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「一票の格差」ってどういうことですか?
公民で選挙の事について勉強しているのですが、「一票の格差」とはどのように(なぜ)生じるのか疑問に思いました。
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質問者が選んだベストアンサー
議員定数を各選挙区に割り振った際には有権者に応じて配分されていますが、時間の経過とともに人口が変動します。有権者数が変わるということです。 極端に言えば、どちらも議員定数が一人の選挙区があったとして、一方は人口増で有権者数が100万人、かたや過疎化で10人の有権者しかいなくなってしまった場合、1票の重みは全く違いますよね。 このような事態になると平等ではなくて憲法違反ということになります。 そこで、定数の見直しをしなければならないのですが、全体の議員数は決められていますから、この例の場合、有権者が10人しかいない選挙区は隣の選挙区に吸収されることになるでしょう。 でも、ここから選出されていた議員にとっては死活問題となります。 なかなかスンナリとはいかないということになります。
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- kanichiomiya
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回答No.2
100人の投票権を持った人のいる村と、それが1人だけの村があったとして、村長選挙を行った場合、100人の村の候補者(2名とします)は50票より多く取らないといけないのですが、1人の村で同じ選挙を行った場合、1人の票が村長を決める大きな1票になるわけで。 同じ「1票」なのに重さがだいぶ違うことになります。 1票の重さの差を「一票の格差」と呼んでいます。 よって、人口の少ないところでの選挙は1票の価値が重くなります。 過疎や人口集中などで地域によって1票の重さがずいぶんと違ってしまっています。 全国規模の選挙になると特にこの問題があがってきます。
質問者
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
有権者数が一票の重さに関わっているのですね。勉強になりました。回答ありがとうございました。