- ベストアンサー
どっちが一般的でしょうか?
「○○の▲▲指南」という言葉について教えてください。 ここで、○○は人名、▲▲は指南する(される)ものとします。 第3者がこの言葉を見たとき、○○に入る人は指南する側、受ける側のどっちの人ととるのが一般的でしょうか。 それともあきらかに、一方が正解で、もう一方は間違いなんでしょうか。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
例えば、「○○の指導」(○○は人)の場合、 「教師の指導」と言ったら、それは普通「教師からの指導」の意味で、 (例文=教師の指導を無視して勝手なことをする生徒がいます。) 「生徒の指導」と言ったら、それは普通「生徒への指導」の意味になるでしょう。 (例文=あの先生は生徒の指導を怠けている。) 「○○の」の形が、 「○○からの」の意味であるか、「○○への」の意味であるかは、 その会話が行われている状況や、前後の文脈によって決まるといってよいでしょう。 したがって、 「○○の▲▲指南」の○○が、指南を受ける人であるケースも絶無とはいえません。 (例文=初心者の俳句指南がどうもうまく進まない。・・指南する人のボヤキ) しかし、この表現が誤解を招きやすい表現であることも確かですから、 こんな時には、 「初心者への俳句指南」、 のように「へ」を入れればよいと思います。 「師匠の、初心者への俳句指南」 と言えば、指南する人も、指南を受ける人も明示することができます。
その他の回答 (7)
- Eivis
- ベストアンサー率29% (1122/3749)
【指南車】の説明を省いてしまいましたが、磁石を載せた手押し車のようなものとお考え下さい。 http://www.nagaokaut.ac.jp/j/siryou/vos96/P24.html http://www.suelab.nuem.nagoya-u.ac.jp/~suematsu/navigator/kanazawa.html http://www.tcp-ip.or.jp/~ishida96/karakuri/shinansha_bunkasai.html 『大漢和辞典[諸橋轍次著・大修館書店]に「古今注、輿服」並びに「宋史輿服志」に指南車が詳しく述べられているのがわかり、 その内、「宋史」は地元の愛知県図書館が収蔵していた。』
お礼
わざわざありがとうございます。
- Eivis
- ベストアンサー率29% (1122/3749)
>改めて伺いますが、それ自体受身の意味を持っているような、「指南」に代わる言葉ってありますか? 先ほどの回答で・・・「王監督」が指南を受ける場合は『王監督が川上元監督から「監督業指南」を受ける』ような場合・・・ ~と書きましたが『王監督が川上元監督から「監督業指導(指南→指導)」を受ける』が普通で、訂正させて頂きます。 私の記憶では【指南】は書物のタイトルに使われるものが多く、江戸時代から戦前までは[ノウハウ本]のタイトルに見られました。 最近日本ではあまり使われない言葉だと思いますが、私の手元にある香港の本のタイトルでは次のように使われています。 1)廣州話指南(The Right Word in Cantonese)・・・簡易廣東語辞書のタイトル。 2)香港街道地方指南 / 香港街道駕駛指南・・・道路地図 / ドライブ地図 いずれにしても日本では最近見ませんが元来【指南車】に従って地図を作ったという言葉の由来からして元は地図関連語なのです。 以上のような訳で【指南】に代わる言葉は本来の意味からは該当するものがないのです。
補足
この場を借りて、回答いただいた皆様へ。 どうも、「▲▲指南」は受身で使えるようなものではなく、そのままのスタイルでは、それに代わるような言葉もないようです。一から、別の表現を考えてみます。 ありがとうございました。
- Rikos
- ベストアンサー率50% (5405/10617)
#2のRikosです。 >○○さんを指南を受けた側としてこの表現を使うのは、全くの間違いなんでしょうか? 「○○の▲▲指南」の「の」は、「▲▲指南」にかかってくる言葉です。 この「の」は、言葉を変えると「による」になると思います。 そう考えると、受けた側を指すと解釈するのは、少し無理があるように思います。 指南(教え導くこと)という言葉の意味から考えても、「○○の▲▲指南」という短い文中から、受ける側とは考えにくいと思います。 書き込んでいるうちに、kimosabeさんから的確な回答がありました。 私も、「○○への▲▲指南」とされたほうが良いと思います。
お礼
2回目の書き込みありがとうございます。 やっぱり、「への」ですか。参考にします。
- Eivis
- ベストアンサー率29% (1122/3749)
> ○○さんを指南を受けた側として、同じような感じで表現したいとき、どのようにすれば良いでしょうか。 詞の使い方ですが、○○や▲▲と書くから判りにくいのだと思います。 【指南】という詞は・・・「王監督の打撃指南」のように使われるものであって、 この追加質問のように・・・「王監督」が指南を受ける場合は『王監督が川上元監督から「監督業指南」を受ける』ような場合です。 言い換えれば「○○さん」は「▲▲」の権威で、他人を教える【指南】が出来る人でなくてはなりません・・・お分かりでしょうか!
補足
2度にわたり、ありがとうございます。 仰ることはごもっともであり、よく分かるのですが…。 ただ、私の補足質問の回答にはなってないように思えます。(気を悪くしたらごめんなさい。質問の仕方が悪かったのでしょうね。) 改めて伺いますが、それ自体受身の意味を持っているような、「指南」に代わる言葉ってありますか?
- Eivis
- ベストアンサー率29% (1122/3749)
>「○○の▲▲指南」という言葉について教えてください。 ・・・大方の大意は#1、2で述べられていますが、チョット付け加えると・・・ 【指】の字は[ゆび]というよりも、[指す・サス]という意味で捉えると判り易いと思います。 【指南】は元々「磁石」が正確に南(北)を指す事からきた言葉ですから「正確に指す→正確に指示する」という意味を持っています。 『指導』の場合は、個人的価値観や判断が加わった教え方でもよいので、【指南】よりは相対的な『教示』になると思います。 日本の一般辞書【指】1)ゆび 2)~を示す 3)向(むかう)、4)命じる、 中国の辞書には、5)斥(うかがう)という意味もあると載っています。(新詞典:商務院書館版)
お礼
補足ありがとうございます。
- Rikos
- ベストアンサー率50% (5405/10617)
『指南』の意味は「教え導くこと」で、通常は「指南する」と受け取られると思います。 「○○の▲▲指南」でしたら、○○さんが▲▲を指南すると受け取るのが自然だと思いますよ。 「○○が▲▲指南」でしたら、指南されたと受け取れるかもしれません。
補足
回答ありがとうございます。 ○○さんを指南を受けた側としてこの表現を使うのは、全くの間違いなんでしょうか?
- zawayoshi
- ベストアンサー率31% (302/946)
普通「○○さんが▲▲について指導をすること」って受け取りますね。 ○○さんが指導を受けるケースではまず使われないと思います。
補足
やっぱりそうですよね。なんとなく予想はついてましたが確証が持てなくて 質問させていただきました。 追加の質問で恐縮ですが、○○さんを指南を受けた側として、同じような感じで表現したいとき、どのようにすれば良いでしょうか。
お礼
詳しい解説ありがとうございます。 「前後の文脈」があればいいのですが、標題として使いたかったので。 でも、受ける側としては使わない方がいいようですね。別の表現を考えます。