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因果関係とは何か

因果関係とはどういうものでしょうか?

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noname#41925
noname#41925
回答No.17

koumori44さん、こんばんは。 >>「原因」ということばが科学以前の段階で用いられるにいたった原因である大ざっぱな一様性 なるものが、なにを意味しているのか、私にはわからなかったのですが、この大雑把な一様性ってなんのことを言っているのですか? たとえば、稲妻のあとには雷鳴が、打撃のあとには痛みが、近づいてくる火の後にはぬくもりが、一様にあらわれる。 といったようなことだと思います。

koumori44
質問者

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たびたびご回答いただき、ありがとうございます。

koumori44
質問者

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>>「原因」ということばが科学以前の段階で用いられるにいたった原因である大ざっぱな一様性 >たとえば、稲妻のあとには雷鳴が、打撃のあとには痛みが、近づいてくる火の後にはぬくもりが、一様にあらわれる。といったこと どうもこんばんは。 なるほど、的確で簡潔なご回答で、ありがたいです。 しかし、一様というだけではやはり、原因の条件には少ないか、もしくは曖昧のような感じがします。 たとえば、太陽が沈んだあとには、大抵、月が昇りますので、これは一様といえば一様だと思うのですが、だからといって、太陽が沈んだ事が月が昇ることの原因である、ということはいえないように思います。 とはいえ、一様というのは、原因という概念の、一つの条件である気がしますね。 相関関係がある、と言い換えてもいいかもしれません。

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その他の回答 (20)

  • koun
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回答No.10

『~が~の原因である』とはもし~が成立しなかったら、結果であるところの~が成立しない可能性がある、ということを言っているのだと思います。一般的にある結果の原因というのは、列挙すればきりがありません。もしかしたら、原因と思われていなかったことが、結果の成立の一条件となっていることもあるのです。 結果というのは、何が成立しているかという条件と、法則で予測ができるものです。原因と結果を結びつける法則如何によって、原因に含まれる事象も変化します。 因果関係の問題としては、因果関係は何と何の関係なのか?、単に、時間的に前後の関係なのか?といったことがあると思います。他にもいろいろな問題があると思いますが、マリオ・ブンゲの『因果性』という本をおすすめします。

koumori44
質問者

お礼

回答いただき、ありがとうございます。

koumori44
質問者

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原因という事に関してですが、日常で「~が~の原因である」と言う場合、 具体例を出すとたとえば「ボールが当たったことが、ガラスが割れたことの原因である」という場合、 通常、 もしボールが当たらなかったら、ガラスは割れなかったはずだ、 というぐらいの感じの意味がある気がします。 つまり、ボールがあったからこそ割れたのであり、ボールは割れたことの必要条件である感じがします。 しかし仰られるように、 >「~が~の原因である」とは、もし~が成立しなかったら、結果であるところの~が成立しない可能性がある、 という事であれば、 もしボールが当たらなかったら、ガラスはわれなかったかもしれない、 ということになり、これだと、ボールが当たらなくっても割れたこともありうる、 という感じになって、ボールは割れたことの必要条件ですらなくなりそうです。 これは、通常の言葉遣いの感覚から比べて、原因と結果の結びつきが、大分弱すぎる感じがしますし、結果の成立の一条件(必要条件)にもならないということになりそうですが、いいのでしょうか。

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noname#41925
noname#41925
回答No.9

質問者:koumori44さん、おはようございます。 原因というものを考えないと未来に対処できないということがあります。 つまり人間は未来に起こり得る事象に対して操作可能であるという自由意志を獲得するために偶然を必然として受け入れるわけです。 因果関係をカントは人間の側に先天的に備わった悟性のカテゴリー、ヒュームは経験によって意識に印象付けられた習慣、ニーチェは人間という種族に固有の心理的習慣と捉えたようです。

koumori44
質問者

お礼

たびたび回答いただき、ありがとうございます。

koumori44
質問者

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因果関係は、人間の心理的な構成物であって、実体としては存在するものではない、というような方向のご意見でしょうか。確かに、原因という概念には、~をひきおこす、というような、必然性に関連する概念が含まれているような気がするので、帰納の問題や、必然性とは何ぞやという問題を考えれば、そうなるのかもしれません。 しかし、実体として存在しないとしても、ともかく日常では、原因という言葉はよく使いますし、より原因としてふさわしいこととそうでないこと、というのもあるような気がします。では、そういった日常の原因という言葉は、どのような意味の言葉なのでしょうか。 原因という言葉のより正しい使い方、というのは、一体はどういうものなのでしょうか。どのような条件がそろえば、ある事柄がある事柄の原因と述べることが、妥当だとされるのでしょうか。

