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負性抵抗とは
IMPact ionization Avalanche Transit Time(IMPATT) のdiodeや周波数Multipliersなどの用語があるのですが、 調べていく中で、負性抵抗という言葉がでてきました。 負性抵抗とはどのようなものと考えればよいのでしょうか? またIMPATTについてご存知でしたら、IMPATTについても 教えていただけたら幸いです。
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負性抵抗とは、局部的に「負性の抵抗値」(すなわち電圧を増すと電流が減る現象を持つ性質)を持つ素子などの性質を意味します。 正抵抗に信号を加えると減衰しますが、負性抵抗に信号を加えると拡大します。このため、共振回路を接続することで発振回路を構成することも出来ます。↓ http://ngch1939.hp.infoseek.co.jp/ture110.htm トランジスタ回路も、二端子インピーダンスを計算すると、負性抵抗を示すことがわかります。↓ http://www.internix.co.jp/publish/newsletter/nl90_pdf/nl90micronetics.pdf IMPATTdiodeは、ツェナーダイオードに近いもので、雪崩電子が空乏層を走行する時間遅れによって生ずる「負性抵抗」を使って、マイクロ波やミリ波を発振・増幅するダイオードです。↓ http://ngch1939.hp.infoseek.co.jp/ture104.htm ただし、現在はGaAsFETなどの優秀なトランジスタがあるので、ほとんど使われません。
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- endlessriver
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「負性抵抗」(>_<)、思い出すにもおぞましい言葉です。普通、以下のグラフで負の傾きをもった部分をさすと思います。 http://www.nagare.or.jp/mm/2001/kawaguti/japanese/a04.htm 直流としては(原理的には)何でもないのですがこの負の傾きにポイントをとって微少の変動(交流分)があると入力が減ると出力が増すと言う増幅器にとっては「トンデモ」なことになります。要するに抵抗はエネルギーを消費するがこれはエネルギーを供給?することになります。昔、電子管の設計をしていましたがグリッドからの二次電子放射には泣かされました。でもこれがなければ光電子倍増管による小柴博士のノーベル賞もなかった...はず。
お礼
endlessriverさま ご教授ありがとうございます。 参考にさせていただき勉強します。
ANo.1 です。 ANo.2 さんの回答、恥ずかしながら知りませんでした。 google検索 負性抵抗 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E8%B2%A0%E6%80%A7%E6%8A%B5%E6%8A%97&lr=
お礼
kfd03077さま 早速のご教授ありがとうございました。 皆さんの回答とあわせて勉強させていただきます。
- shintaro-2
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負性抵抗というのは、 温度特性の話ではありません。 通常の抵抗は、電圧を上げると電流も増えますが、 負性抵抗の場合は、 電圧を上げると、電流が減ります。 発信器に利用可能で、 江崎ダイオード、ガンダイオードが有名です。
お礼
shintaro-2さま 通常の抵抗は、電圧を上げると電流も増えますが、負性抵抗の場合は、電圧を上げると、電流が減ります。 のくだりが理解しやすく助かります。 参考にさせていただき勉強します。 ありがとうございました。
多分このことでしょう。 電気抵抗は「正特性」のものと「負特性」のものがあります。 「正特性」は、温度が上がれば抵抗値も上がる、 「負特性」はこの逆になります。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E6%8A%B5%E6%8A%97%E5%99%A8+%E8%B2%A0%E7%89%B9%E6%80%A7&lr=
お礼
gura_さま 正抵抗に信号を加えると減衰しますが、負性抵抗に信号を加えると拡大します。の下りが分かりやすいです。 ありがとうございます。 参考にさせていただき勉強します。