK2 (4) (1), (2) より K1・K2 = [III][H+]^2/[I] ここで,等電点では (I) と (III) が等量存在しますので,[I] = [III] です。よって, K1・K2 = [H+]^2 ⇒ [H+] = √(K1・K2) pI は等電点での pH ですから, pI = -log[H+] = -log(√(K1・K2)) = [(-logK1)+(-logK2)]/2 = (pK1+pK2)/2 これは酸性アミノ酸の場合ですが,塩基性アミノ酸の場合も同様の式を書いて考えれば解ると思います。
お礼
ありがとうございました。参考にさせてもらいました。