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  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.8

因果関係とはどういうものでしょうか? 刑法上の因果関係は、行為の結果について、「どの結果についてまで行為者の責任を問うかという法的価値判断上の概念」ですね。 ウィキペディアで「相当因果関係」で調べれば詳しく解説されています。 一方、回答の多くは「因果律とか因果(または縁起)の法則」と呼ばれるものですね。因→縁→果(果が因となる)→縁→果 の連鎖のことですね。この法則による関係は刑法上の因果関係とは似て非なるものですね。 仏教的には因果の理法は誰も、仏神でさえくらますことができない「不迷因果」ですから、それによって日々生じた関係はなくすことはできないものですね。生じた関係はなくすことはできないが永遠の時間連鎖なので修正はできるということですね。 刑法上の因果関係は物理的に生じた関係についてのみ論じていますが、人間の心(思考)は永遠の縁起の時間連鎖ですから、実行行為があろうがなかろうが日々因果関係を作っているんですね。心で良き事を考えれば良き結果が残り、心で悪しきことを考えれば悪しき結果が残る、死んでも心が残れば、引き続きの因果の時間連鎖のなかにいるということですね。つまり、物理的には因果関係は解消できないという関係ですね。 そこで修正することを「反省」というのですね。 参考程度に

koumori44
質問者

お礼

回答いただき、ありがとうございます。

koumori44
質問者

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仏教における因果応報みたいな考えは、興味深いところですが、さしあたり、今回の質問では、そちらの方面は深入りしないつもりです。 教えていただいた、相当因果関係という考えは、大変参考になります。 自然科学の領域なんかだと、事物と事物の因果関係という感じが多いですが、 刑法上の因果関係は人間の行為という側面が加わって、より難しくなりそうですね。 しかしながら、心的な因果が含まれると、話がさらにややこしくなるので、さしあたり、もっと一般的な、事物と事物の因果関係についてから考えていき、ある程度整理されたら、心的因果に進んでいこうかと思っております。 一般の事物と事物の間に、因果関係が成り立つための条件というのは どういうものなんでしょうかね。

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noname#84124
noname#84124
回答No.7

辞書的、一般的な説明なら、すでに最初の方に回答があるようですが、そこにとどまらないところをお尋ねということですか。 「因果関係の内実」には、もちろん個々の事情だとか、主観といった心理的なものも絡むでしょう。 ある者にとって原因となること(そうなる作用が加わったとして)それが、別のある者にとってそうはならないということはよくあることです。 二者の間で何かを「因」と捉えたとしても、「同じ意味の因」と捉えているとは限らないし、相手の因がどういう意味の因かをわかってはいて、それでも自分にとって相手とまったく同じ意味の因とみなしているとは限りません。 「相手にとっての因」がどうであるか、「自分の因」とどう違うかということを見分けられるかどうかにも、諸条件により個々で差はあります。 従って時間の経過と共に、ある結果に至るまでの途上において、結果に対する期待や解釈が、それぞれ違いがあることがあらわになることは、じゅうぶんありうることです。

koumori44
質問者

お礼

回答いただきありがとうございます。

koumori44
質問者

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何を原因とするかは、主観的な事柄の影響を受ける、ということは確かにあるみたいですね。 しかし、ある事柄(結果)に対し、いろいろな人が、いろいろなことを原因と捉えたとしても、その中には、より妥当な原因もあれば、そうでないものもありそうです。 より妥当だとされる原因の判断基準はどういうものか、言い換えると、何かが何かの原因であるためには、その原因とされた事柄に、どのような条件そろっている必要があるのか、ということに興味があります。

