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ナッシュ均衡について

ゲーム理論において不動点定理を用いてナッシュ均衡の概念を定式化したという業績でナッシュはノーベル賞を貰いました。 しかし今や数学の世界では不動点定理は学部生が学ぶような教科書レベルの話ですよね。何でそれがノーベル賞に値するんでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nash50
  • ベストアンサー率65% (19/29)
回答No.2

>ゲーム理論において不動点定理を用いてナッシュ均衡の概念を定式化 これは誤りです。 ナッシュはゲーム理論における均衡を定式化し、有限のゲームにおいて混合戦略の範囲で必ず均衡が存在することを不動点定理を用いて証明しました。 ですから、不動点定理を用いてナッシュ均衡を定式化したわけではありません。 さて、ナッシュの経済学に対する以上の貢献(ナッシュ均衡の定式化と存在証明)は非常に重要なもので、いまや経済学の様々な応用分野において、ナッシュ均衡の概念は必要不可欠なものとなっています。 ナッシュの経済学に対する貢献は参考URLが詳しいですので、一読されることをオススメします。

参考URL:
http://wwwsoc.nii.ac.jp/msj6/sugakutu/1101/nakayama.pdf

その他の回答 (1)

  • A-Tanaka
  • ベストアンサー率44% (88/196)
回答No.1

たぶん、金融工学への応用といったところではないでしょうか? 自然科学の理論などが、実学の世界に応用されるには、それだけ時間がかかるのかも知れませんし、新しい分野として業績に値したのかも知れませんね。 まあ、何よりノーベル賞の選考委員の方々も、その道の専門家ですから、当然、他の分野まで目が回らないからというのが、本当のところでしょう。

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