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日本兵の死亡率は?
太平洋戦争に参加した日本兵の死亡率はだいたいどのぐらいでしょうか。 正確な数字はもちろんわからないと思いますが、個人ベースで考えて、 出征して死亡した人/出征した人 のおおまかな割合を知りたいと思っています。ネットで検索してもわかりませんでした。 シベリアに抑留された方に限ると、6万/60万ぐらいで、1割ぐらいの方が命を落とされているようです。 できれば、根拠や典拠とともに教えていただけると幸いです。 よろしくお願い致します。
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こんにちは。 太平洋戦争における日本兵の死亡率ということですが、お答えする前に当時は朝鮮、台湾において徴兵または志願した人々も当時は日本兵として戦っていますので、これらも含めた数字ということでまずはご理解ください。 また戦死者(死没者とも呼ばれています)には陸海軍兵士及び軍属も対象にしております。さらに戦場においての戦病死はもちろん、輸送中の死没者と終戦以降の戦時死亡宣告者やその恐れのある者も含みます。 さらに日中戦争における陸軍・181,000名、海軍・7,700名も含みます。 前置きが長くなりました。 昭和20年8月15日時点で把握されていた兵力は、日本全土、中国、シベリア、東南アジア、太平洋諸島のすべてにおいて、陸軍・5,472,400名、海軍・2,416,700名の計7,889,100名が投入されたとされています。 その中での死没者ですが、陸軍は昭和20年8月14日以前が1,482,300名、同年8月15日以降で164,900名の計1,647,200名。海軍・同年8月14日以前で457,800名、8月15日以降で16,000名の計473,800名になります。 つまり太平洋戦争においては7,889,100名中、2,121,000名が死没したということになります。 これらの資料は、旧厚生省援護局が昭和39年3月1日に作成したものです。また出典は 「日本陸海軍辞典コンパクト版」新人物往来社・2007年9月30日発行から抽出しています。 以上手元の資料の丸写しですが、お役に立てれば幸いです。
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- xiansui
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資料によって数字が大きく異なるため、 「これだ!」というのは難しいですね。 太平洋戦争(日中戦争を含む)の概数では死亡者のみで250万人 間接死者(食料・薬品不足)を含めれば400万人弱位ではないでしょうか? 太平洋戦争ではないのですが日中戦争時の人的損害は厚生省の記録によると 昭和12年 死傷者: 41000人 (第二次上海事変を含む) 昭和13年 死傷者: 53000人 昭和14年 死傷者:131000人 (ノモンハン事変を含む) 昭和15年 死傷者: 82000人 昭和16年 死傷者: 56000人 (10月まで) となっています。 ちなみにアメリカは 戦死者:45万人・負傷者108万人です。 参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございます。知りたいのは、日本兵に限った死亡率です。 他の戦争と比べても圧倒的に多いというのはわかってきました。 引き続き、ご存じの方、よろしくお願い致します。
- usokoku
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うちの使用人 (全員)/(全員) 100%死んでしまい、戦後、労働力不足によって経営を断念しました。 戦後生きていたのは、 親が重病と賃金の前払いを受けて実家に帰ってその後音沙汰なし(30年後観光旅行の際に生存を確認) 出兵数日から数ヶ月前に終戦の3名 家事雑用を行っていた最年少者 の合計5名だけでした。
補足
ありがとうございます。大変おつらい経験をなさったようで、お察し申し上げます。 ですが、知りたいのはすべての日本兵を母集団とした割合です。 もし何かご存じでしたら、ご教示いただければ幸いです。
この手は、 その戦いで、何月何日の零戦の損害数を詳細に記載してはあるが、 計算してみると、計1万機生産のつじつまが合わない。 こう言う記載が多いので注意すべき所です。 ザ・ワールド・アルマナックは、NYタイムスの記者も信憑性が高いと評価しているようです。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/nvcc/TR7.HTM アテにして良いかは疑問です。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/nvcc/WA3.HTM 最終、550万人の兵力を保有とあります。
お礼
ありがとうございます。参考にさせていただきます。
お礼
ありがとうございました。 出典を含め具体的に教えていただき、非常に参考になりました。 さっそく本を当たってみます。