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新約聖書の中の聖母マリア
聖母マリアに呼びかける場面が新約聖書の中にあるでしょうか。個所を教えて下さい。 聖母への呼びかけに使う二人称代名詞を各国の言葉で知りたいのです。目的から見て、この質問は語学のカテゴリーに出すべきであったかも知れません。しかしこの分野に知識を沢山持っておられる方は、哲学カテゴリーにに多くおられると考えたのです。 二人称代名詞が親称(ドイツ語では du)であるか、敬称(ドイツ語では Sie)であるかは、話し手の考え方、心の持ち方にもよりますから、哲学欄でもご勘弁下さい。
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カトリック信者です。 新約聖書が書かれた時期は、まだ聖母が存命だったこともあり、教会の一員として扱われていたので、ほとんど出てきません。 聖母信心がどのように発展したのか、はっきりとはわかっていませんが、A.D.200年頃、ローマのカタコンベに聖母子像が描かれていることから、既にそのころには確立していたと言えます。 聖母に対する民衆の呼びかけは新約聖書に一つもありませんが、ルカ福音書1章28節には天使がマリアに呼びかけがあります。 その挨拶の言葉を用いたのが「アヴェマリア」の祈り、日本語で「天使祝詞」です。 天使からマリアへですから、ラテン語でもtu、スペイン語でもtu'です。 英語はthouとなっていますが親称、敬称の区別はないからこれは関係ないですね。 リンクしたのはBiblegateというサイトで、プルダウンメニューから選べば各国語でルカ福音書の記述が読めますので、ご参考にどうぞ。 今 oración(祈り) と Mariaというキーワードでスペイン語のサイトを検索してみました。 ぱっと見たところ「あなたの」という部分にtusもsusもあるので一定の決まりはないように見えます。 http://www.devociones.org/oracionindexmaria.htm ご参考になれば。
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- at9_am
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> 聖母マリアに呼びかける場面が新約聖書の中にあるでしょうか。 とりあえず、イエスが聖母マリアに呼びかける場面はほとんどありません。 おそらくヨハネ2:4あたりが唯一の例でしょうが、 すると、イエスは母に言われた。「あなたはわたしと何の関係があるのでしょう。女の方。わたしの時はまだ来ていません。」 というように、かなりそっけないです。イエスではなく天使などを含めて良いのであれば、#1の回答にあるようになっています。 いずれにせよ訳なので、微妙なニュアンスまでは分かりかねます。元はヘブライ語ではなくギリシャ語ですからそちらを見るのが一番正しいのでしょうが・・・
お礼
at9_am さん 有り難うございます。 私の出した質問が不十分であったため、少し誤解が生じて皆様にご迷惑を掛けました。at9_am さんが言われるように、ヨハネ2:4 はイエスが聖母マリアに呼びかけています。私が本当に求めていたのは、民衆が聖母に呼びかける場面なのです。日本人は神や、佛や、聖なる方にお前とは語りかけませんね。これに対し、フランス人やドイツ人は神に対し、tu, du (お前)というのです。では聖母にはと言うのが疑問点であったのです。 ヨハネ2:4 はイエスから聖母マリアへの呼びかけであるにせよ、フランス語でtu/toi、ドイツ語で du が使われていることを確認いたしました。尚、聖書、祈祷文などを多く見比べると、フランス語で vous が使われている物もあり、もう少し勉強いたします。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
ドイツ語 Ave Maria (Gegrüßet seist Du, Maria) http://de.wikipedia.org/wiki/Ave_Maria 英語 Hail Mary http://en.wikipedia.org/wiki/Hail_Mary など 各国の WIKIPEDIAを見てみました
お礼
tanuki4u さん 有り難うございました。私の出した質問の書き方が悪く誤解を生じてしまいました。申し訳ありません。知りたいのは聖母マリアを何と呼ぶかではなく、どの代名詞を使うかと言うことです。 それにもかかわらず、教えていただいたサイトから有用な個所を見付けました。 英語で、thou/thee、ドイツ語で du/dir が使われていることを確認いたしました。
- kigurumi
- ベストアンサー率35% (988/2761)
>聖母マリアに呼びかける場面が新約聖書の中にあるでしょうか。 はい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2 『下記祈祷文の冒頭から4行はルカによる福音書からとられる。最初の2行は大天使ガブリエルのマリアへの受胎告知の挨拶の冒頭(ルカ1:28)であり、続く2行はエリザベツ(Elizabeth)がマリアに向かって述べた挨拶の冒頭(ルカ1:42)から取られる。残りの後半は中世においてフランシスコ会の修道士の付加と言われる』 とうことで、ルカにあるようです。 アヴェマリアの各国の歌詞も上記リンクにあります。 ドイツ語ですか? アヴェ・マリアのドイツ語っぽい発音の歌を聴いたことはありますが、、、 検索かけてみたら<初音ミクがアヴェマリア(ドイツ語)にトライ>が最初にヒットしました。 アヴェ・マリアって歌ってました・・・。 駄目駄目ってことで、次。 ありました。 http://okwave.jp/qa1285159.html やっぱり アヴェ・マリアになってます。 ただし、元はヘブライ語だと思うのですが、ヘブライ語だとなんでしょうね。 シャローム ミリアムでしょうか。
補足
kigurumi さん有り難うございます。 私の出した質問の書き方が悪く誤解を生じてしまいました。それにもかかわらずいただいたお答えは有用でした。 1.質問は、聖母マリアに、民衆が呼びかけるときに、代名詞は何を使うかと言うところにありました。《あなた》と言うのか、《お前》《汝》その他色々ありますね。日本語なら通常は《あなた》でしょう。 2.英語なら you, thou などが考えられます。フランス語では vous, tu ドイツ語なら Sie, du 等々です。 3.しかしながら、No.2 のtanuki4u さんに教えていただいたサイトにはフランス語でtu ではなく、Vous が使われていました。 4.教えていただいたルカ伝を見ると 天使ガブリエルがマリアに《あなた》と言っています。エリザベツも《あなた》です。日本語なら当然だと思いました。 5.同じ個所を手持ちのフランス語の聖書で見ると tu になっていました。vous ではありませんでした。同じくドイツ語ではSie ではなく、 du でした。 6.唯一の疑問は、この呼びかけは天使ガブリエルおよびマリアの友人エリザベツの呼びかけであることです。 7.私としては、一般民衆がマリアに呼びかける場面があればありがたいなと思っています。これが私の補足質問です。
お礼
a-feline さん 有り難うございます。 このサイトをしばらく開けておいた甲斐がありました。 キリスト新聞社の出した、バイブルメイトというCDをご存じですか。 新旧約聖書が日本語訳、共同訳、英語と入れてあります。 古い物なので、最近の製品のように使いやすくはありませんが、手間を掛ければ、検索も出来るのです。 《マリア》をキーワードにして、呼びかけの場面を探してみようと考えています。貴兄のやられたことを日本語で行い、各国語聖書の同じ場面を見たいのです。申し上げたように、聖書の各編を一度複写しなければ出来ないという不便さがあり、しばらく時間が掛かりそうです。 キリスト教信者でもなし、語学の専門家でもない人間の質問に答えて下さり感謝しております。