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難問長文読解の文章
私は高校1年です。難しい文章の長文が読めません。 最近は教科書のレベルでも苦戦中です。文法の授業は得意な方なのですが、単語が分からなかったり、よく分からないところに意味が取りにくい接続詞があったり・・ 今度の11月の河合の全国模試で英語は61を目標にしています。何とか模試レベルの長文も読めるように今片っ端から長文を読んでいますが、コツがつかめず、なかなか手ごたえががありません。 何か長文読解を解く時にするべきこと、考えねばならないことなどやその他アドバイスをしていただけないでしょうか? よろしくお願いします
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- new_hope
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>あの・・一応お聞きしますが本番ではやらないんですよね? >模試とか受験では問題を解くことが先決ですよね? >それとも本番であっても大体の大意はとってから設問に臨むべきなんですか? もちろん本番でもやりますよ。でも、ちょっと勘違いしていると思います。 普段の自習のときにバラグラフリーディングする癖をつけていると、試験のときは読解するのがすごく速くなります。自習のときは時間がかかりますが、むしろ要約したりキーセンテンスを抜き出したりするのは、速く読むためなんですよ。文章のなかから筆者の主張やキーになる部分を抜き出せるようになるということは、逆にあまり重要じゃないところをすばやく読み飛ばせるようになるということです。 今はまだ作業に手間もかかるし、読むのに時間がかかるでしょうけれど、一旦パラグラフリーディングを身に着けてしまえば、意識しなくてもキーセンテンスを抜き出せたり、頭の中で要約したりできるようになります。単語がわからなくても自然に読み進められるようにもなりますよ。でも自習のときはじっくり時間をかけてくださいね。 わからなくなって、また最初から文章を読み直したりとか、どこに一番大事なことが書かれているのかとか、そういうのが最初の一回でわかるようになれば、かなり速読できるようになりますよね? そうなるために、前もって何時間も時間をかけて、段落構成のパターンなんかをつかんでおくわけです。具体的には、本番のときはもちろんまず設問を読みますよね。それから読解を始めますが、やはり読み進めながらキーになりそうなセンテンスに下線を引いたり、キーワードになりそうな指示語を丸で囲んだりしながら読んでいきます。 で、ここが大事なのですが、設問に答えるときに、どこの部分を根拠にしてその答えを選ぶのか、ちゃんと本文から探してしるしをつけながら答えていってください。これをリーズニングと言います。 たとえば選択肢のある設問なんかの場合は、大抵選択肢2つぐらいは、本文の内容には関係ないものだったりします。もっともらしい引っ掛けの選択肢もありますから、曖昧に答えると見事に引っかかるわけです。そこでかならず、本文のどこにその答えの根拠があるのか確認しながら答えることで、そういうミスを防ぐことができるわけです。
- new_hope
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>これは、一通り問題を解き終わってからすることですか? キーセンテンスを抜き出したり要約したりした後にやったほうがいいでしょう。そのほうが、曖昧に解くよりも根拠をもって回答できます。回答する時にはなぜその答えに決めたのか、どこにそのヒントがあったのかもちゃんと書いてください。読解問題は穴埋めでも指示語の問題でも、必ず文章のほかの部分にヒントが隠されています。 要約する作業をする前に、回答や訳などを見て答え合わせしないでください。設問の答えでヒントなどを見てしまうと、自力でヒントを探す練習も、要約する練習も出来なくなってしまいます。 せっかく設問が用意されていますが、まだ最初のうちはそんなに設問にとらわれなくても大丈夫です。読解問題の中で点数の高い重要な設問は、文章の大意を把握してこそ解ける問題です。設問に気をとられず、まずどの問題でもパラグラフリーディングを身につけることに集中しましょう。 穴埋めさせたり、訳させたりという問題もありますが、結局は筆者の主張を理解しているかを問う問題ですから、必要なスキルは一緒です。難関大学の読解問題では、むしろ100文字で要約させたり、キーセンテンスを抜き出させる問題がそのまま出されたりします。
