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「もやし」について質問があります。
もやしの茎に含まれる鉄とアスコルビン酸の相関関係を調査したいんですが、 1.もやしの栽培方法、培地などのコントロールをどのように設定すればいいか。 2.もやし中の鉄(2価と3価)とアスコルビン酸を定量する方法。 の2点がよくわかりません。一般的にはどうのような方法がとられているのでしょうか。 特に2価と3価の鉄がどのような状態で存在しているのかわかりません。 よろしくお願いします。
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アスコルビン酸 試料をポリリン酸かなんかと一緒にホモジェナイズして,濾過して HPLC かなあ.存在量が多ければ DCIP で滴定するとか,比色もできるか.クーロメトリーという手も. 鉄 試料をホモジェナイズして,塩酸で抽出かなあ.存在形態を無視して,とにかく分析するということで. 全鉄なら原子吸光. (II)と(III)を分けるなら,(II)に specific な発色試薬がいろいろあるので (o-phen とか以外にも.dojindo あたりで調べてみると出てくるのでは?),それで比色.ただし,試料調製時に空気酸化されてしまう可能性高し.窒素雰囲気下で作業か? 試料に還元剤を入れて (III) を (II) にすれば全Feも測れるから,差分で (III) も求められる. ただし,アスコルビン酸があると (III) は (II) に還元されちゃうので,アスコルビン酸が存在してることが前提の試料では (II) と (III) の分離定量はむずかしいかも. ホモジェナイズするときにアスコルビン酸オキシダーゼあたりを入れとくとか?
お礼
回答ありがとうございます。大変参考になりました。 アスコルビン酸についてはいろんな定量法があったので悩んでいました。 やはり鉄の存在形態を考えると難しいですね。 抽出方法まで書いてくださって、本当に助かりました。 またわからないことがあった時はよろしくお願いします。