※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ラテン語 ,quo pacto coefficientes a,b etc. quousque libet determinari poterunt.)
数学者ガウスのラテン語から学ぶ展開式の係数
このQ&Aのポイント
1800年代の数学者ガウスのラテン語を読んでいます。分数B/Cを展開することによってAが生じ、係数a,bなどは自由に決められます。
ラテン語のquo以下の文法構造について疑問があります。特に、1.libetの役割や2.pactoのquoへの関係がわかりません。
A=ax+bx^2+cx^3+... (1)の形式で表されるAの係数a,b,cなどは、分数B/Cの展開式と対応して決めることができます。
ラテン語 ,quo pacto coefficientes a,b etc. quousque libet determinari poterunt.
1800年代の数学者ガウスのラテン語を読んでいます。
その文章中に以下の文がありました。
Oritur itaque A ex evolutione fractionis B/C ,quo pacto coefficientes a,b etc. quousque libet determinari poterunt.
だいたいの意味は
「よって(itaque)、分数B/Cを展開することによってAが生じる。(Aより)係数a,bは好きなだけ決められる。」
ということだと思います。
quo以下の文法構造がよくわかりません。特に、
1.libetは不定形だと思うのですが、どのような役割か?
2.pactoはquoにかかっているのか?
よろしくお願いします。
なお、Aはこんな感じです。
A=ax+bx^2+cx^3+... (1)
(t^2はtの2乗)
たとえば、分数B/Cの展開が
B/C=3x+7x^2+11x^3+... (2)
ならば、
(1)=(2)より
a=3,b=7,c=11
という感じです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >quousque(?)ではなくquosqueのはずで 確認したところ、論文にはquousqueと書いてあります。 「どれくらいまで」という意味の副詞だと思います。 http://lysy2.archives.nd.edu/cgi-bin/words.exe?quousque でも、おっしゃるとおり文法書にはlibetはlibetは目的格をとる非人称動詞であるとありました。 >この"quosque libet" 全体は不定詞determinariの目的語でもあります そうなのですか。 この文は受動態なので、determinareの目的語は主語のcoefficientes a,b etc. だと思うのです。 >quoの先行詞はAです。quo pacto は本来ならcoefficientesに性数格が一致すべきところですが直前のquoにひきずられてpact"o"、一見「独立分詞構文」ぽいのですが与格です。 ありがとうございます。わかりました。
補足
自分なりに解決しましたので、一応ご報告しておきます。 辞書に、 quodlibet 誰でも undelibet どこからでも quantumlibet どれほど多量でも が載っていました。これから類推するにquosque libetは「どこまででも」という意味の副詞として使われているようです。