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値上げだらけなのに、デフレ??
世の中、値上げ!値上げ!のオンパレード! カップヌードルからガソリンからポテトチップスから何から何まで すごいですよね でも、CPIだのインフレ率うんぬんだとデフレ気味なんですよね。 液晶テレビや携帯の値下げが指数を実感とは別の方向へひきづっているって聞いたことありますが、具体的にデフレ方向へ引っ張ってる理由は何でしょうか。 指数へのどれがどれだけ影響したかってわかりますか?
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消費者物価指数の統計を直接読めばわかります。 それが面倒ならば次のリンク先を読んで下さい。 http://d.hatena.ne.jp/kmori58/20071010/p1 消費者物価指数の上昇率は実際よりも少し大きな数字が出るにも注意が必要です。 消費者物価指数の意味でのインフレ率がゼロならば実質物価下落だということになります。 どうしてそうなってしまうかについては次のリンク先を読んで下さい。 http://d.hatena.ne.jp/econ-econome/20070812 現在の生活水準を保つためには必要だがめったに購入しないもの (たとえばパソコンやテレビ)の値段が下がっても 安くて優れた製品を買ったときには嬉しくてもすぐに忘れてしまいます。 それに対して毎日の生活物資の値段が上がるとものすごく物価が上がったように感じる。 そのせいで必要なお金の総額は上がってなくても 物価がものすごく上昇したと感じてしまうことになります。 実際に物価水準が上昇したかを調べるためには 同じ生活水準を保つために必要な金額がどれだけ上昇したかを調べなければいけません。 実際にそれを調べて指数化したのが消費者物価指数です。 人間の経済的直観は多くの場合に間違っています。 我々の直観は消費者物価指数(生活水準を保つための出費総額) の意味での物価を正しく認識できないのです。 この点に関する庶民の無知は日本の経済政策にも悪影響を与えています。 庶民の無知をマスコミがさらに増幅強化し、 金融政策のトップの日銀福井総裁まで 「食品値上げがインフレ期待を押し上げている」 などと述べているくらいです。日銀は政策金利を上げたくて仕方がない。 政策金利を上げて経済に悪影響が出ると定期預金金利は下がる という事実を知らない庶民は政策金利を上げたがる日銀を応援する。 馬鹿な庶民が日本経済にとって有害な政策の後押しをしているわけです。
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原油高により、インフレになるかが1つのポイントになると思います。 中国の輸入製品が値上がりすれば、 生活必需品のいくらかの部分が値上がりするでしょう。 食料品と住居費が避けられない費用として、 食料品は、現状維持であるとする。 住居費も、現状維持とする。 次に、電化製品ですが、 デフレとされている理由がこれのようですが、 買い控えをされれば、指数を引っ張りません。デフレになるとは言いません。 その上、買い控えは、景気を悪くする理由になります。 さて、現在が好景気とされ、(好景気というより、成長率0%を続けているという方が正しいと思いますが・・・ それが、大企業の社内留保として貯えられているようですね。 その社内留保が、 ・人→雇用コスト、管理費が掛かります。新たなビジネスを(それもお金を生み出す 産出する人でなければ、金利0の貯金のようなものです。 ・物→設備品等であれば、高効率的な運用をして、 原価償却率が高まった場合に、本来の価値以上、1,000万円のものならば、 1,200万円分に使われたときに、損得で言えば、利益になります。 ただ、その1,200万円分使われた分も、商品開発に繋がらなければ、利益になりません。 ・金融資産→株、債権。株は分かりませんが、債権は、当初より予定利回りでのリターンで計算されてます。 だから、大企業が、現金(他に運用できる)、原材料(工業材料に必須)で持ってないのならば、原油高に対抗出来るか分かりません。 上記の人と物が現在以上の高効率で働いた場合に、(それも消費者、市場ニーズに合わせて 景気回復の糧となります。 原油高が(原材料高、 インフレの要因になればの話で、そうならなければ、何の問題もありません。 人、物の資産が、将来、消費者ニーズに繋がるのならば、問題ありません。(これも、数値としていくら稼ぐものと算定されてるか 公共事業云々は、将来の好景気に期待して、その分を前借するのです。
追加。 大企業が、内部留保を持ってると言われてますが、 それが、人、物、金融資産などの、 現金、もしくは原材料以外のものならば、市場にpayすることは難しいように思います。
お礼
指数への影響度合いわかりますか?
最近の原油高からすると、多少、インフレになるような気が。 1点として、 中国からの輸入製品の値が上がることが考えられます。 中国は、世界の工場的であり、東南アジアにも輸出をしていたと思います。 また、アメリカが中国との貿易収支の赤字を是正しようと思っていたところ、サブプライムで、安価な中国製品の輸入を受け入れざるを得ないと思います。 中国も国内内需増加が考えられます。 その他あるでしょうし。 食料品については、多少弾力性があるでしょうね。牛肉→豚肉にするとか。外食産業は冷え込むかもしれませんが。 円高になっても、資源の国際的な値上がりで、その分がキャンセルされそうですし。欧州からの工芸品などは、円高になれば安くなるはずですが。 国内では、懐の冷え込みが景気減速にはたらくと、インフレ→インフレ+不景気の組み合わせが見事に出来るかもしれませんね。 大規模な資本家の支出(公共事業含む)が日本にはたらないと、国内において、困難な状態になるかも。
> カップヌードルからガソリンからポテトチップスから何から何まで > すごいですよね 小売店の収支が良くなれば、多少、値上げ幅を小さく出来ますね。 値上げが10%だと、小売店の経営効率改善だけでは、値上げ止めは難しいかもしれませんね。(一応、マクロ経済の数式があるのかな。)
- geeen001
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工業製品は頻繁にモデルチェンジするので、物価調査で同じ製品の値段をずっと追跡することが困難です 仕方が無いので、新製品がこの値段なら、性能の低かった旧製品は何割引でこのくらいだろう、という推計で値段を決めます 実際にその何割引の商品が売られているわけではなく、消費者の選択肢としては高い高性能品しかないので、財布には計算上の値引きは全然恩恵を与えてくれません
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 そういった理由もあったんですね。 やはり家電製品が主因でしょうか。 実感とのずれの要因は
お礼
驚きです。。。 とてもわかりやすい回答に心から感謝します。 カップラーメンだけでインフレを語るのは怖いことですね。