- ベストアンサー
たぶん、ラテン語だと思うのですが・・・
合唱団で歌っている、スペインの作曲家Javier Bustoの曲の歌詞なのですが、辞書を見てもよくわかりませんでした。 ラテン語だと思うのですが、違うのでしょうか? 単語の意味などお判りになる方がいらしたら、教えていただけませんでしょうか? よろしくお願い致します。 Exsultate Deo adjutori nostro jubilate Deo Jacob Sumite psalmum et date tympanum psalterium jucundum cumcithara Divertit aboneribus dorsum ejus manus ejus in cophino servieruuntEt cibavit eos ex adipefrumenti et de petra melle saturavit eos Gloria Patri et Filio et Spiritui Sancto Sicut erat in principio et nunc et semper et saecula saeculorum Amen どこで改行したらよいかもわからず、読みにくいかと思いますが、 よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
#2さんが言われるように確かに旧約聖書の「詩篇」81節に由来するものですが、厳密には対応してないですね。ネットで検索したところ、次のI Cinque Salmi di San Giuseppeの中の「詩篇80」の詩行と一致しているのがわかります。 http://www.unavoceverona.it/SPIRITUALITA/nov06/I%20Cinque%20Salmi%20in%20onore%20del%20S.%20Nome%20di%20San%20Giuseppe.html このHPに基づいて本文を復元し訳してみましょう。 Exultate Deo adjutori nostro: * jubilate Deo Jacob. わたしたちを助け給う神を喜べ、ヤコブの神に向かって喜びの歌を歌え Sumite psalmum, et date tympanum, * psalterium jucundum cum cithara. 賛美歌を歌え、キタラ(竪琴)とともに太鼓を鳴らし、喜びの琴を奏でよ。 ------------------------------------------------------------ Divertit ab oneribus dorsum ejus: * manus ejus in cophino servierunt. 神は彼の背から重荷を解かれた。籠の中で疲弊していた彼の手は解放されたのである。 ------------------------------------------------------------ Et cibavit eos ex adipe frumenti; * et de petra melle saturavit eos. そして神は彼らに最良の小麦をあてがった。そして岩からしたたる蜜で彼らを飽かせたのである。 Gloria Patri, et Filio, * et Spiritui Sancto. 父と子と精霊に栄光あれ、 Sicut erat in principio, et nunc, et semper, * et in saecula saeculorum. 始めにありし如く、今も、いつも、未来永劫に。
その他の回答 (5)
- BASKETMM
- ベストアンサー率29% (240/806)
No.2 + No.4 です。前回は中間報告と書きましたが、Big-Baby さんの No.5 回答により、詩の内容が旧訳、新約に跨っている事にも説明が付きましたので、私から付け加えることはありません。注を付けるとすれば、聖ヨゼフとはイエスキリストの養父/マリアの婚約者(夫?)です。
お礼
ありがとうございました。 又、お世話になることがあるかと思います。 その節はよろしくお願い致します。
- Big-Baby
- ベストアンサー率58% (277/475)
#2です。 >の部分ですが、楽譜では、aboneribus というように1つの単語のように見えるのですが、ab とoneribus は別の単語なのでしょうか? そうです。I Cinque Salmi di San Giuseppeの「E. Ps. 80.」以下の文が一番もとの正しいラテン語の文です。abは英語のfromにあたるラテン語の前置詞で、英語と同様に名詞の前に置かれ、続く名詞とは離して書かれます。 ab oneribus= from the burdens ですね。英語のabnormal,absentなどの語源です(合成語の場合は無論くっつけて書かれます) >BASKETTMMさん I Cinque Salmi di San Giuseppeはイタリア語で、英語に直すと、 Five Psalms of Saint Joseph、「聖ヨゼフの5つの詩篇」という意味です。このサイトはイタリアのラテン語典礼を守る会によるもので、この会に属する教会や修道会で歌われているのでしょうね。旧約の時代にイエスの信仰などありませんが、これは中世になって三位一体の神を信じるキリスト教徒によって作られたものです。
お礼
ありがとうございました。 今後もラテン語の歌をうたうことがあるかと思いますので、その節は又、お教え頂きたいと思います。
- BASKETMM
- ベストアンサー率29% (240/806)
