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形容詞について
なぜ、英語の形容詞は名詞の前に置かれるのでしょうか? 文法だからしょうがないじゃんといわれればしょうがないのですが、何かひっかかります。 よろしくおねがいします。
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>なぜ、英語の形容詞は名詞の前に置かれるのでしょうか? 英語の形容詞は名詞の「前だけでなく後ろにも」置かれることは、すでにどなたかが説明されている通りです。 ただ、その理由は「限定用法」や「叙述用法」という分け方では十分な説明にはなりません。特に「限定用法」の場合には形容詞を名詞の前に置く、という説明は誤解を招きます。「限定用法」には2通りあるからです。下の(1)と(2)の英文は、どちらも限定用法です。 (1) This is a 【useful】 book. →「限定用法:前置修飾」 (2) This is a book 【useful for beginners】. →「限定用法:後置修飾」 (3) Lots of boys were 【excited】. →「叙述用法」 限定用法においては、一般的に形容詞が単独の場合には(1)の語順を、2語以上の語句になると(2)の語順をとると言われていますが、例外もあります。(4)と(5)も限定用法です。 (4) the members 【present】 (5) the problems 【discussed】 このように考えると、質問者の方がお尋ねになっている疑問が英語の実態と少しずれているようにも思えます。ご質問が「(限定用法の)形容詞は名詞の前に置かれたり後ろに置かれたりすることがあるのか?」ということであれば、上記の説明が回答になるのではないかと思いますが・・・。
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- Ganbatteruyo
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Gです。 また書いてみますね。 本題は、「なぜ、英語の形容詞は名詞の前に置かれるのでしょうか?」なのです。 だからこそ、その理由は文法では説明できない、と言うことを言いたいのです。 (みなさんの説明を批判するのではなく) 文法とは何か、と言う事なのです。 文法はあくまでも「後付」なのですね。 なぜ、と言う質問に、文法用語を使って本当にそれが理由となるのでしょうか。 名詞の前に着く形容詞を前置修飾(用法)とはいえるでしょう。 しかし、前置修飾「だから」前におく、と言う説明は説明にはなっていないのではないか、と言うのが私の持論です。 ~するものを~と呼ぶ、と決めて、なぜそう呼ぶのでしょうか、と言うのであれば~するからそう呼ぶことにした、と言う説明はいいでしょう。 しかし、「なぜそう呼ばれるものは~するのか」と言う理由になぜならそう呼ばれているから、と言う説明は出来ないですね。 日本語では前におくと言うことになっていて、英語ではどちらにもおける表現方法が存在するのです。 表現方法だからなのです。 言い換えれば、もう5年もこのカテで同じことを言っているわけですが、こういう表現をすれば言おうとしていることが分かってくれると知っているからそういう表現方法をする、と言うことに過ぎないのです。 それが、表現方法の「なぜ?に対する理由」なのです。 なぜ、私のことをIと表現するのか、と言う質問に、文法的な説明は出来ないはずです。 なぜなら、これがわかる相手と言うものを無視しているからなのです。 英語を知らない人にIと言っても分かりませんね。 社会文法の知識がないからです。 英語経験がないからですね。 フィーリングが伝わらない人には分からないものは分からないのです。 なぜ、ONEと言うスペルの単語がWONと言う発音をするのか。 これも同じことですね。 OwnやOh-nayと発音したら相手は分かってくれない、だから(外国人は仕方なくWONと発音するように自分で決めるわけです) 前につくか、後ろにつくかは結局、前につけたほうが身のためだと感じるか、それとも後ろにつけたほうが誤解がないのか、を知っているからこそそういう表現をするのです。 これが理由なのです。 なぜ敬語は目下の人に使わないのでしょうか。 なぜ「本」を数えるときに1「本」、2「本」ではないでしょうか。 人間なら一人、二人と数えるのに他の動物は1鳥、1犬とは数えないのはなぜでしょうか。 なぜ、緑なのに青なのでしょうか。 なぜスープは食べるものなのに「飲む」と言うのでしょうか。 胃にはほとんど入らないのでタバコは飲むのでしょうか。 水を「のむ」のは飲むだけどなぜ薬は「呑む」なのでしょか。 なぜ、一人は「ひとり」二人は「ふたり」なのにその後はすべて数字読みなのでしょうか。 なぜ太郎は男の名前なのでしょうか。なぜもう沸いているのにお湯を沸かすと言うのでしょうか。 なぜ、男性・女性・女人があって男人がないのでしょうか。 なぜ女性は「じょ」と発音し女人は「にょ」と無意識に発音するでしょう。 そして、「赤い本」と言うのになぜ「本赤い」と表現しないの??? もういいですか? それとも文法では説明できない日本語の表現方法を書きましょうか。 電話を切る? 何を切るの? 二の腕があって一の腕がないの? 