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漢文
漢文について質問いたします。 春秋左氏伝の中の「病膏肓に入る」の中で、子どもが「焉逃之」という場面があるのですが、これを「焉くにか之を逃れん」と書き下しています。参考書にはこれは疑問とあり、文脈からも疑問と分かるのですが、文末が「ん」の時は、原則反語とも学びました。どうしてこの一文は「焉くにか之を逃るる」とならずに、文末が「ん」で終わるのでしょうか。お教えください。
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- Ishiwara
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回答No.2
「ん(む)」は「どうしてできようか」の「よう」に当たります。「どうしてもできない」という意味を込めた「反語表現」として多く使われます。 例:燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや(小さな鳥に大きな鳥の気持がどうして分かるだろう)。
- jasko
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回答No.1
「彼は名医である。我を退治してしまうことが心配だ。どこに逃れようか。」と言った。 この意味からすると「ん」は推量の助動詞なんじゃないですかね。推量の「む」は一人称の時は意志の意味ですが、ここは疑問文ですから推量となって、「どこに逃げたらよいだろうか」的な意味なのでは。「どこに逃れるか」ではなく「どこに逃げようか」の意味にとりたい場合は「ん」が入ってる方が自然な気がします。