- new_hope
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自らも受験を経験し、家庭教師などで多少英語の勉強についてアドバイスしてきた経験があります。 No.1さんのおっしゃることが的を射ています。英語の読解が苦手な人の場合、そもそも日本語の文章も読んでいない人が多いです。日本語で同様の分野やレベルの小論文、エッセイなどを普段読んでいないと、英語長文読解も絶対に無理です。 同じ単語力、文法力でも長文読解が得意な生徒は、ある程度筆者の意図や文章の流れを把握していて、次にどういう文章がくるのかを予測しながら読み進めます。多少わからない単語があったとしても、前後の文章から内容を推測して把握できます。一文一文の正確な訳などは気にしません。 また、英語力だけでなく社会問題などの一般教養も必要です。そういう総合的な能力を試すのが長文読解です。 英語長文に出てくるような話題は、教育問題、科学、社会、自然、医療、インターネット、環境問題など、ほとんどネタが決まっていますから、まず日本語でそういう分野の話題に慣れるようにしましょう。エッセイなどというものはほとんど話の流れも決まっています。日本語で構わないので、Newsweek、Forcusなどの大衆紙を購読するのをお薦めします。記事一つ一つに筆者の主張がありますから、新聞より読みやすく効率がいいです。2~3年生になったら、たまに英語版も手を出してみるといいかもしれません。また、文系でまだ社会でどれを選択するか決めていない場合は、世界史を選びましょう。英語長文の内容は、世界史の知識があると有利になる話題が多いです。特にアメリカの文化や歴史に関する出題も多く見られます。 大事なことですが、11月の模試までに間に合わせようなどと焦って速攻な手段に飛びつかないように注意しましょう。受験は付け焼刃では突破できないようになっています。 長文に片っ端から手を出すというのもダメな見本です。ひとつの長文を辞書無しで読解し、段落ごとに一番大事なキーセンテンスと、EXAMPLEの説明や結論の根拠になるセンテンスをそれぞれ抜き出す。最後に200文字程度で文全体を要約。次に辞書を使いながら同じ作業をもう一度繰り返す。辞書なしと辞書ありで結果が違った場合、それが単語力不足だったのか、理解力不足だったのか良く考えること。 これでせいぜい5~6時間かかります。2日かかることもあります。が、こうやって一つ一つの長文を丁寧に読解していく訓練で、大事な部分はどこなのか、長文はどういう構造になっているのかが理解できるようになります。最初にあげたNewsweekなどの大衆紙のエッセイを、こうやって要約してみるのも効果があります。 やや具体的なアドバイスですが、 「We should」や「I believe」などと強い言葉があるところは、筆者の主張がこめられているところであり、段落のキーになる文章です。「In short」(つまり~)などという部分も同様に大切です。 反対に「For example」や「Because」のある箇所には、結論の根拠になる理由や例が書かれています。ここにわからない単語があろうと、なんとでもなる場合が多いです。 また、「To begin with,」とか「First,」などときたら、これに続く主張以外に、後でもうひとつ何か主張がくるんだな、などと判断できます。 こういう風に文章の流れを教えてくれる表現はいくつもあり、エッセイに慣れ親しんでいる人は、最初の単語を見ただけで、文章の中身がわかるようになるわけです。だらだらと同じペースで読み進まずに、文章の重要度によって緩急をつけていくことで、スピードも理解力も上がっていきます。 私が書いたような長文読解の勉強方法を「パラグラフリーディング」といいます。1年生では単語力も少ないでしょうし、まだ早いですが、「パラグラフリーディング」という謳い文句がついている参考書で勉強するとコツもつかみやすいかと思います。マトモな勉強方法でも、点数が安定するまでにせいぜい半年はかかります。安定してしまえばこっちのものですし、小論文や現代文なども得意になります。 1年生ですと十分余裕があるので、焦らずじっくりやりましょう。大切なのは11月の河合模試ではなく、2年半後の受験当日です。
お礼
ご返答ありがとうございます >ひとつの長文を辞書・・・ これは、一通り問題を解き終わってからすることですか?
