「ヘキサン」（植物油の製造工程で）

質問

次のサイトの「ヘキサン」の意味がわかりませんでした。

http://www.oil.or.jp/siryou/kiso01_05.html#zu1

回答No.1

mojitto · ベストアンサー

油分の抽出に使う溶媒ですね。
油は圧力をかけて搾り取るイメージがありますが、他にも抽出する方法があります。
抽出すると絞るのが難しい材料でも比較的簡単に油が取れますし、効率も上がります。

詳しい製法はわからないのですが、おそらく粉末状にした大豆などをヘキサンに浸すのだと思います。すると大豆などの油分がヘキサンに溶け出します。
そしてヘキサンを蒸発させれば油分のみが残ります。

回答No.3

mike64

有機溶媒の一種です。
日常で見かける物の中では、ガソリンや灯油などに含まれています。
植物油の製造工程では、油を効率良く抽出するために使われます。
大豆などを粉砕した物とヘキサンを混ぜかくはんすると、植物油がヘキサンに溶け出します。
その後、固形物（大豆かす等）と液体（ヘキサンに植物油が溶けたもの)に分離し、液体の中のヘキサンを除去すると植物油が取り出せます。

参考URL：

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%83%B3

回答No.2

A-Tanaka

こんにちは。
以下を参考にしてみてください。
http://a.yamagata-u.ac.jp/amenity/electrochem/species/SpeciesWeb.aspx?nSpeciesID=699
また、平成14年度時点での国内流通量に関しては以下を参照。
http://www.env.go.jp/chemi/report/h14-05/chap01/03/33.pdf
このうち、10%程度が食用油で利用されていると思います。なぜならば、圧倒的にブレーキオイルの洗浄やグリースの洗浄で使われている例が多いからです。

なお、特有の臭気がするため、入っていれば分かります。しかしながら、僅かですが、食用油に溶け込んでいる可能性はあります。人体への影響に関しては、現在不明（まあ、無いほうがおかしいと思いますが・・）。