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一票の格差について?
現在、一票の格差について違憲状態だということで問題になっていますが、 一票の格差をめぐる裁判のニュースを職場で見ていたら、 同僚が、「増える選挙区もあるんだろうね。」と言ったのですが、 私は、減らす選挙区があっても増える選挙区は無いという認識でした。 一票の格差を是正すると、議員定員数が増える選挙区ってあるんでしょうか?
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定数削減は必要ですので、まずは一票の格差を是正して更に定数削減に持っていこうとしています。格差を是正した為に地方の意見が通らないというのはモラルの問題です。都市部の国会議員が地方の意見を無視する事が良くないと成れば、都市部の有権者がその国会議員を二度と当選させない位の意気込みで落選に追い込めばいいのです。有権者の方がモラルは確かですから。流れからして議員定数が増えることはありません。
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- at9_am
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> 一票の格差を是正すると、議員定員数が増える選挙区ってあるんでしょうか? 今回はありません。 これは定数削減と同時に行われているためです。 それから、世界的な話をすれば、例えばアメリカ上院のいわゆる一票の格差は70倍、スペインは100倍越えです。 2倍を超える直接選挙(議員を直接選ぶ選挙)がある国なんて珍しくもなんともなく、10倍を超える国も少なくありません。 http://renho.jp/wp-content/uploads/2013/03/bcff79107b8e52a4c713d2507f29d9b8.pdf
お礼
回答ありがとうございます。 そうですよね。現在の流れでは増える可能性は無いですよね。
補足
少し質問が言葉足らずでした。 「議席を減らすという約束がある現在の流れから考えて」という前提がありました。
- phj
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最高裁の判決を受けて、この間国会で修正したのが0増5減案という改正案です。 つまり、増やすところはなく5議席減らすことで、格差を是正しようしました。これによって、5県で議席が1ひとつづつへって、最大の格差が2倍以内になったのです。 しかし「2倍以内なら合憲か?」というとそうでもありません。世界の標準からすれば、ひとり1票は1票で、常に近づけていく努力が必要だからです。多くの国では1.2倍ぐらいで見直しがかけられます。 日本は、首都圏に全体の3割の人口が集まる、といういびつな人口構造を有しています。そのため「国土の平等な発展」がそのままでは難しいのもたしかなのです。 そのため最高裁も「一人一票」が理想だけど、現実に即して2倍以内なら合憲としてきた、というのが本音のところで、しかし2倍を超えても「抜本的な改革」を一切しない国会に対して「違憲判決」を出したのだろう、といわれています。 今回は初めて最高裁が「違憲」としましたが、この10年ぐらい高裁レベルでは「違憲」「違憲状態」の判決がどんどん増えているのです。 ですので「一人一票」にかぎりなく近づける為に抜本的な見直しをすれば、必ず増える選挙区も出てきます。そのかわり減る選挙区もでてくるでしょう。 参議院については、5倍以内が最高裁の違憲判決の範囲ですが、これも本来なら「一人一票」に限りなく近づけるほうがいいので、改革すれば減るところも増えるところも出ると思います。 しかし「どのような選挙制度が国の平等な意見の集約になるのか」という議論がない限り、小手先の改革ではまた違憲判決がでるでしょう。現在の状況は国会の怠慢ということにつきるのです。
お礼
回答ありがとうございます。 現在の流れでは増える可能性は無いが、平等を正しく追求すれば 増える可能性も出てくるということですね。
補足
少し質問が言葉足らずでした。 「議席を減らすという約束がある現在の流れから考えて」という前提がありました。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですよね。現在の流れでは増える可能性は無いですよね。
補足
少し質問が言葉足らずでした。 「議席を減らすという約束がある現在の流れから考えて」という前提がありました。