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シュミットハンマーの正確性

耐震診断のときに、シュミットハンマーを用いることがありますよね。 私は、学生時代に、供試体を作成して、実験から強度を求めてきました。 それで、気になってしまったのですが、シュミットハンマーはどのくらいの正確さがあるんでしょうか?どなたか、教えてください。よえろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.2

こんにちは。 擁壁や水路などの強度を測ると、裏込め土の状態によりかなり強度に差がでますね。裏込めが緩いとシュミットの衝撃が逃げてしまうんでしょうね。また、打撃面の状態(凸凹だとばらつきが多い)や、骨材のど真ん中にたまたま当たったり、打つ人が勢いよく押し込んだりすると大きく出たりするみたいです。強度試験は破壊試験ほど正確なものはありませんが、まあ、そういった不安定要素を極力排除してサンプリング数を多く取れば相対的な基準としては施工管理に十分だとは思っていますが・・・打撃はリズム感を持ってやったほうがうまくいくような気がしています。^_^;

nebako
質問者

お礼

なるほど、強度を測定するものの構造や、それに接する状態にも影響してしまうということでしょうか。試験するときにはそういったものも考慮する必要がありそうですね。「打撃にはリズム感」、とても参考になりました。ありがとうございました。お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。

  • stojkovic
  • ベストアンサー率39% (9/23)
回答No.1

私は、コンクリートの非破壊検査方法として、シュミットハンマーを、学生時代勉強しました。 耐震診断のときに用いるシュミットハンマーと、nebakoさんは言っていますが、コンクリートの強度推定として、回答させて、頂きます。 シュミットハンマーは、基準反発数からコンクリート強度を推測するのに、利用されます(細かく言えば、ヤング係数(動弾性係数の初期接線係数が大きめに出る事の校正も必要ですが。)。 ただ一般的に、測定誤差、円柱供試体のバラツキ(分散)、装置(シュミットハンマー)の精度、etcからして、約5~10%の誤差があると考えていれば、実用的です。 研究用の精度の高い(お金が高い)ものになれば、気温・湿度・測定点の選定、etcが、いろいな要因が多数あり、これといった決め手は、一意的には、決まりません。 耐震診断のとは、少し違うかも知れませんが、耐震診断≒コンクリート強度という事であれば、上記の事で大丈夫です。

nebako
質問者

お礼

stojkovicさん、とても分かりやすくて参考になりました。 私は、学生時代、破壊試験の実験しかしたことがなかったので、破壊にいたらないのに強度が測定できることがなじめなかったんです。が、ヤング係数、動弾性係数等、私も遠い記憶ながら覚えています。基準反発数から強度を推定しているわけなんですね。そして、一番気になっていた精度のことも、誤差が約5~10%程度ということで、とてもすっきりしました。本当にありがとうございました。お礼が遅くなって本当に申し訳ありませんでした。

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