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朝と夜の電圧の変化について

朝と夜では送電圧が違うと聞いたのですが本当ですか?使う人が多いと電圧が下がり、少ないと多少あがるような事を聞きました。 また、地域によっても若干異なると聞きました。発電所の距離の影響をうけると

みんなの回答

  • outerlimit
  • ベストアンサー率26% (993/3718)
回答No.4

他の回答にもありますが、電気の使用(電力)が増えるほど、末端の電圧が低下します 電力会社では、末端までできるだけ電圧が一定になるように、経験値と使用されている電力を基に変電所で電圧を調整します 使用量が多いときは電圧を高く、使用量が少なくなれば電圧を低くします この調整は、ある程度の周期で行いますので(数分程度の短期間の変動は許容する)、使用される電力が変わってから電圧調整されるまでの間は、電圧が変わります 夜間から深夜にかけて電力が少なくなる場合には、電圧調整される直前は電圧が高い状態です(長くても30分程度で調整されます) 逆に朝、電力が増加する場合には電圧調整される直前は電圧が低くなります この調整を行わないと 電力が少なくなれば電圧が上がり、電力が増えれば電圧が下がります 調整を行っていますから、見かけの電力と電圧は複雑な挙動を示します

  • info22
  • ベストアンサー率55% (2225/4034)
回答No.3

単純化して2本の送電線で電気を送る場合を考えて見ましょう。 送電線には電気抵抗2r[Ω/m](2は往復の2本の電線分)があります。送電線の抵抗は送電線の長さL[m]に比例します。そして送電線による電圧降下Δvは受電端で電流I[A]を沢山使えば大きくなり、使わなければ小さくなります。 Δv=2r×L×I Δv=(送電端の電圧Vs)-(受電端の電圧Vr) つまり (受電端の電圧Vr)=(送電端の電圧Vs)-Δv 電力会社はどのような考えで電気を供給するかといえば、 各家で契約アンペア(10A、20A、30Aの契約など)をあわせた電流Iを想定して、各家庭の電圧が交流100Vになるように、送電側の電圧を Vs=Vr+Δv=100+2rL×Iで送電します。 rLは予め既知ですから固定できます。 一方電流Iは夜の早い時間は契約アンペアをフルに使い早朝電気を消して皆寝静まっている頃は電流が非常に少なくなります。 契約電流使用時に100Vの受端電圧を保証しなければいけませんので電流を使わないときは、Δv=2rL×Iが減って、その差分だけ受端側電圧が上がります。 私の会社でも蛍光灯やモーターやパソコンや空調などで使う為、沢山の電気を使う契約を電力会社と結んでいます。各電源コンセントが、各部屋に複数あって建物全体ではすごい数になります。 所が、末端で使う電流は平均で契約電流の半分今です。電流を半分以下しか使わないので、受端側の電圧は105~107[V]程度あります。本来は100Vでないといけませんが。 末端の需要家の使う電源の電流の変動は昼間、早い夜、早朝で変化しますし、1年の間の四季「春夏秋冬」によっても電流が変化します。 それによって受電端の電圧が上がり気味になります。 電力系統で考えると、オリンピックの開会中や甲子園の試合中継中はテレビを一斉に見ますので電気の消費量が増え、電流を沢山消費します。それが首都圏全体ともなるとものすごい電流の変化となりますので、受端電圧が出来るだけ変化しないように、発電量を調整して送電端電圧を調整します。そして末端の電気を消費する受電端での電圧変動を少なくするように毎日コントロールしています。 受電端の電圧変動が多い所は、昼間と夜や深夜の電力使用量が極端に違う場所では末端の電圧変動が、より大きく変動します。その影響は送電線が長くなるほど差が顕著になります。大きくは変動しないように電力会社は1日の電気消費量や季節による電気消費量を予測して発電量のコントロールを時々刻々やっています。

回答No.2

電力の消費量は絶えず変化しており、それに応じて、送電線、変圧器、配電線などの電圧降下が変動します。そのままにしておくと、利用者のところで電圧が大きく変わるので、電力会社においては常時電圧制御がなされています。発電所では発電電圧を変えます。変圧器ではタップを切り替えます。送電線ではコンデンサやリアクトルで力率と電圧の調整をします。それらの制御の結果として、配電電圧は概ね規定範囲に収まっていますが、配電線や柱上変圧器では電圧調整が出来ないので、受電点の電圧は、配電線の長さや周辺の電気の使用量によって少しは変動します。(±5%以下)

  • keiwa
  • ベストアンサー率25% (354/1399)
回答No.1

今から60年程昔、終戦直後にはその様な事がありました、夕方皆が電気を使い始めると電圧が下がり電灯が薄暗くなったものです。 現在では、その様な事はありません、発電所は増え、送電技術も格段に進歩して電圧降下はほとんどありません。 1日の電圧変動は数ボルト以内だと思います、当然地域による差はあると思います、例えば離れ島とか需要の少ない遠隔地とか。

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