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因果関係について

司法試験の過去問についてわからないのですが。。 日本刀で人を切り付けたら、身をかわされ、通常は全治2週間で直る傷しか負わせられなかったにもかかわらず、たまたまその人が血友病であって出血が止まらず死んでしまった・・ とありましたが、因果関係は切れるのでしょうか? 切れるとすればどのように考えた場合でしょうか?

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  • fu_ji_77
  • ベストアンサー率41% (7/17)
回答No.2

ロースクール生です。 相当因果関係説(折衷説)によると、行為時に一般人が認識しうる事情および、行為者が特に認識していた事情を相当性判断の基礎事情とします。 この場合、切りつけた当時に一般人は、被害者が血友病でちょっと傷を負わせただけで出血多量で死んでしまうなどとは通常認識し得ない。切りつけた本人が特に被害者が血友病だと認識していたなら因果関係は切れない。認識していなければ因果関係が切れることになる。 ちなみに、判例で相当因果関係説に立って判断しているのは米兵ひき逃げ事件ぐらいのものです。

poprockj
質問者

お礼

なるほど・・普通に切っていいんですね。 ありがとうございます。

その他の回答 (2)

回答No.3

因果は切れない、法的評価を行うべきものだ。 残念ながら、言葉の意味がお分かりでないようだから、のう少し学習を重ねられるべきかと思う。

poprockj
質問者

お礼

ありがとうございます。 普通切れるとは思えないのですが、切っている答案が多いのでそうなのか~と思いました。

  • lien30
  • ベストアンサー率54% (6/11)
回答No.1

(切れない場合)  ・条件説  ・相当因果関係説・客観説  ・相当因果関係説・折衷説で、行為者が血友病につき悪意or一般人が知りえた (切れる場合)  ・相当因果関係説・折衷説で、行為者が血友病につき善意and一般人も知りえなかった 問題文に、行為者の主観について書かれているのではないでしょうか?

poprockj
質問者

お礼

すみません、切った本人には血友病の認識がありませんでした。 折衷説が通説?だとすれば、やはり切るべきなんですね。 ありがとうございました。