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  • nisekant
  • ベストアンサー率11% (13/112)
回答No.6

我々が世界(物自体)を「推し量る」ために「物差し」として創造したものです。

koumori44
質問者

お礼

回答いただきありがとうございます。 我々が作ったものですか。確かにその要素はとても強そうですね。

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noname#40981
noname#40981
回答No.5

群盲が象をなでるということ

koumori44
質問者

お礼

回答いただきありがとうございます。 ちょっとよくわかりませんでした。

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回答No.4

おはようございます。 質問するのも、回答するのも、なかなか難しいですね。 因果関係の関係と原因ですか。 普通に考えると、原因と結果は、循環論的になりますね。 風が吹けば・・・桶屋が、とか。 結果が次の原因に変わっていきます、 その二項の間に、「原因」「関係」があるはずですが、 これも、循環論ポイですね。 「原因」をなんらかの作用とすると、ある種の「力」ですね。 「力」の定義を見ると、なんらかの変化・作用が、有ったときに、 その二項のまたは、最初の項に、力が加わったことになります。 これでは、さっぱり解りませんから、 関係の世界を、縦糸と横糸で見ると解りやすいかも、 どちらかといえば、縦糸を重視すると、因果関係 横糸を重視すると単純な単なる「関係」、その内実は、結局、言語表記に頼らざるを得ないですね。 注意する点は、原因と結果の頻度でしょうが、「親子」の関係は、生まれてから死ぬまで変わりませんが、「夫婦」は変わる可能性もあります。物と物の関係も、同じ過程が繰り返される頻度が高いほど、因果関係が強くなるといったところでしょうか。 適当に書いてみました、失礼します。

koumori44
質問者

お礼

お答えいただき、ありがとうございます。

koumori44
質問者

補足

どうも、原因と一言で言っても、観点によって色々捉え方がありそうですね。 確かにある事柄が、何かの結果でありながら、同時に何かの原因でもあるというような、循環的な関係はありそうですね。その観点から見て、原因をどんどんさかのぼっていくと、何か神のような根本原因なるものはあるのか、という事も興味深いところですか、さしあたり、そちらの方面には進まず、今のところ、二項間で原因と結果の関係とはどういうことなのかが気になっております。 ある事柄が、他の事柄の原因であるという風にいうことが妥当なときというのは、どのような条件として、とりあえず、同じ過程が繰り返される頻度が高い、AがあったらBもある、というようなことは、因果関係の条件のような感じがします。 でも、それは単なる相関関係でもいえそうな気がします。 もっと他の条件も必要なんではないでしょうか。

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noname#41925
noname#41925
回答No.3

すいません訂正させていただきます。 石ころが太陽に曝されて熱くなった。 ですね。

koumori44
質問者

お礼

お答えいただき、ありがとうございます。

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noname#41925
noname#41925
回答No.2

koumori44さん、こんばんは。 かんたんな説明ですが、因果関係とは事象Aと事象Bとの間に存すると想定される原因・結果の関係のことです。 例えば石ころが太陽に熱せられて熱くなった。 石ころが太陽に熱せられる、が事象A。 石ころが熱くなった、が事象Bです。

koumori44
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。

koumori44
質問者

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どうもこんばんは、richland3さん。 ちょっと質問の仕方がわるかったかもしれません。 因果関係が、 >事象Aと事象Bとの間に存すると想定される原因・結果の関係 というのはわかるのですが、質問の意図はその関係の内実について、すなわち、 原因と結果の関係というのは、どのような関係なのか? もっと端的に言えば、原因とは何か? という質問でした。

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  • x1va
  • ベストアンサー率26% (802/3006)
回答No.1

原因が先にあって、結果が後に来ること。そしてその逆はないこと。

koumori44
質問者

お礼

お答えいただき、ありがとうございます。

koumori44
質問者

補足

ちょっと質問の仕方が悪かったかもしれません。 原因、結果、というのは、何のことなのでしょうか。

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