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指導の効果に関する調査について
調査方法についてお尋ねします。 語学のクラスで、ある活動をし、その指導の効果を調査することを考えています。事前テストと事後テストを予定していますが、2点分からない点があります。 1.事前テストの前に、学習者には調査の一環であることを伝えるべきでしょうか。 2.事後テストの結果を学期の成績評価に入れるべきかどうか、分かりません。先行研究を見たところ、成績評価には入れないのが一般的なように思えます。しかし、中には、成績評価に入れることによって学習者が真面目に取り組むことを期待したものもありました。成績評価に含めることによって、学習意欲が高まり、事後テストの結果が良くなる、ということも考えられると思います。その場合、純粋に、その指導方法に効果があったとは言いにくくなるようにも思えます。 以上、2点についてお知恵を拝借できれば幸いです。どうぞよろしくお願いします。
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- trytobe
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1.2.ともに、医薬品の効果確認において、患者役の人に本物か単なる粉か教えずに服用してもらう「単盲検試験」と同じで、 対象者が事前に「これは別のクラスとは指導方法を変えてある」(これは調査である)と気づかれないようにし、 さらには、「これは成績評価に含まれる」かどうかは何もわからないようにする(伝えない)、というのが正道かと思います。 非盲検試験 - 薬学用語解説 - 日本薬学会 http://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi?%E9%9D%9E%E7%9B%B2%E6%A4%9C%E8%A9%A6%E9%A8%93 さすがに、教える側もどちらの指導方法か知らずに教える、という「二重盲検試験」は不可能でしょうし、 これが成績評価に含まれるかどうかを教える・教えないで分けようとしても、生徒間でのうわさなどで結局同じ見解に落ち着いてしまうことから、「言及しない」で統一するのが一番比較の邪魔にならないように思われます。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。医薬品の効果での説明、分かりやすかったです。私の方で、説明不足の点がありました。都合上、統制群を設けることはできそうにないので、実験群と統制群で比較を行うことは難しそうです。厳密な効果の検証にはならないのかもしれませんが…。
補足
説明不足の点がありました。都合上、統制群を設けることはできそうにないので、実験群と統制群で比較を行うことは難しそうです。厳密な効果の検証にはならないのかもしれませんが…。よろしくお願いします。