私のこのカテでよく使う「早く風呂に入って寝なさい」と言う表現でどうして風呂の中で寝ようとしないの? なぜ日本語では主語がない文章が多いのに何が主語だか分かるの? ~た、で過去、~ないで否定、~か?で疑問文、なの? 要は社会文法が存在しそれにふんだんに使ってフィーリングを表しているわけです。 言い換えれば、すべての表現が「慣用句」なのですね。 共通した理解、が語法と言う形で作り上げられてきて、生きているからこそ表現方法も変わっていくわけです。 >なぜ、英語の形容詞は名詞の前・後ろに置かれるのでしょうか? そうしなければ「英語の先生に怒られる」と言う事も含んでそうしなければ相手にはわかってもらえないから、としかいえないでしょう。 広い意味での文法だから仕方ないでしょう。 それが英語であり日本語なんですから。 そして、今回のご質問の回答としてはいかにも回答じゃないように見えても結局は回答だなと感じてもらえることを祈っています。
- taked4700
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後置修飾の場合は、そのものだけを見ても分からないことを述べるのが普通です。 a book on the desk で、on the desk は、a book を説明する形容詞句ですが、これも、a book だけを見ていても、on the desk の部分は分からないわけです。 一般的に、後置される形容詞は、位置情報を表すものとか、追加情報として述べる意味合いのあるもの、または、修飾される名詞よりも意味として強調したいものなのです。 例: dishes displayed mission impossible 以前に投稿したものをコピーしておきます。 「犬が走っている。」という文章があります。これは、「走っている犬」に変わります。 ここで、大きき紙に5CM四方の窓が開いていて、そこからその犬を見ているところを想像しましょう。5CM四方の窓からどの部分が見えるかにもよりますが、もう、犬であることは分かりません。そのとき、「何かが動いている」、「何かが走っている」などになります。「何か動くもの」ともなります。 これが、something white、baby boy などになる理由。 注意すべきは、見た順序というか、知覚した順序というか、感覚の順序というか、そう言う順番になっているという点。 これは、例えば、a large white wooden doll などの修飾順にも現れている。名詞に本質的な形容詞が名詞に近くなると説明されるが、逆に言えば、本質的でない特徴の方が目立つと言う意味でもある。大体、a が本質的でないとは、ある意味、言えない。
お礼
お礼が送れてすいません. 自分が知覚した順番が英文の順番になり、それが、ingの場合の修飾になるのですね。大変参考になりました。ありがとうございました。
- Parismadam
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こんにちは。3/31のご質問ではお返事を有難うございました。 ご質問1: <なぜ、英語の形容詞は名詞の前に置かれるのでしょうか?> えっ?そんなことないですよ。後ろに置かれる形容詞もあります。 1.形容詞には限定用法と叙述用法がありますが、前者は名詞の前に置かれますが、後者は後ろに置かれます。 例: This is an exciting game.(限定用法) 「これはわくわくするゲームだ」 There are many boys excited at the game.(叙述用法) 「そのゲームにわくわくしている少年達がいる」 上は現在分詞、下は過去分詞として、それぞれ形容詞の働きを持ちます。 (1)限定用法とは、数ある同種の名詞の中で「ある特定の性質」に限定する用法です。上の文では、数あるゲームの中で「面白いゲーム」と限定しています。 (2)叙述用法とは、取り上げた名詞について「その性質を叙述する」用法です。この用法では、名詞を主語、形容詞を述部にして書き換えることができます(例:many boys are excited at the game 。ここでは、少年達の性質・様子を付加的に説明するつもりで、叙述している用法なのです。 2.この例文で日本語訳では、「わくわくしている」という形容詞は両文とも名詞の前に置かれていますが、英語では下の英文は、日本語の位置にかかわらず、形容詞は名詞の後に置かれています。従って、英語の用法を日本語の問題の置き換えるのもナンセンスなのです。 ご質問2: <文法だからしょうがないじゃんといわれればしょうがないのですが> 1.文法というよりそれぞれの言語の便法(使い勝手)によるのだと思います。 2.この質問を「日本語の用法」に置き換えて説明することも無謀ですが、重要度によるという解釈も意味をなしません。何故なら、No.4で回答されている通り、「名詞」の方が、「形容詞」より重要な情報だからです。それなら、名詞を先に持ってくるのが理に適っています。 3.その点、名詞が形容詞の前に置かれるフランス語は、重要度有線という点では、理に適った言語と言えるでしょう。フランス語では殆どの名詞は形容詞の前に置かれるからです。 例: un homme gentil(O) Un gentil homme(X) 「親切な男の人」 名詞の前に形容詞が置かれることもありますが、例は少なく、基本的な重要度の高さとは全く関係ありません。 4.では英語は、重要な情報である名詞より前に形容詞を持ってくるのは、どういう場合なのか。それは上記でご説明した通り、「限定」の用法で使っている場合です。「限定」で使う場合は、形容詞の与える情報は重要になります。 例: This is a big hat. 「(数ある帽子の中でも)大きい帽子だ」 She is a pretty girl. 「(数いる少女の中でも)きれいな少女だ」 以上より、結論は 1.英語では形容詞でも名詞の前・後に置かれる用法がある。 2.名詞の前に置かれる形容詞は限定用法で、数ある同種の名詞の中でも、「その性質を持った特定の(名詞)」と強調して限定する用法として使われている。 ということです。 以上ご参考までに。