- harepanda
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1)指示代名詞が、具体的には何を指しているのか、常に考えること 2)教科書に出てくる長文には、挿入文といって、途中で割って入っているだけの文が含まれていることがある。長文で、ふたつのカンマ「,」で挟まれた部分があったら、その部分は、カッコに入れてしまい、いったん無視して前後のみを読むと、意味がつながる時がある 3)単語は記憶で増やすしかないが、いくつかはパターンがある * un, in, im, ir, il, deではじまる単語は否定の意味であることが多い。たとえばdeactivationという単語を見たら、deを外してactivationという名詞にし、さらにactivateという動詞を考え、「ははあ、これはアクティブにするという意味の動詞を名詞化し、さらに否定の意味をつけたものだな。停止、とでも訳しておこうか」と考える * いわゆるラテン系形容詞に注意。inferior(より劣った)、superior(より優れた)、junior, senior等。これらの形容詞の特徴は、本質的に比較級の意味を持っているので、原型や最上級がないこと、比較対照を引き合いに出す時にthanではなくtoを使うこと。(Monkeys are superior to cats when it comes to rock climingは、ロッククライミングなら、ネコより猿のほうが得意だ、の意) * 国の名前でtheがつくのは、アメリカ、イギリス以外にオランダthe Netherlands(複数形!)とフィリピン 4)倒置文を恐れない 英語の倒置の80%は、「文の要素の2番目に来るのが動詞である。その他は前後が入れ替わる可能性がある」と覚えるだけで理解できてしまう。例えば、There is a ball.は、そこに(副詞)、存在する(Be動詞)、ボール(主語)という語順であって、Thereが主語ではないことに注意すること。ちょっと拡張すると、There in Japan is no Burger King store.で、There in Japanが、あちら日本側では、という副詞のカタマリ。2番目にBe同士が来て、最後に主語。あちら日本側にはバーガーキングの店はない、という意味になる。Never during my life have I seen such a stupid thing!は、Never during my lifeは自分の一生を通じて~はなかった、という意味の副詞のカタマリ。haveが2番目の文要素である動詞。ただし、この場合のはhaveは完了形を導くためのものなので、後でseenという過去分詞が出てくる。自分の生涯を通して、こんなバカなものは見たことがない、の意味。 5)関係代名詞に続く文は、カッコに入れてしまって無視し、前後だけを読んでまず全体像を理解する。それに、関係代名詞に続く修飾分を、後から追加すればいい 6)英語は、同じ単語の繰り返しを好まない傾向がある。Theをつけて出てきたある単語が、別のものの言い換えである時がある。たとえば、文章の前のほうに、Japanは云々とかいておいて、あとから、the countryと言い換えたりする。気取った文章だと、この言い換えが激しい。意味のわからない、初めて出てくる単語についたtheは、何か別のものの言い換えだと考えて元の単語を探してみること 7)英語は時制に極めて厳格である。特に、過去完了形の出てくる文章は、なにか時間の流れと物事の発生順序を意識して読む 8)a former sumo-wrestler and restaurant chain ownerなどを見たら、「え?かつての力士にはaがついてるのに、レストランチェーンのオーナーにはaがついてないのはなぜ?」などと考えてはいけない。これはふたりの人物ではなく、かつての力士にして(現在は)レストランチェーンのオーナーである1人の人物である 9)男女平等の観点から、以下のような表現が生まれた。 Everyone has their own taste.だれもが、自分の趣味を持っているという意味だが、Everyoneという単数主語を、theirという複数の所有格で受けている。混乱しないこと。本来の英語では、Everyone has his own taste.である。 などなど。高1にはまだ難しい内容もあるかと思いますが、めげずにがんばりましょう。
- IsakAjimaf
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外国語の読解では有りがちな悩みなんですが、単語の意味や構文を文頭から順番に、そして完全に解釈していかないと内容が解らないと考えてしまう人が多いように思います。 あなたは普段の生活で新聞を読みますか?日本語で書かれた大衆紙を?記事でも投書欄でも広告でも良いです。自分が関心を持って読み始めたなら、わからない語句が出てきた時に「これは先を読んでも解らない」と思って投げ出したりしないですよね?そういう時は、前後の文脈を手がかりにして、無意識のうちに文章全体から情報を得ようと想像で補っているはずです。外国語でも同じです。テーマは何か?書き手がどういう立場なのか?そういったことを念頭に置いて読むことです。単語や文法は道具に過ぎません。 あと、もう少し具体的な手がかりを挙げておきます。 1)主語と述語を意識して読むこと 2)日本語の長文問題でやるように、段落の区切りがある文では各段落の要点を一言でまとめてみること 3)試験問題の場合は、先に問題文や下線部、虫食い欄などの部分だけ斜め読みしてみること 練習として読んでみるなら、本屋の外国語コーナーに売っている20ページくらいの小冊子(あらすじを知っている童話や日本人の小説ならなお良い)で始めるのも良いかも知れません。解らない部分があってもとにかく最後まで読み通してください。読解力は国語力です。英語以外の教科にもプラスになるはずだと思いますよ。
お礼
ご返答ありがとうございます あの・・一応お聞きしますが本番ではやらないんですよね? 模試とか受験では問題を解くことが先決ですよね? それとも本番であっても大体の大意はとってから設問に臨むべきなんですか?