No. 2 です。今回も中間報告です。申し訳ありません。 前回、ご質問の対象文が詩篇の一部であると書きました。ご存じのように、聖書は旧約聖書と新約聖書から出来ています。しつこく書けば、旧約はイエスキリストが生まれる前のお話し、新約は誕生後の物語です。そして、詩篇は旧約聖書の一部です。(キリスト誕生前) ところが、今議論の対象に出ている詩には、父と子と聖霊という文言があります。子とはイエスキリストのことでしょう。(キリスト誕生後) ここで、私は、解釈に困ってしまったのです。どなたか補完していただけますか。 尚、No.3 さんの投稿はまだ精読しておりません。I Cinque Salmi di San Giuseppe とは何か教えていただけませんか。上記の矛盾に対する回答のような予感がするのです。
- BASKETMM
- ベストアンサー率29% (240/806)
素人が口を出します。キリスト教徒でもなく、音楽家でもありません。ご参考になればと思います。私の感じでは、この詩は旧約聖書の「詩篇」81節から取られています。(少なくとも、最初の部分は) 0.No1. nakanonanako さんの迅速なお答えに驚嘆しております。 1.例えば最初の一節をキーワードにして、グーグルで検索をすれば、沢山のサイトにヒットします。その一つhttp://www.cpdl.org/wiki/index.php/Exultate_Deo_(Giovanni_Pierluigi_da_Palestrina) を試しにクリックすると Latin text Exsultate Deo, adjutori nostro: jubilate Deo Jacob. Sumite psalmum et date tympanum: psalterium jucundum cum cithara. Buccinate in neomenia tuba: insigni die solemnitatis vestrae. English translation Rejoice in God our helper: sing aloud to the God of Jacob. Take the psalm and bring hither the timbrel: the merry harp with the lute. Blow the trumpet in the new moon, even on our solemn feast day. 2.ショパンという出版社から三ヶ尻正という先生が書かれた、「ミサ曲、ラテン語、教会音楽、ハンドブック」という本が出ています。Tel: 03-5721-5525 たったの1800円。これからコーラスをやって行かれるのでしたら、購入されたらよいと思います。発音のこと、文法のこと、曲の解説、とにかく役に立ちます。例えば、ラテン語の発音には、古典式、ドイツ式、イタリア式と少なくとも三種類あります。合唱団でどれかに統一した発音をしなければ、恥をかきます。 もう少し調べますのでこのサイトを数日開けておいて下さいませんか。
お礼
ご回答頂き、ありがとうございました。 検索の仕方が悪くて、単語で検索していたためか、なかなか訳がわからずにいました。 「一節をキーワード」にして検索すればよかったのですね。 しかし、ミサの通常文と違い見慣れない単語が多く、 私自身では多分訳くせなかったと思うので、皆様のお力をお借りできて感謝しております。 改めて確認してはいないのですが、我が団ではイタリア式の発音で歌っています。 もし他に教えていただけることがありましたら 又、よろしくお願い致します。
おおざっぱにですが、こんな意味のことを歌っています。ラテン語です。 Exsultate Deo adjutori nostro, / jubilate Deo Jacob 我らを神が助けたもうことを喜べ、/ 神を喜べ ヤコブよ Sumite psalmum /et date tympanum psalterium jucundum cum cithara 賛美歌を始めよ /そしてよろこばしき歌の太鼓をキタラ(竪琴)とともに与えよ Divertit ab oneribus dorsum ejus/ manus ejus in cophino servierunt (神は)背を重荷から解放する/ そのお方の両の手が 籠の中にあって 手助けしてくれる Et cibavit eos ex adipe frumenti/ et de petra melle saturavit eos そして彼らを作物の脂で養なった/ そして岩から出た蜜が彼らを満たした Gloria Patri et Filio et Spiritu Sancto 父と子と精霊に栄光あれ Sicut erat in principio et nunc et semper et saecula saeculorum Amen 初めの時にも今も永遠の時にも何世代もの長の歳月にもかくあった アーメン
お礼
早速、回答して頂きましてありがとうございました。 歌うときに、歌詞が判っているのといないのでは、とても違いが出てしまうので、助かりました。 信者でもないのに、宗教曲をうたうので、せめて歌詞を思い浮かべながら歌おうと思っています。 ありがとうございました。
補足
ご回答、ありがとうございました。 お恥ずかしい次第ですが、皆様のお陰でやっと何を歌っている曲なのかがわかりました。 ついでで申し訳ありませんが、もう1つ教えて下さい。 Divertit ab oneribus dorsum ejus: 神は彼の背から重荷を解かれた。 の部分ですが、楽譜では、aboneribus というように1つの単語のように見えるのですが、ab とoneribus は別の単語なのでしょうか?