お礼
お礼が送れてすいません。 形容詞でも、後ろに置かれる用法があったなんて、知りませんでした。 とても参考になりました。本当にありがとうございました。
- Ukay
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発音上の重要度を当てはめると、名詞>形容詞になるんですよね。じゃあなぜ語順が形容詞+名詞になるのかというと、私が考えるのは形容詞が限定詞(the, a, theseなど)のような役割を果たしているからなんじゃないかと思います。単なる"a boy"じゃなくて"a kind boy"なら、boyの中でも「優しい」という風にboyを限定してますよね。 限定するなら名詞が来る前の方がいいから、形容詞もそれにならって前に出てきたんではないかと思います。
お礼
お礼が送れてすいません。 限定詞という考え方をおもいつきませんでした。そういった考え方があったということがとても参考になりました。本当にありがとうございました。
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
アメリカに住んで40年目になりました。 何か私なりにお手伝いできるのではないかと思います 赤い本、の赤いが形容詞ですね。 なぜ、英語だからといって特別視して品詞のことについて疑問を持つのでしょう。 日本人の誰がこの「赤い本」の「赤い」がなぜ「本」の前にあるのか着にし、そしてその理由を言える人たちがいるでしょうか。 >なぜ、英語の形容詞は名詞の前に置かれるのでしょうか? を「なぜ、日本語の形容詞は名詞の前に置かれるのでしょうか?」と言う質問に変えてみたらどうなるでしょうか。 そしてアメリカ人が「日本語の形容詞だから仕方ないですよ」と言ったらどう思いますか? 文法の知識として説明できることではないのですね。 しかし、言語としての知識からすれ他の言語の多くがこの語順になるというところから何か共通性を見出すことは出来るでしょう。 つまり、英語に限ったことではないけど説明は私たちとは違う世界の人たちが「討論」するような話題となるのでしょうね。 興味あるご質問だと思いますが、解答はないのではないでしょうか。 あってもそれはその人の個人的「感想」としかならないですね。 (間違っていると言うことではなく。) 参考になりましたでしょうか。 理解しにくいところがあったり追加質問がありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
お礼
お礼が送れてすいません。 アメリカに40年もすんでいる方の意見が聞けて、とても参考になりました。本当にありがとうございました。
- taked4700
- ベストアンサー率37% (777/2050)
基本的に、言葉の並びは、関係の深いものが近くに置かれると言う原則があります。 赤い本に、大きなしおりが挟まっているとします。 それについて、「おおきな赤い本に挟まっているしおり」と言ってしまうと、「大きな赤い本」の意味に、普通はとってしまいます。 また、そもそも、あるものと他のものを区別するのは、そのものの性質など形容詞によって示されるものですから、認識の順番から言っても、形容詞+名詞の順番になるわけです。 非常に簡単に言ってしまえば、上のような説明になりますが、詳しく説明すれば、いろいろ説明の方法はあります。ご疑問があれば、追加質問してください。
お礼
お礼がおくれてしまってすみません。 本にはさまっているしおり、という具体的な例までだしてくださり、本当にありがとうございました。この例によって、形容詞の位置について、詳しくわかりました。本当にありがとうございました。
補足
「基本的に、言葉の並びは、関係の深いものが近くに置かれる」という原則の、近くに置かれる、その関係の深い物(形容詞)の位置は、近くは近くでも、前の方の近くに置かれるという事でいいのでしょうか?
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
>なぜ、英語の形容詞は名詞の前に置かれるのでしょうか? 重要度によるものだとされています。 赤い花(red flower)という場合、大切なのは「花」ではなくて 「赤い」という特徴だということです。 日本語も中国語もドイツ語もそのような語順が基本的並びです。 フランス語は必ず前から修飾しなければならない形容詞が決ま っていますが、それらは基本的な重要度の高い形容詞群です。 いずれにしても、自然な情報の伝達の並びだということではな いでしょうか。
お礼
お礼が送れてすいません。形容詞が名詞の前におかれるのは、人間がつくった言語の自然な語順なのですね。 回答をしてくださってありがとうございました。
お礼
一語の形容詞でも名詞の後ろに置かれる用法があるのですね。 ありがとうございました。